「くるくるり」
ヒラヒラと飛ぶ、カエデやモミジの種子の仕組みを応用した、ペーパークラフトです。くるくると回りながら落下する面白さを体験できます。東北芸術工科大学 総合美術コースの金澤愛理さんが演習の中で開発し、同コースの高橋伶奈さんが、未就学児でも取り組みしやすいものとして、実施プログラムを設計しました。2025年6月に、みなみやまがた幼稚園と協働のワークショップとして開催されました。

カエデやモミジの種子にはヒラヒラと飛ぶという特性があります。全体が羽のような形をしていて、片側が厚くなっていることで、小さな空気の渦を生みだし、空気の抵抗を受けることにより、回転しながら落下していきます。


本プログラムは、みなみやまがた幼稚園と東北芸術工科大学が共催するアートプログラム『やまのこあーと』のワークショップとして、野草園内の自然学習センターにて行いました。
当日は、切ったり、塗ったり、思い思いの『くるくるり』を作った後、学習センターの佐藤友宏先生に「カエデの種子」について、わかりやすく教えてもらいました。その後、元気いっぱいに、外で『くるくるり』を楽しみました。







ダウンロードして「くるくるり」で遊ぼう!
くるくるりは、ご自宅や教育機関でもダウンロードして遊ぶことができます。以下のURLから、ワークシートをダウンロード・印刷してご活用ください。
プログラムは、あくまでも個人、教育機関等で楽しんでいただくものです。※無断転用・転載禁止
▼こちらからワークシートデータをダウンロードしてください。
PDFデータサイズ:A4×1ページ
・ くるくるりワークショップの様子/概要MOVIE/総合美術コースInstagra
・ くるくるりのつくりかた/総合美術コース_a sobi mal(l アートワークショップアーカイブ)

『東北芸術工科大学 総合美術コース』 Arts and Communication
アートの創造性を活用した、ワークショップ、プロジェクト、ラーニングプログラムを学びます。クリエイティブなアート・コミュニケーション」のスキルを身につけ、アートの力を社会に活かす実践の学び場です。
『ざおうとやそう』は、総合美術コース 瀬戸けいた准教授と、野草園職員の監修を受けながら、総合美術コース所属学生が、実際に社会で活用できるラーニングプログラムをデザインし、社会教育施設等に実装するプログラムです。
『くるくるり』参加学生:金澤 愛理、高橋 伶奈
・ 瀬戸けいた_デザインスタジオsetoを運営、アート・コミュニケーションやコミュニケーションデザインを研究している。
www.setodesign.jp
・ 東北芸術工科大学 総合美術コース
https://www.tuad.ac.jp/academics/arts-communication/
“くるくるり” (c) Aili Kanazawa, Rena Takahashi all Rights Reserved.
“ざおうとやそう” (c) Yamagata City Wildflower Park / TUAD Arts and Communication 2025
