観察日記

葉がヤナギに似て、花はランのように美しい…「ヤナギラン」

投稿日:2017年7月7日

ヤナギラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤナギラン(アカバナ科)

山地の日当たりの良い所に生える、高さ50~150cmの多年草。茎は枝分かれせず直立し、披針形の葉を付け、茎の先に紅紫色の花を円錐花序に付けます。花は径3cm程の4弁花で、下から上へ咲き上がります。和名は、葉がヤナギに似て、花がランのように美しい事によります。   (「クリンソウの谷」の西側、「ウランウデの庭」周辺に見られます。)

 

 

 

メタカラコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタカラコウ(キク科)

大きなフキに似た葉を持ち、分枝しない直立した茎を1m程に立ち上げます。茎の上部に、黄色い頭花を総状に付けますが、径4~6㎝の頭花は舌状花が1~3枚と極端に少なく、中心部には筒状花が集まっています。近似種のオタカラコウは舌状花が8枚ほど付きます。    (「クリンソウの谷」西側に見られます。)

 

 

 

ママコナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママコナ(ハマウツボ科)

山地の林下などに生える高さ30~50㎝の1年草。分枝した枝先に、3~10cmの花序を出し、茎の片側だけに紅紫色の花を多数付けます。花冠は2㎝弱、下唇は横に広がって3裂し、内部に2個の白い斑紋が見えるのが特徴です。これが米粒に見えるので名が付いたという説があります。     (「野草の丘」に多く見られます。)

 

 

 

ガウラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガウラ(アカバナ科)
径3~4㎝の花は、まるで白い蝶が飛んでいるようで別名「白蝶草(はくちょうそう)」。花弁は4枚で、長い8本の雄しべが目立ちます。草丈は40~150cm、花期が長く次々と花を咲かせます。北米原産の多年草で、日当たりの良い場所を好みます。       (「ハーブ園」に見られます。)

 

 

 

ブルーバーペイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーバーベイン(クマツヅラ科)

道ばたなどでよく見られるバーベイン(クマツヅラ)の近縁種で、観賞用、入浴剤、茶、薬用に栽培されます。高さは1m前後で、茎先に3~4㎝の花穂を付け、細長いリング状に花を付け咲き上がります。淡青紫色の小花は径3~4mmで、先が5裂します。      (「ハーブ園」で見られます。)

枝先の葉が白く変化して花期を知らせる……「マタタビ」

投稿日:2017年7月5日

マタタビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マタタビ(マタタビ科)

雌雄異株のツル植物、花期には枝先の葉が白くなります。葉腋に、芳香のあるウメに似た白い5弁花(花径2㎝程)を咲かせます。雄花は多数雄しべがあり、雌花の雌しべの柱頭は多数に裂けます。花後には、小さな毛のないキウィのような果実を付けます。     (「ひょうたん池」西側、「大平沼」北東側などに見られます。)

 

 

 

タマガワホトトギス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タマガワホトトギス(ユリ科)

山地の湿った場所に生える、高さ40~100cmの多年草。茎を斜めに立て、上方にクキクキと曲がり、茎先に径3cm程の花を2,3個付けます。花弁は黄色で、内側に黄褐色の斑点があるのが特徴です。基部に大きな膨らみがあるのも目立ちます。      (「ロックガーデン」登り口に見られます。)

 

 

 

ハハコグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハハコグサ(キク科)

春の七草の一つでもあり、“ゴギョウ”とも呼ばれます。草丈は10~30㎝で、葉と茎には白い綿毛が生えています。茎先に黄色い径数mmの小花の花序を付けますが、真ん中には筒状の両性花、周りに糸状の雄花というつくりになっています。               (「野草の丘」西側に見られます。)

 

 

 

6.30 アジサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホンアジサイ(アジサイ科)

原種は日本に自生する「ガクアジサイ」で、中心部に小さな両性花、外側に萼が発達した大きな装飾花というつくりになっていますが、本種はすべてが大きな装飾花となって球状になっています。ですから、原則、実はできません。名前は“アジサイ”でもよいのですが、ガクアジサイなどと区別するために“ホンアジサイ”と呼ぶようです。   (「友好姉妹都市の庭」近辺に見られます。)

 

 

 

ハイイヌツゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイイヌツゲ(モチノキ科)

日本海側に自生する、高さ1m程の常緑低木。長さ2~3cmの楕円形の葉には光沢があります。葉腋に、径4mm程の小さな白花を付けます。花弁と萼片は4個あり、雄しべも4個ありますが、雌花では退化して小さくなっています。小さくてなかなか目立たない花です。     (園の入口付近、「ミズバショウの谷」に見られます。)

長い雄しべが“柔らかい花”を演出……「アカバナシモツケ」

投稿日:2017年7月4日

アカバナシモツケ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカバナシモツケ(バラ科)

山地の日当たりの良い乾いた草地などに生える、高さ30~70cmの多年草。葉は掌状に深く5~7裂し、縁にはふぞろいの鋸歯があります。淡紅色の小花は4弁花で、雄しべが花から突き出るのでフワッとした感じで柔らかく美しい花に見えます。観賞用に人家にもよく植えられています。    (「七草の庭」に植栽しています。)

 

 

 

ウメモドキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメモドキ(モチノキ科)

湿った場所に多く見かける、高さ2~3mの日本固有の落葉低木。雌雄異株で、雄株にはより多くの花を咲かせます(写真は雄株です)。雄花には4本の雄しべ、雌花には雌しべと小さな雄しべがあり、雌花の後には真っ赤な球果を熟します。その見事な実は最上級の花材とされます。     (「ウランウデの庭」付近に多く見られます。)

 

 

 

ジュンサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュンサイ(ジュンサイ科)

葉の大きさが10cm程の浮葉植物で、若芽の部分は食用にされることで知られています。食用にするのは開き切らない若い葉で、水中の茎から葉柄を伸ばして付いています。花は水中の茎から伸びた枝の先に付き、直径は1~1.6cm、花弁・萼片は3枚ずつで、紫褐色なのであまり目立ちません。野草園に来て「初めて見た」という方が殆どです。       (「ひょうたん池」に見られます。)

 

 

 

クララ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クララ(マメ科)

日当たりの良い草地などに生える多年草で、高さは80~160cmになります。葉は奇数羽状複葉で、小葉は7~20対あります。枝先に20cm程の総状花序を出し、黄色を帯びた白色の蝶形花を多数開きます。花の長さは1.5cm程、鐘形で5浅裂します。名は茎を口にすると、あまりの苦さに頭がクラクラすることから付いたと言われています。   (「マグノリア通り」等で見られます。)

 

 

 

ガマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガマ(ガマ科)

童話「いなばの白うさぎ」に出てくる、あの綿毛をつくる植物。水中の泥の中に地下茎を伸ばし、2mを超す高さになるほど大きくなります。茎の上部に円柱形の花穂を付けますが、上半分には雄花が集まり、黄色い葯が見えています。下半分はまだ緑色の雌花の集まりですが、受粉するとやがてフランクフルトのように太くて茶色い種の集まりとなります。この綿毛を付けた種が風で飛ぶのです。     (「友好姉妹都市の庭」付近などに見られます。)