野草園からのおしらせ

深く5裂した白い花弁に斑点のある花をつけるアケボノソウ

投稿日:2019年8月28日
3.みどころ情報

アケボノソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アケボノソウ(リンドウ科)

山野の湿地などに生える2年草で、草丈が60cm~90cm、茎は直立して分岐し、その先に径2~3cmの白い花をまばらにつけます。花は深く5裂して広がり離弁花に見え、花弁の先側には黒紫色の斑点が、中程に黄緑色の2つの斑点があります。2つの斑点は蜜腺溝でここから蜜を分泌します。白い花弁を夜明けの空に、黒紫色の斑点を星に見立てて「曙草」と名づけられたようです。 (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

ヌルデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌルデ(ウルシ科)

北海道~九州の山野に生える落葉小高木で雌雄異株です。葉は奇数羽状複葉で見た目はウルシそっくりです。違いは葉軸にはっきりとした翼があることです。枝先に円錐花序を出し黄白色の小花を多数付けます。幹を傷つけると白色の樹液がしみ出し、これを器具などに塗ったことからヌルデの名がついたようです。ウルシのように樹液に触れてもかぶれないようです。 (「水辺の花コーナー」の南西側の道側に見られます)

 

 

ボタンズル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタンヅル(キンポウゲ科)

山野の日当たりの良い所に生え、木質化するつる性の多年草です。葉腋から花序を出し白色の花を多数つけます。4枚の十字形に広がった花弁に見えるのは花弁でなく萼片で、開いている多数の長い雄しべが目立ちます。名前は葉がボタンに似て、つる性であるからのようです。 (管理小屋の西側に見られます)

 

 

ミゾソバ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミゾソバ(タデ科)

溝や水辺に生育する草丈30~70cmの1年草です。葉は卵状ほこ形で長さが4~10cm、オオミゾソバのように葉柄の翼はありません。茎の先に付く花は花弁の下部が白色で先の方が紅紫色で5裂しています。別名はウシノヒタイ、葉の形が牛の顔(額)を思わせることによりつけられたようです。 (「水辺の花コーナー」など所々に見られます)

 

 

チヂミザサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チヂミザサ(イネ科)

山野の林内や道端などに生える高さ30cm程の多年草です。ササに似た葉は端にしわがあり、縮んだように見えるのでこの名がついたようです。茎頂に花穂をつけ、それは2mm程のたくさんの小穂からなっており、果期になると粘液を出してくっつきます。 (園内の所々に見られます)