クサギの実がやっと色付きました

 「東トイレ」の西側のクサギの実が色づきました。はじめ、今年のクサギは色付きが悪いと思っていました。しかし、ここに来て、萼が濃紅色に変わり、星状に開いて来て、中の藍色の実とのコントラストが綺麗になりました。昨年の実の写真を調べてみると、10月9日のものと同じ色合いだと分かりました。約半月ほど色付きが遅れてしまったことになります。遅れた原因については、はっきりとはわかりませんが、今年の秋の温暖な気候が関係しているのかもしれません。

 下の写真は、9月15日のクサギの花の様子です。

ツルリンドウの果実 渋めの赤が綺麗

 ツルリンドウ(リンドウ科)の果実が綺麗に色付いています。渋めの赤が光に当たって一際綺麗に見えます。いつもの年は、探さなくとも園内至る所で見られるのですが、今年は探さないと見つからないくらい数が少ない。やはり今年は、植物にとってもいつもの年と気候が違って大変な年だったことが、ツルリンドウの実の数からもうかがえます。

オオバクロモジ 黄葉 果実と冬芽が隣りあわせ

 「七草の庭」東側道路脇で、オオバクロモジ(クスノキ科)の黄葉を見ることができます。雌雄異株ですので、果実が付いている木は雌木ということになります。近づいてよく見ると、黒い果実と来年展開するための冬芽も見ることができます。道路向かい側にあるシロモジの葉はまだまだ緑色、でもオオバクロモジの葉は黄葉し、まもなく落葉します。

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