観察日記

紅葉(黄葉)が始まりました…「ニシキギ」

投稿日:2016年10月4日

朝夕の気温がぐっと下がり、野草園の木々たちも紅葉(黄葉)を始めています。

 

1004 ニシキギ9.29 ニシキギ紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニシキギ(ニシキギ科)の紅葉

北海道~九州に分布する、高さ1~3m落葉低木。錦の様に美しい紅葉から名が付きました。枝に薄板状のコルク質の翼が矢羽のように張り出すのが特徴です。対生する葉は倒卵形で、他の樹木に先駆けて紅葉し、初秋を演出します。    (来園者用駐車場近辺に見られます。)

 

 

 

1013アブラツツジ10.28 アブラツツジ 果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アブラツツジ(ツツジ科)の紅葉

中部地方以北の太平洋側に多い、高さ1~3mの落葉低木で、本園では「マグノリア通り」や「ツツジの丘」でよく見られます。葉は枝の先に輪生状に集まり、これから徐々に色鮮やかに真っ赤に染まっています。その赤はドウダンツツジの赤とそっくりです。和名は、葉の裏面がなめらかで光沢があり、まるで油を塗ったようだからです。

 

 

 

 

 

 

1004 オオヤマザクラ紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオヤマザクラ(バラ科)の紅葉

北海道~四国の山地に自生する野生種のサクラで、高さは7~15mにもなります。花は径2~3cmと大きく、葉も8~15㎝とヤマザクラに比べて大きいのでこの名です。若い葉は赤みを帯びていますが、夏には深い緑色になり、秋になると紅葉して赤、黄、橙色と様々に色を変えます。   (「大平沼」周辺などに見られます。)

 

 

 

1004 トチノキの黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキ(ムクロジ科)の黄葉

北海道~九州に分布する、高さが30mにもなる落葉高木です。葉はとても大きく、5~7つに掌状に分かれ、天狗の団扇と呼びたくなるほどです。今の黄葉は近くで見るとあまり美しくありませんが、少し離れて周囲の緑と比べると、その黄色に“秋色”を感じます。     (「中央広場」等で見られます。)

 

 

黄色い花が三角形に固まって咲く…「ゴールデンピラミッド」

投稿日:2016年10月1日

10.20 ゴールデンピラミッド三角形

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンピラミッド(キク科)

花がヒマワリに似て葉がヤナギの葉のように見えるので、和名は「ヤナギバヒマワリ」です。茎は直立して50~150cm、頂部に径4~6㎝の黄花を多数、三角形に固めて付けます。花は周囲がレモンイエローの舌状花、中心部の筒状花は褐色または紫色を帯びています。北米原産で、本園では「友好姉妹都市の庭」に植栽してあり、間もなく賑やかに咲く姿が見られます。

 

 

    

1023カツラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カツラ(カツラ科)の黄葉

カツラの魅力の一つに“甘い芳香”があります。高さが30mにもなる日本特産の落葉高木で、心臓形の葉は秋になると黄葉となり、甘い香りを放ちます。そのため、葉は抹香の原料にもなるほどです。来園の際は是非香りを楽しんでください。    (「カエデの森」近辺や「野草の丘」近辺などに見られます。)

 

 

 

1011アキニレの実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキニレ(ニレ科)の果実

9/7に紹介したアキニレが、現在は無数の果実(種)を付けています。平べったい楕円形の果実膜質の翼果です(中心が種で周囲が翼)。翼果(種)は風に乗って運ばれる仕組みです。   (「友好姉妹都市の庭」などに見られます。)

 

 

 

1011サンシュユの実4.15 サンシュユ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンシュユ(ミズキ科)の果実

早春に右写真の様な黄色の小花を多数付けて「ハルコガネバナ」と言われていた本種。今は「アキサンゴ」と呼ばれるにふさわしい、真っ赤な実を付け始めています。果実の長さは1~1.5cmで、果肉の乾燥したものを強壮、強精などの薬用にしたり、果実を果実酒に利用したりします。食べられますが、とても苦くて渋い味です。   (「吉林の庭」に見られます。)