みどころ情報

ガイドウォーキング&山形市役所ウインドアンサンブル

 ゴールデンウィークも後半を迎え、ぬけるような青空のもと、今日は1000人を超す今シーズン最高の入場者数となりました。今日も行ったガイドウォーキングには、約30名が参加してくださいました。リピーターの方もいらっしゃれば、初めて参加された方、子どもさんもいらっしゃいました。参加された方からは、参加してよかったの声をたくさんいただいています。ゴールデンウィークの7日(日)までは、毎日行っていますので、是非ご来場のうえガイドウォーキングにご参加ください。

 また、今日は、山形市役所ウインドアンサンブルによるコンサートも行われました。4/30山形交響楽団、5/3丹波恵子さん、そして、今日の山形市役所ウインドアンサンブルと、「自然と音楽の饗宴in野草園」にふさわしい素敵な音色を響かせていただきました。参加いただいた方も、自然の中で聞く生の歌声や演奏に魅了された3日間となったのではないでしょうか。

ハリギリが元気です

ハリギリ(ウコギ科) 

 「料金所」入って直ぐの西側に実生苗があります。大木は「ナナカマドの森」の南、道路わきに大木があります。今回は観察しやすい「料金所」のそばのハリギリの成長を観察してみました。

 日本全土、千島列島、朝鮮半島・中国の山地に分布します。山地に生える落葉樹です。幹は直立し高さ25m内外に達し、高くそびえ、樹皮は暗褐色で、枝に刺があります。葉は長い柄があり互生で毛をもちます。初夏、枝先に数本の花茎を出し、その頂に散形花序をなし、緑黄色の小花をつけます。花弁5、雄しべ5、果実は黒く熟します。センノキともいいます。材はケヤキに似た年輪模様が美しく、建築材や家具材などに使われます。

 和名「針桐(ハリギリ)」は、材がキリに似ていて、枝に刺があることからつきました。

ウラシマソウがたくさん出てきました

ウラシマソウ(サトイモ科) 

 園内ひょうたん池の西側にもありますが、マグノリア通りの円形花壇「オオヤマザクラ」の西側に6株程小群落をつくって咲いています。

 日本の本州、四国を中心に、北海道と九州の一部に分布する宿根草の多年草です。茎先に肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出します。 花序は仏炎苞に覆われています。 仏炎苞の名は、仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたものです。 仏炎苞の色は暗い紫色です。 また、花序から付属体が細長いひも状に伸び上がり、途中から垂れ下がるのが特徴です。

 和名「浦島草(ウラシマソウ)」は、花序の先端の付属体は釣り糸状に長く伸長するので、浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てたとされています。

開園日について

アーカイブ