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観察日記

帆掛け船が釣り下げられたような花……「ツリフネソウ」

投稿日:2017年8月2日

ツリフネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

水辺に群生する、高さ30~50㎝の1年草。茎の先の方の葉腋に、大きさ3.5~4㎝の紅紫色の花を咲かせます。花弁状の3個の萼と、唇形の3個の花弁を持ち、距は長く筒状になり、最後はクルッと巻いています。名は、花の姿が帆掛け船をつりさげた様に見えるためです。    (「クリンソウの谷」「ウランウデの庭」近辺などに見られます。)

 

 

 

オトコエシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オトコエシ(スイカズラ科)

全体的な雰囲気はオミナエシに似ていますが、花序を作っている小花の色が白く全体に毛が多い点が異なります。対生する葉は羽状に分裂し、頂片が一番大きくなっています。花後に翼果を付けることもオミナエシと異なる点です。小花は径4mm程、花冠は5裂します。     (今は「アケビのトンネル」付近に見られます。)

 

 

 

サワヒヨドリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワヒヨドリ(キク科)

日当たりの良い湿地に見られる、高さ60cm程の多年草。茎には縮れた毛が密生しているのでザラついた感じです。葉はほとんど無柄で、3全裂することが多く、6枚の葉が輪生するように見えます。茎頂に付く頭花は、筒状の白花または淡紫色です。     (「水辺の花コーナー」等に見られます。)

 

 

 

オモダカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オモダカ(オモダカ科)

湿地や沼に生える、高さ20~70cmの多年草。葉が変わった形で、葉身の基部が大きく2つに裂けた矢じり形をしています。茎の上部の節ごとに径1.5~2㎝の白色の3弁花を3個ずつ輪生させます。花序の先端には雄花が、下部には雌花が付く、雌雄同株・雌雄異花の植物です。     (「クリンソウの谷」に見られます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水中の泥から生え、気高く咲く花…「ハス」

投稿日:2017年8月1日

ハス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハス(ハス科)

スイレンと勘違いする人がありますが、本種は葉も花も水面から抜き出ている点が大きく違います。葉は大きさ20~50㎝の円形で切れ込みません。径10~25cmの花は16枚ほどの美しい花弁を持ち、芳香があります。花は3日ほど咲いてしぼんでしまいます。名は花托の形が“蜂の巣”に似るので“ハチノス”→“ハス”となったようです。泥から生え、高貴な花を咲かせるので、仏様にささげる清浄な花とされていたという説があります。    (「クリンソウの谷」に見られます。)   

 

 

 

サワギキョウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワギキョウ(キキョウ科)

山間の湿地に生える、高さ50~100cmの多年草。茎の上部に付く花は、花の長さ2.5~3cm、上下の2唇に分かれていて、上唇は2裂して横に張り出すので鳥の翼のようにも見えます。下唇は3裂して前に突き出ています。鳥の頭のように見えるのは雄しべです。    (「水辺の花コーナー」に見られます。)

 

 

 

アガパンサス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アガパンサス(ヒガンバナ科)

南アフリカ原産の、高さ30~100cmの多年草。光沢のある細長い葉を何枚も持ち、その間から伸ばした茎の先端に、数十輪の花を放射状に付けます。先端が大きく開いたラッパ型で、紫色の花弁は6枚、花弁の長さは5~8㎝です。      (「スワンヒルの庭」付近に見られます。)

 

 

 

ヤブジラミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブジラミ(セリ科)

野原に生える、高さ30~80cmの越年草。直立した茎は細かく枝分かれし、葉は2,3回羽状複葉でニンジンの葉のようです。複散形花序は更に小散形花序を作り白い小花を多数付けます。小花の花茎は3mm程で、5個の花弁は内側に曲がっています。    (「ナナカマドの庭」付近に見られます。)

 

 

 

 

紫色の細い鐘型の花はまるでユリ……「コバギボウシ」

投稿日:2017年7月30日

コバギボウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コバギボウシ(キジカクシ科)

日当たりの良い山野の湿地に見られる多年草。高さ30~40㎝の茎の上部に、長さ4~5㎝の紫色の花を横向きに数個つけます。花は筒状鐘形で、先端は広がっています。葉はサジ形で、基部は翼状になって葉柄に流れます。似た種のオオバギボウシは全体に大きく、葉は心形になります。   (「花の草原」西側などに見られます。)

 

 

 

シデシャジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シデシャジン(キキョウ科)

高さ50~100cmの茎の上部に付く花は、花被片が糸状に5裂して反り返り、細い離弁花に見えます。この細い裂片を神前に供えるシデに見立てての名です。青紫色の花は、径2~3cmです。   (東トイレへ向かう杉林の林床に見られます。)

 

 

 

キンミズヒキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンミズヒキ(バラ科)

山野に生える、高さ30~80cmの多年草で、茎先に黄色い小花を穂状に付けます。小花は径6~11mmの5弁花で、萼筒が発達して縁にはカギ状のトゲが多数あります。果実は衣服に嫌というほどくっつく事で知られています。   (「水辺の花コーナー」の入口付近などに見られます。)

 

 

 

ヌスビトハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌスビトハギ(マメ科)

前述の植物のように、衣服などにくっつく果実を作る多年草。草丈は50~100cmで、枝先に長い総状花序を出し、径3~4mmの淡紅色の蝶形花をまばらに付けます。果実は扁平で、中央に深いくびれがあり、これが盗人の足跡に見えるということで和名が付きました。    (林縁の所々に見られます。)