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ウメバチソウ が咲きました

 「ロックガーデンの分かれ道を右に進み、頂近くの左側」で、ウメバチソウが咲きました。

 北半球に広く見られ、日本では北海道から九州の山の麓や高山の日当たりの良い所に生える多年草です。根茎は短く太く、根生葉は固まって付き、長い柄があります。10~40cmの数本の花茎を直立し、1枚の葉と1個の花をつけます。萼片5、花弁5で白色で、雄しべ5、雄しべと雌しべの間に仮雄しべが5本あり、掌状に分かれます。子房は上位で、蒴果は上部が4裂します。

 花の大きさは2cm程でしょうか、決して大きくはありませんが、とても綺麗です。今は、道から数十センチ奥まったところに咲いていますが、例年、道のすぐ近くにも咲きます。もう少し待ちたいと思います。

 和名は「梅鉢草(ウメバチソウ)」。紋所(家紋)の一つの梅鉢に似ていることに由来します。右下の写真です。菅原道真や前田利家の家紋として有名です。ありがたやありがたや。

うまく言葉にできません ヤマシャクヤクの実

「マグノリア通り」「クリンソウの谷の橋と百葉箱の中間」のヤマシャクヤクの実です。 

 結実すると黒色の種子になり、結実しないと赤い実になるそうです。右下の写真が、春にお知らせしたヤマシャクヤクの白花です。あの花の実がこれなの!!!。 少なからぬ驚きです。圧倒的な存在感です!!! うまく言葉にできません!!!

 園内でも数少ない植物です。是非、実物をご覧いただきたい植物です。

サラシナショウマが見頃を迎えます

「ミズバショウの谷」「案内番号㉑~㉔にかけて」「藤棚から南に進む道」等で、サラシナショウマが見頃を迎えようとしています。場所によっては、赤い可愛らしい花をつけるミズヒキとの共演があったり、大の仲良しのヒョウモンチョウが多数飛来していたりと、大変楽しませてくれます。

 樹林の中のあまり日光があたらない場所に咲きますが、30cm程もある白い総状花序がとても映えます。学生時代に理科の授業で使用した試験管を洗うブラシを思い出しました。近づくとかぐわしい甘い香りも漂ってきます。群生していますので、満開となれば、お勧めスポットの仲間入りとなること間違いなしです!!

 

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