観察日記

強い芳香がある大輪のユリ

投稿日:2012年7月27日

 野草園のユリの中では存在感抜群です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマユリ(ユリ科)

 本州中部から北の山地に生える日本特産の多年草です。また、人家にも

栽培されています。茎は直立していますが、花が開くと花の重みに従って少

し倒れるものが多いようです。茎のさきに数個咲く花は、大輪で、強い芳香が

あり、白い花の内側には赤い小点があります。鱗茎は黄白色の扁球形で、

食用になります。

 

 

 ジャコウアゲハの食草です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)

 土手や茶畑などによく生える多年生のつる草で、茎は長く伸びて

まわりのものにからみつきます。葉は卵状披針形で、基部は耳状と

なります。葉のわきから花柄をだし、花を横向きにつけます。萼は

ラッパ状で上半分はだんだん広がって、先端は三角状に尖ります。

名は、球形の果実が馬の首にかける鈴に似ていることによるそうです。

 

 

 葉が3深裂するので、6枚あるように見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワヒヨドリ(キク科)

 日当たりのよい湿地に生える多年草です。茎には縮れた毛が密生し

ざらつきます。葉は対生し、ほとんど無柄でしばしば3全裂し、6枚の葉

が輪生するように見えます。上部の枝先に多数の頭花をつけます。筒状

花は白色ですが、まれに紫色を帯びるようです。

 

 

 山形市が基準標本の産地です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビロードトラノオ(ゴマノハグサ科)

 茎の先の長い穂に多数の花をつけます。葉の両面にビロードのような軟毛が

生えています。名は虎の尾の意味で、花穂の様子が虎の尾に似ているからです。

野草園内にはトラノオの名前がついている植物で、オカトラノオ(サクラソウ科)、

ヌマトラノオ(サクラソウ科)、トラノオ(別名クガイソウ、ゴマノハグサ科)が咲いて

います。

 

 

 山形では、高山に普通に生えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマユリ(ユリ科)

 本州中部以北の亜高山帯の草原などに生える多年草です。葉は茎の

中央部付近に6~15枚が輪生し、その上部に3~4枚がまばらにつきます。

茎の先に長い柄を分枝して、黄赤色の花をつけて下を向いています。花びら

はせまい披針形で広く基部から開いてそり返ります。名は車百合で、葉が

放射状についた点を車にたとえたようです。

 

 

 オニユリとの違いは、むかごがつかないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コオニユリ(ユリ科)

 日当たりのよい湿り気のある山地に生える多年草です。葉は線状披針形で、

葉のわきにオニユリのようにむかごはつきません。茎の先端に黄赤色の花を

つけます。花の数はオニユリよりも少なく、形も少し小さいようです。花びらは

6枚あり、上部はそり返り内側には紫黒色の小点がまばらにあります。名は

オニユリよりも小さいためです。

 

 

 

紅をとるため栽培されてきたベニバナ

投稿日:2012年7月25日

 染料としても観賞用としても有用です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニバナ(キク科)

 エジプト原産といわれる1年草です。葉は互生して広披針形で先はとがり、

基部は円形でやや茎を抱き、ふちには鋸歯があって、先にとげがあります。

枝の先に鮮黄色の花を開きます。時がたつと黄色い花は赤色に変わります。

名は赤い花、または紅(べに)をとる花の意味です。山形市の花として昭和

49年に制定されました。

 

 

 雄しべのピンクが目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネムノキ(マメ科)

 山地や原野、川岸などに生える落葉高木です。葉は大形の偶数2回羽状複葉で、

羽片は7~12対、小葉は18~29対あります。夜になると小葉が閉じます。枝先に

10~20個の紅色の花を散形状につけ、日没前に開花します。花弁は合体し、上部

だけが5片に分かれ、淡紅色の雄しべは多数あり、雌しべは白色の糸状で雄しべよ

り長いようです。

 

 

 今年も無事に咲きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キキョウ(キキョウ科)

 日当たりのよい山地や野原などに生える多年草で、観賞用にも多く栽培され、

八重咲きや白花などの園芸品種も多いようです。根は太く黄白色をしており薬用

とされています。葉は長卵形で先は尖り、ふちには鋸歯があります。茎の上部に

青紫色の鐘形5裂の花を開きます。秋の七草でいうアサガオはキキョウのことだ

といわれています。

 

 

 盆花ともいわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾミソハギ(ミソハギ科)

 湿った所に多い多年生草本で、水辺の木道のわきで咲いています。

葉は対生し、長披針形、上部は次第に尖り基部は心臓形で多少茎を

抱きます。花は紅紫色で葉のつけ根に集まってつきます。ミソハギに

似ていますが、全体に毛のあることが多いことと、葉の向き合った基部

がお互いにふれあう程度に広がっているところが違うようです。

 

 

 ノコンギクよりも一足先に咲きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウガギク(キク科)

 本州の中部・北部に自生する多年草で、日当たりのよい山野に多いようです。

葉は薄く互生し、下部の葉は羽状に深くあるいは浅く裂けます。茎の上部で細

長い枝を四方に広げ、枝先に白い花をつけます。舌状花は白色で、中心の管

状花は黄色です。名は柚香菊の意味といわれていますが、あまり柚の香りは

しないようです。

 

 

 

 

 

ハーブ園が花盛りです。

投稿日:2012年7月24日

 背が一番高いエリキャンペーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリキャンペーン(キク科)

 オグルマの仲間ですが、大変背が高くなります。ビクトリア王朝時代までは

重要な薬用植物だったそうで、根には強壮作用があり、根から取り出した

精油には殺菌作用があるそうです。

 

 

 赤色の花が目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レッドバレリアン(オミナエシ科)

 ベニカノコソウといわれ、日本では主に切り花として利用されます。

バレリアンとは花に距があることで区別できます。花は赤色の他、白

や紅色もあります。フランスでは根をスープに使うそうです。

 

 

 ルドベキアに似ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エキナケア(キク科)

 エキナセアともいわれ、ルドベキアによく似ています。

観賞用として広く栽培されています。

 

 

 エキナケアの白花もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エキナケア(キク科)

 エキナケの白花です。エキナケアの原産地は北アメリカ

中央部です。

 

 

 ウイキョウともいわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェンネル(セリ科)

 枝先に黄色い小花を傘状にたくさんつけます。全体やタネには

芳香とかすかな甘みがあり、料理や薬に用いられます。葉は花と

ともに観賞価値が高く、切り花としても利用できます。