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観察日記

秋と春、2回咲いてくれるサクラ……「ジュウガツザクラ」

投稿日:2017年9月27日

ジュウガツザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガツザクラ(バラ科)
コヒガンザクラの園芸品種で、春と秋の2回花が咲く特徴があります。花は淡紅白色で八重咲きです。秋に咲く花は春に比べて小形です。野草園では冬には休んで、また春に咲き始めます。通常小木で、樹皮は暗灰褐色、若枝、成葉、葉柄などに毛があります。葉は互生し、倒披針形で質はやや厚いようです。名は十月桜で、秋から開花するからです。まだ咲き始めたばかりですが、時間をかけてたくさん咲いていきます。            

(入り口前の管理棟の付近に見られます。)
 

 

サワフタギサワフタギ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワフタギの果実(ハイノキ科)
高さ約1~5m程の落葉低木で、5月頃に白色の清楚な花を咲かせていました(左写真)。今、見られる果実は径7mm前後の偏球形で、鮮やかなルリ色の実となります。よく見るとゆがんだ卵形です。サワフタギの別名は“ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)”。まさに瑠璃色の名前にふさわしい実の色です。その後に付く「牛殺し」の名は、牛の鼻輪を作るくらい木が硬く、頭をたたくと死んでしまうということからです。              

(「ひょうたん池の西側」に見られます。)

         

ヒオウギヒオウギ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギの果実(アヤメ科)
山地の原野に生える高さ60~120㎝の多年草で、夏の終わり頃に茎の端に、径5~6㎝で内側に濃い暗紅点が多数ある黄赤色の花を付けます(左写真)。葉が広い剣状で扇形に並び、桧扇に似ているので名付けられました。5mm程の黒い種子(右写真)は漆黒、〝ぬばたま〟と言われ「黒に付く枕詞」を意味します。観賞用としてもよく栽培されています。    (「七草の庭」「マグノリア通り」に見られます。)
 

 

ツルコケモモツルコケモモ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルコケモモの果実(ツツジ科)

6月頃、ツル性の枝先に1-4本の花柄を出して、先端に下向きの淡紅色の花を1個ずつ咲かせていました。裂片の長さ7-9mmの花冠は4裂し、カタクリのように背面に反り返ります。細い茎は、長さ20cmくらいになりますが 本種は最も小型な矮小低木木本の一つとされます。今色づき始めた果実(右写真)は漿果となり、径1cmほどの球形赤色に熟しクランベリーとして食用にされます。            (「ロックガーデン」に見られます。)

真っ赤な果実はとても綺麗で、花材にされます……「ウメモドキ」

投稿日:2017年9月24日

※ 様々な果実が熟しています。今日は4種類紹介します。

 

◆◆お知らせ◆◆ はるか遠くの島まで渡りをすると言われている蝶「アサギマダラ」は、今朝8時30分の段階で100頭以上、フジバカマの花の蜜を求めて飛んでいました。写真に収めたい方は今がチャンスですよ。

 

 

ウメモドキ雄花ウメモドキ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメモドキの果実(モチノキ科)
雌雄異株で、葉脇に雄花は多数、雌花は4~5個付きます。(左写真は雄花です)。花後、径5~8mmの真っ赤な球果となり、その美しさは花材として最上級とされます(右写真)。果実はきれいですが、どうしても葉に黒班が入る物が多いようです。湿った場所に生育する高さ2~3mの落葉低木で、長さ7~8㎝の葉の縁には小さな尖った鋸歯があります。     (「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

オオウバユリ (2)オオウバユリの実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオウバユリの果実(ユリ科)
夏、高さ1.5~2mの茎に横向きの黄緑色の花を10数個つけていましたが(左写真)、できた果実は全部上向きです(右写真)。長さ5㎝ほどのズングリとした円柱形で、中には薄い翼を持つ種が、何枚も層を作って収まっています。風が吹くと遠くに飛ぶ仕組みです。この後、何もない初冬の野原によく目立ちます。    (「友好姉妹都市の庭」等に見られます。)

 

 

マユミマユミ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マユミの果実(ニシキギ科)
雌雄異株の落葉低木で、花は淡緑色で四弁の小花で目立ちません(左写真)。果実は枝にぶら下がるようにして付き、小さく角張った殻が四裂する姿です(右写真)。外花被が4裂して中から赤橙色の仮種皮に包まれた種子が現れるのが特徴です。ニシキギ科ですので、紅葉もきれいです。    (「水辺の花コーナー」等に見られます。)

 

 

イワショウブ (2)イワシヨウブ 果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワショウブの果実(チシマゼキショウ科)
日本固有種で、粘っぽい茎から総状花序を伸ばし小さな白花を多数つける宿根草です。 茎が粘々しているのは蟻などの地を這う昆虫が蜜や花粉を持ち去るのを防ぐためとされます。 草丈は30~40cmで花色は白(左写真)、花後は段々と赤味を増します。果実の頃はかなり濃い赤になり、 楕円形の蒴果を付けます(右写真)。発生過程で大きなな突起物が種子に生じることが特徴です。 (「ロックガーデン」に見られます。)
 

細長い花弁が“大の字”に見える…「ミヤマダイモンジソウ」

投稿日:2017年9月23日

ミヤマダイモンジソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)
草丈は15~20㎝で、枝分かれしたその先に白色の5弁花を開きます。5枚の花弁の内、上の3枚は3~4mmと小さく下の2枚は4~15mmと長く全体として〝大の字〟に見えます。この事から和名が付いています。ダイモンジソウの高山型で、全体にほとんど無毛です。葉は腎円形で掌状に浅く7裂し、裂片には粗いきょ歯があります。            (「ロックガーデン」に見られます。)
 

 

ヒガンバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
秋の葉がない時に鱗茎から高さ50㎝程の茎を1本出し、その先に有柄の赤い花を輪状につけます。花被は6片で長さは4㎝程、細長くて外側に反り、へりは縮れています。雄しべ6本と雌しべが長く突き出て花被と同色です。名は、秋の彼岸頃に花が咲くから付いたようです。       (「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

ヤマハッカ (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマハッカ(シソ科)
高さ60~90cmの茎の枝先に、青紫色の小さな唇形花を数個ずつ数段に、長い穂状に付けます。花冠は長さ7~9mm、上唇は4裂して立ち上がり、濃い青紫色の線状の斑点があるのが特徴です。茎は直立した茎の稜に下向きの毛があります。葉は広卵形で対生し、基部は細くなって葉柄の翼に続きます。ハッカの名ですが、香りはありません。      (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

 

 

0522 アキグミアキグミ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキグミの果実(グミ科)
灰白色の鱗片に覆われた若枝の葉腋に、だんだん黄色くなる白色の数個の花を付けていました(左写真)。葉の表面にも銀色の鱗状毛があるのが特徴です。今、葉腋に団子状に真っ赤な球果を実らせています(右写真)。8mmほどの大きさで、とても渋くて美味しいとは言えません。花期は5~6月で、果実は秋に赤く熟すので、この名です。     (「ロックガーデン」などに見られます。)