観察日記

下向きに開花するレンゲショウマの花たち

投稿日:2019年8月21日

レンゲショウマの群生左レンゲショウマの群生右レンゲショウマ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンゲショウマの群生(キンポウゲ科)

「七草の庭」や「ひょうたん池」の西側の林内には、草丈50~100cmのレンゲショウマがたくさんの花を咲かせています。茎を長く伸ばし茎頂に数個の淡紅紫色の花をつけ下向きに開いています。レンゲショウマは日本の固有種で1属1種の花です。

 

 

ノカンゾウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノカンゾウ(ススキノキ科)

日当たりの良い斜面や草地に生える草丈60cm程の多年草です。細長い剣状の葉で、花茎の先に橙赤色の花を数個つけます。花被片は6個で、1日花です。名のカンゾウとは漢名の「萱草」を日本語読みにしたものです。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

クロバナヒキオコシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロバナヒキオコシ(シソ科)

山野に生える多年草で、草丈が0.5~1.5mです。茎の断面の形は四角形で稜上に下向きの毛があり、葉は対生です。茎の上部にまばらな集散花序をつくり多数の暗紫色の小さな唇形花を付けます。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

タラノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タラノキ(ウコギ科)

山野の林縁などに多く生える落葉低木です。タラの芽を食用にするため栽培もされています。葉は2回奇数羽状複葉で、幹や枝や葉の軸に刺があります。枝の先端に大きな複散形花序を広げて、淡緑白色の小さな花を多数つけます。 (「アジサイロード」に見られます)

 

 

ヤマハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマハギ(マメ科)

山野に生える落葉低木で、根元からたくさんの茎を出して分枝し、葉は細長い柄を持った3出複葉です。花は紅紫色の蝶形で翼弁と竜骨弁はほぼ同じ長さです。マルバハギと似ていますが、花柄が長く花が葉よりも外側に出ています。万葉集に詠まれる「秋の七草」の1つです。 (「七草の庭」などに見られます)

 

 

オグルマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オグルマ(キク科)

田のあぜや湿った野原に生える草丈60cm程の多年草です。茎頂に菊に似た黄色の花をつけます。盛り上がった筒状花と放射状に出た黄色く細い花弁の舌状花から金色の小さな車(車輪)を連想させ「御車」(おぐるま)と名がついたようです。 (「クリンソウの谷」に見られます。)  

 

 

9月になると渡り蝶の「アサギマダラ」が蜜を吸いにやってくるフジバカマ

投稿日:2019年8月18日

フジバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジバカマ(キク科)

秋の七草の1つとして知られ、古い時代に中国から渡来した多年草です。草丈1~1.5mになり、対生する葉は3裂し、茎頂に淡紅紫色の花が散房状に多数つきます。その花は2裂した花柱の長い雌しべの筒状花が5つずつ集まり、それが多数集まっています。名の由来は花の形を藤色の袴に例えたからのようです。9月になると渡り蝶の「アサギマダラ」が蜜を吸いにやってきます。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

イヌドウナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヌドウナ(キク科)

茎の高さは1~2mで、葉は非常に大きい三角状腎形で、広い翼をもった葉柄は茎を抱いています。茎の上部に目立たない淡紫色を帯びた白色の花を数個つけます。花はすべて筒状花で花柱が目立ちます。 (「藤棚」の北側などに見られます)

 

 

ヤマウド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマウド(ウコギ科)

山野に生える多年草で高さ1~1.5mになり、葉は2回羽状複葉です。若芽は春の山菜として好まれます。茎の上部で分岐し、球状の散形花序を多数つけます。その花序の小花は淡緑色5弁花で径3mm程です。 (「アジサイロード」などに見られます)

 

 

ミズタマソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズタマソウ(アカバナ科)

山地の林内や林縁に生える草丈20~60cmの多年草です。茎には下向きの毛が生え、茎の節は赤褐色を帯びることが多いです。茎の先や上部の葉腋から総状花序を出し、小さな白色の花をつけます。花弁は2個で2裂しています。名前は白い毛の密生した果実が露にぬれている様子を、水玉に見立ててつけられたものです。(「クリンソウの谷」の南側に見られます)

 

 

シロヨメナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タマバシロヨメナ(キク科)

日本海側に多く、山地の林縁や林に生え、高さ30~100cmになる多年草で、シロヨメナの変種です。葉は短かい柄があって互生し、広卵形で先は鋭くとがり、基部はくさび形で、縁には大きな鋸歯があり、3つの葉脈が目立ちます。白色の花は径1.5~2cmで舌状花が11~15個、総苞は筒状です。そう果に長さ3~5mmの冠毛があります。 (「ロックガーデン」の西側道路の側に見られます)

 

 

チェリーセージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェリーセージ(シソ科)

メキシコ原産で、開花期間(4月~11月)が非常に長く、ピンクがかった赤色の花を次々に咲かせます。花は唇形で長さ2~3cm、花からサクランボのような香りがします。(「ハーブ園」に見られます)

 

 

 

「七草の庭」は黄色いオミナエシの花でいっぱい

投稿日:2019年8月15日

オミナエシの群生左オミナエシの群生右オミナエシの群れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オミナエシの群生

オミナエシは種子でも繁殖しますが、地下茎による栄養繁殖もするので群生が見られます。開花期間も長く8月の「七草の庭」はオミナエシの庭になります。一方同じ仲間のオトコエシは地下茎による繁殖はうまくいかず大きな群生は見られません。

 

 

オオウバユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオウバユリ(ユリ科)

山地の林下に生え、高さが1.5~2mになります。茎の上部に10~20個の黄緑色の長い6弁花を横向きにつけます。名前は、花の咲く時期に下茎の葉が枯れてしまうので“葉がない”を“歯がない”とかけて姥に例えたものと言われています。花後はたくさんの翼の付いた種子の果実をつくります。 (「ミズバショウの谷」などに見られます)

 

 

カリガネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリガネソウ(シソ科)

山地や林縁に生える草丈1m程の多年草です。不快な臭いを出すので近くに行くだけで気づきます。葉腋から長い柄をもった花序を出し青紫色の唇形花をつけます。花は下側の唇弁は大きく、4個の雄しべと雌しべは共に長く下向きに湾曲します。名前は花の様子を冬の渡り鳥の雁(かり)の飛ぶ姿に例えたからのようです。 (「ひょうたん池」の西南側や「七草の庭」に見られます)

 

 

ススキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ススキ(イネ科)

地下には短いがしっかりした地下茎があり、そこから多数の花茎を立てます。葉は細長く、縁は鋭い刃物状になっています。茎の先端に長さ20~30cm程度の十数本に分かれた花穂をつけます。花穂は赤っぽい色をしています、ぶら下がっている黄色のものは雄しべの葯です。種子(正しくは穎果(えいか))になると白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなります。 (園内の所々に見られます)

 

 

ワレモコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワレモコウ(バラ科)

山野の日当たりの良いところに生える多年草で、草丈が0.5~1mで葉は奇数羽状複葉です。茎頂に穂状花序をつけ上から下へと開花します。花穂の1つ1つ小花は、暗赤紫色の萼片で、花弁がありません。 (「マグノリア通り」や「七草の庭」などに見られます)