観察日記

林の中にピンク色のヒメサユリが一面に咲いています

投稿日:2019年6月4日

ヒメサユリの群生ヒメサユリ2◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメサユリの群生

主に新潟県、山形県、福島県に分布し、山地の草地に生える多年草です。日本特産のユリで、山形県では戸沢村と朝日町の花ともなっています。花はピンク色の花被片の中に黄色い葯の雄しべが目立ちます。園内では「ひょうたん池」の西側の林の下の草地に群生しています。

 

 

アヤメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤメ(アヤメ科

アヤメの仲間は湿地を好むものが多いので、本種も湿地の花というイメージが大きいです。しかし、アヤメはやや乾燥した草地に生育します。花茎に1~3個の花を付け、3個の紫色の外花被片には黄色と紫色の網目模様があり、3個の紫色の内花被片は直立しています。(「七草の庭」の西側に見られます)

 

 

ムラサキツユクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキツユクサ(ツユクサ科

北米原産で明治初期に渡来したようです。葉は線形で長く、基部で茎を抱き、茎先に数個の花が付きます。花は3個の紅紫色の花弁で黄色の葯の雄しべが目立ちます。朝開いて夕方でしぼむ1日花です。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

ニワゼキショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニワゼキショウ(アヤメ科

道端の日当たりの良い場所に生え、線形に近い葉をたくさん根生します。花は小さな淡紫色の6弁花で紫色の細線が入っている1日花です。名前は庭に生えるセキショウということ、細い葉がセキショウの葉に似ているからのようです。(「吉林の庭」などに見られます)

 

 

コケモモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コケモモ(ツツジ科)

背丈が10cm程の常緑小低木で山地の岩場などに生育します。革質で小さな楕円形の葉は、全縁で密についています。花は白色や淡紅色の鐘状花を枝先に数個付けます。花後、1cm程の丸く赤い果実を付けます。食べると甘酸っぱい味がします。 (「ロックガーデン」の頂上に見られます)

 

 

キハダ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キハダ(ミカン科)

山地の沢沿いの林内などに生育する落葉高木で、高さが20mにもなります。樹皮が灰黒色で縦長の溝があります。葉は対生で、奇数羽状複葉です。花は枝先に円錐花序を出し、小さな黄緑色の花を多数つけます。雄花と雌花があり、写真の雄花は雄しべが5個で目立ちます。名前の由来はこの樹皮をはがすと内皮が黄色をしているからです。(「クリンソウの谷」や大平沼の北側に見られます)

 

 

アオハダ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオハダ(モチノキ科)

高さが12m程にもなる落葉高木で樹皮は灰白色ですが、樹皮は、はがれやすく緑色の内皮がすぐ見えるので、“青肌”の名がつけられたようです。短枝の先に密生する緑白色の小花は径4mmと小さく、花弁と萼片は共に4~5個です。多数の雄花と数個の雌花が混じり合っています。 (「七草の庭」の西側などに見られます)

 

 

マユミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マユミ(ニシキギ科)

山地に生える落葉低木で、雌雄異株です。1年目の枝は緑色で、その枝に淡緑色の4個の花弁と黒い葯の4個の雄しべの小さな花を数個つけます。この木はよくしなうので、昔、この木で弓を作ったそうです、それから名前がついたようです。 (「クリンソウの谷」などに見られます)

 

ハーブ園に咲く花たち

投稿日:2019年6月2日

ルリジサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルリジサ(ムラサキ科)

草丈50~100cmの1年草で全草に剛毛があります。赤みを帯びた茎で、茎先に径3cm程の青い花弁で星形の花を開きます。茎や葉にきゅうりのような香りがありスープやサラダの付け合わせに用いられます。別名はポリジやマドンナブルーです。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

チャイブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャイブ(ヒガンバナ科)

アサツキに似ていますが、葉を更に細かくしたような小形のネギです。草丈30cm程で茎先にボール状の薄紫色の花序を付けます。その花序は小さな6弁花がたくさん集まったものです。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

オルレアホワイトレース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルレア・ホワイトレース(セリ科)

ヨーロッパ原産で草丈60cm程になる多年草です。茎頂に径10cm程の円形の花序をつけます。白い小花を大きな花弁の花が囲むという形の花序です。葉は細かい切れ込みがあり繊細な感じがします。 (「ハーブ園」などに見られます)

 

 

キャットミント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャットミント(シソ科)

株元からよく枝分かれし、茎の先に、径5mm程の淡紫色の花の花穂をつけます。葉は対生で、ミントのような香りがあります。同じ仲間のキャットニップの葉の香りは猫を引き付ける効果がありますが、本種はなく鎮静作用や強壮作用があるのでハーブテイーや入浴剤に利用されます。別名はチクマハッカです。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

クリーピングタイム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリーピングタイム(シソ科)

茎が地面を這う形で広がる常緑性の多年草です。茎先に円錐状の花序をつけます。花序の小花は径5mm程でうすいピンク色です。花の咲く頃、茎や葉を刈取って料理などに使うと、さわやかな香りを楽しめるそうです。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

ヒメウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメウツギ(ユキノシタ科)

落葉低木で庭木などに使われます。枝先に円錐花序を出し、白色の花をやや下向きにたくさん付けます。白い花はウツギの花より小さいです。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

オキナグサの果実2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オキナグサの果実(キンポウゲ科)

春に花を咲かせた後、茎がさらに伸び、タンポポのようなたくさんのそう果が集まった果実をつけます。花後、花の花柱が伸びて長くなります。次に花柱に白い毛が伸びて羽毛状になります。そして風に吹かれて飛んでいきます。この羽毛状の様子を老人の白髪に例えて「翁草(おきなぐさ)」と名がつけられました。 (「ハーブ園」の北側の道側に見られます)

小枝にたくさんの白い花を吊り下げるハクウンボク

投稿日:2019年6月1日

ハクウンボク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハクウンボク(エゴノキ科)

山地に生える落葉小高木です。葉はほぼ円形で大きく小さな鋸歯があります。1年目の枝に白い花を20個程総状につり下げます。花は白い花弁が5裂し黄色い葯の雄しべが目立ちます。また2年目の枝の表皮が縦に割れはがれ落ちるのも特徴です。名前の由来は白い花の総状花序を白い雲に見立てたからのようです。 (「アジサイロード」などに見られます)

 

 

オオナルコユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオナルコユリ(キジカクシ科

山地の林下に生える多年草でナルコユリより大形です。草丈は1mを超えるものもあり、平行脈の葉です。基部から徐々に曲がった茎に鳴子(板と竹筒と紐で作られた作物を鳥や獣に荒らされるのを防ぐ仕掛)のように2個対になった筒花を3~8個釣り下げます。筒花の先は浅く6裂して淡緑色です。 (「藤棚の北西側」などに見られます)

 

 

フタリシズカ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フタリシズカ(センリョウ科)

山野の林内に生える多年草で、葉は茎の上部に対生します。茎の先に小さな白い米粒のような花を付けた花穂が数本(1~2本が多い)つきます。名前は、2本の花穂が舞を踊る静御前とその亡霊に例えてつけられたそうです。 (「薬草コーナー」の南側斜面などに見られます)

 

 

スイレン2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイレン(スイレン科)

池や沼などに生育し、葉と花は水面に浮いています。葉は基部に切れ込みのある丸い形です。花はたくさんの花弁があり、色も白、赤、桃色など多彩です。スイレンを漢字で書くと「睡蓮」、花が朝開いて夕方閉じ、夜に花が眠る“睡眠“から名がついたようです。 (「ひょうたん池」と「吉林の庭」に見られます)

 

 

ヤナギトラノオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤナギトラノオ(サクラソウ科)

寒冷地の山地の湿原などに見られる多年草です。葉は対生し、葉のわきから円筒形の総状花序を出します。これには黄色い小花が密についています。葉がヤナギのような形で花序が少しオカトラノオに似ているのでこの名があります。 (「水辺の花」の北側に見られます)

 

 

シラン2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シラン(ラン科)

日当たりの良い所に生える多年草で、草丈30~70cmです。園芸植物として広く栽培され、野生種はまれだそうです。葉は披針形で長さが20~30cmです。花は茎に数個つき、赤紫色の3個の萼片と2個の側花弁とひだの多い唇弁からなっています。(駐車場の道の側にたくさん見られます)

 

 

オッタチカタバミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オッタチカタバミ(カタバミ科)

北米原産の多年草で、道端や荒れ地でよく見かけます。カタバミは茎が横に這いますが、本種は茎が立ち上がります。草丈は20~30cmで、葉は独特のハート形を3つ合わせた形で、日中は開き夜に閉じます。葉のわきから花柄を出し黄色い5弁花の花を付けます。 (「ロックガーデン」の登り口など所々に見られます)

 

 

ヤグルマソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

林の下などの日陰の場所に、大きさ50cm程にもなる大きな5つの葉を放射状に広げる多年草です。その中心から長い花茎を伸ばして、白い小花の円錐花序を付けます。小花は花弁が無く多数の萼と雄しべからつくられています。大きな葉が鯉のぼりの支柱の先に付ける矢車に似ているのでこの名がついたようです。 (「クリンソウの谷」の西側などに見られます)