観察日記

キタコブシの木は満開です

投稿日:2019年4月24日

満開のキタコブシ左満開のキタコブシ右キタコブシ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満開のキタコブシ(モクレン科)

園内の所々にキタコブシの木があります、写真は「スワンヒルの庭」のキタコブシです。白いキタコブシの花が枝にいっぱい付き、咲き誇っています。野草園には料金所から長い通りがあり、そこを「マグノリア通り」と名づけています。マグノリアとはモクレン科のことで、この通りにキタコブシの木がたくさんあるからです。

 

 

オオヤマザクラ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオヤマザクラ(バラ科)

東北や北海道の山々には、野生種のオオヤマザクラが多く咲きます。赤みがかった色をした若葉が開くと同時に、淡紅色の花を咲かせます。ヤマザクラよりも花色が濃く、花柄(花を支える茎のようなもの)は無毛です。枝が斜め上に伸びるので樹形は上に広がります。 (駐車場の東側や大平沼の北側に見られます)

 

 

オオイワウチワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオイワウチワ(イワウメ科)

葉は団扇のように丸く、厚くてつやがあり、基部が深く入れ込んだ心形です。草丈は低く、岩地になどにも生えるのでこの名が付いたようです。花茎に淡紅色の花を1個だけ付け、花弁の先は細かく裂けてフリル状になっています。同じ仲間のイワウチワよりも葉も花も大きいです。 (「ロックガーデン」の中程に見られます)

 

 

イワナシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワナシ(ツツジ科)

山地の岩場などに、地面を這うように生える高さ20cm未満の常緑小低木です。5~10cmの楕円形の葉は革質です。枝の先に筒状鐘形で、先が薄い紅色で5裂した白い花を数個つけます。花の長さは1cm程で、初夏には丸い果実に熟し、甘く美味しいです。(「ロックガーデン」に見られます)

 

 

ユキツバキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキツバキ(ツバキ科)

日本海側の多雪地帯に分布する常緑低木です。積雪の重みに対して対応できるように枝がしなやかで、枝が湾曲し雪の重みによって倒されても、雪が溶けると立ち上がってきます。花は真っ赤な花弁と花糸まで黄色い雄しべでつくられています。ツバキは咲き終わると花全体が落ちてしまいます。 (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

オオバクロモジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバクロモジ(クスノキ科)

山地に生える落葉低木で雌雄異株、若枝は濃い緑色ですべすべし黒い斑紋が多く、それが文字のように見えるので名前がつけられたようです。葉が出るのと同時に、黄緑色の小花が葉の腋から十数個集まって咲きます。葉や茎に芳香があり、高級な爪楊枝に使われたりします。 (「ツツジの丘」などいろいろなところに見られます)

 

 

 

 

林の下一面に咲き誇るカタクリの花

投稿日:2019年4月22日

カタクリの群生左カタクリの群生右カタクリ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタクリの群生とカタクリ(ユリ科)

「ひょうたん池」の西側には、花被片の反り返った淡紅紫色のカタクリの花が一面に咲いています。昔、雪国ではどこの山にも生えていた植物だそうです。そのためにカタクリの鱗茎(地下の茎)からデンプンを採ったそうです。片栗粉という名はそこからきています。しかし、今ではあまり見られなくなってしまいました。

 

 

オクチョウジザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オクチョウジザクラ(バラ科)

オクチョウジザクラは日本海側に、チョウジザクラは太平洋側に多く分布します。低木で下部から枝分かれします。葉の裏の葉脈に毛が多く、葉先は尾状に長くとがっています。花の萼筒が長く少しふくらみ、花柄には毛があります。花を横から見ると「丁の字」の形をしているので名がついたようです。 (「ロックガーデン」などに見られます)

 

 

アカヤシオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカヤシオ(ツツジ科)

野草園のツツジの中でもっとも早く咲くツツジです。葉が開く前にピンク色の花茎5cm程の花を開きます。ツツジは合弁花ですが、花は先の方から5つに裂けて5個の花弁のように見えます。葉のない枝にはいくつかの花が付いています。これから開く葉は枝先に5枚ずつ輪生します。(「ツツジの丘」の南側に見られます)

 

 

エゾムラサキツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾムラサキツツジ(ツツジ科

自生地の北海道では5月に開花するそうですが、野草園ではいち早く咲くツツジの1つです。半落葉低木で葉が革質です。花は赤みがかった紫色で広い漏斗型、雄しべは10個あり葯も紫色です。(「ロックガーデン」の登り始めた所に見られます)

 

 

エンレイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンレイソウ(シュロソウ科)

直立した茎の先に大きな丸みのあるひし形の葉を3枚輪生します。その中心から出た花柄の先に褐紫色と緑色のまじった小さな花を少し傾けて付けます。これは萼に相当する外花被片3個で内花被片(花弁)はありません。雄しべは6個です。 (「藤棚」の北西側にある杉林の下に見られます)

 

 

 

 

「春黄金花」と呼ばれるサンシュユが満開

投稿日:2019年4月20日

満開のサンシュユ左満開のサンシュユ右サンシュユ2◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満開のサンシュユ

「吉林の庭」の数本のサンシュユの木には黄色い花が咲き誇っています。春はウメやサクラのように、白やピンクの色の美しい花が多いです。天気の良い日の黄色いサンシュユの花も大変美しく、「春黄金花(はるこがねばな)」と呼ばれています。

 

 

ジュウガツザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガツザクラ(バラ科)

野草園には20数種類の桜がありますが、その中で最初に咲くのがこの桜です。コヒガンザクラの園芸品種で、花は八重咲きです。名を漢字で書くと「十月桜」で、秋(10月から11月)にも花が咲きます。秋に咲く花は春より少し小さいようです。 (料金所の北側に見られます)

 

 

ハクバイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメ(バラ科)

一般に梅の花は3月頃に、葉が開く前に咲きますが、本園の梅の花は4月中旬に咲きます。花弁は淡紅色、白色で丸みがあり5個です。梅の花のつくりは桜と似ていますが、花柄がほとんど無く枝にくっ付いているように見えます。(「吉林の庭」の南西側に見られます)

 

 

ガンコウラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガンコウラン(ツツジ科)

中部地方以北のハイマツの林縁等に生える常緑低木です。地を這うので低木には見えず草のようですが、細い茎は堅く木の感じがします。枝先に小さな紫紅色の花をたくさん付けます。雌雄異株なので雄花と雌花があります。 (「ロックガーデン」の頂上に見られます)