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観察日記

めずらしい植物のナンブソウ

投稿日:2012年5月21日

 

 昨年は咲かなかったナンブソウ。今年は咲いてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンブソウ(メギ科)

 深山の落葉樹林内に生える多年草です。花茎は直立し、白色の花を

穂状につけています。花は萼片と花弁が退化し、白色の雄しべと雌しべ

があります。深樹の小径で咲いています。

 

 葉が車輪のようなクルマバツクバネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマバツクバネソウ(ユリ科)

 ツクバネソウの仲間ですが、葉が車状に多くあるので、ツクバネソウとは

区別出来ます。花びら状のものは、外花被片で、内側に線形の内花被片

が4個あります。

 

葉が4枚のツクバネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツクバネソウ(ユリ科)

 深山の林内に生える多年草です。葉は茎の先に4枚輪生しています。

外花被片は4個、内花被片はありません。雄しべは黄色で8個、雌しべ

の先は4つに分かれています。

 

 

滋養強壮薬のアマドコロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマドコロ(ユリ科)

 山地や野原などに生える多年草です。根茎は球状にならずに

細長く地下をはい、その先端から、稜のある茎を立てます。花は

6個の花被片が先端を残して筒状に合着しています。これは、

アマドコロの仲間の特徴です。根茎を乾燥したものを萎蕤(いずい)

と呼び滋養強壮に用いるそうです。

 

 

 

 

母衣(ほろ)に見立てたクマガイソウ

投稿日:2012年5月18日

 杉林が大好きなクマガイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマガイソウ(ラン科)

 杉林や竹林に多く、長い地下茎で繁殖する多年草です。ランではめずらしく

幅広い2枚の葉がほぼ対生状につき、袋状に大きくふくれている花を茎の先に

1個つけます。名は袋状の唇弁を、源氏の武将熊谷次郎直実の母衣(ほろ)に

見たてたものです。当時戦場では矢よけのためにふくらませた布製の袋(母衣)

を背負ったのです。

 

鶴が舞っているようなマイヅルソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイヅルソウ(ユリ科)

 山地から亜高山帯の針葉樹林内に生える多年草です。広い葉を2枚大きく広げた形を、

鶴が舞う姿にたとえたようです。葉は特徴のあるハート形をしています。茎はまっすぐでなく、

くの字に曲がり、その先に白い小さな花をつけます。よく見ると、花びらは4枚でそり返ります。

果実は最初淡褐色ですが後で赤く熟します。

 

 

柱頭が赤いオゼコウホネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オゼコウホネ(スイレン科)

 高山や北地の池沼に生える多年生の水草です。水に沈んでいる葉と水面に浮かぶ葉があり、

水面の葉は深く切れ込みがあります。長い花茎を水面にだし、黄色の花を1個開きます。黄色の

花弁のように見えるのは萼片で、内部に小形の花弁があります。コウホネとは雌しべの柱頭盤が

赤いことで区別できます。            

 

同じ水草のミツガシワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツガシワ(ミツガシワ科)

 氷河期には広く分布していたと推定される寒冷期の遺存種です。山地の沼や沢などに

生える多年生の水草です。泥中に太い根茎があります。三ッ柏の紋章に似ているという、

名のもとになった3枚の葉と並んで花茎を立て、白い小さな花を咲かせます。じょうご形の

見ると、花びらに白い縮れた毛が密に生えていて、目を引きます。

 

高山植物のイワカガミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワカガミ(イワウメ科)

 山地の岩場や高山の草地に生える常緑の多年草です。葉は根ぎわにあつまってつき、

円形で厚くつやがあります。これが名のもとになっているようです。葉の間から花茎を伸ばし、

先に淡紅色の花を3~6個つけます。花の先は5つに裂けて、さらに細かく裂けます。

よく似ているイワウチワは花が1個なので区別できます。

 

花を総状につけるミヤマザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマザクラ(バラ科)

 山地から亜高山帯下部に生育し、北国や標高の高いところに多いようです。

葉が完全に展開したあと花が咲くこと、花弁がまるく先端に切れ込みがないこと、

葉の鋸歯がでこぼこになっていることがなどが特徴です。他のサクラに比べると

目立ちませんが、しっとりと落ち着いた雰囲気のあるサクラです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半開きが長いヤマシャクヤク

投稿日:2012年5月16日

 落ち着いた白い花です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマシャクヤク(ボタン科)

 中国原産のシャクヤクほど華やかではありませんが、落

ち着いた美しさがあります。花は白く、半開きの状態が長く

続きます。そして、大きく開いたかと思うとまもなく散って

しまいます。そのため、開いた状態の花には、なかなかお目

にかかれません。

 

 ボタンの葉に似ているルイヨウボタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルイヨウボタン(メギ科)

 あまり目立つ花ではありませんが、よく見ると花弁状の緑色の

萼が6枚、密腺状になった花弁や雄しべも6個あります。葉は

小さいがボタンに似ているので、ボタンに類した葉をつけるという

ことから類用牡丹と名づけられたそうです。

 

 鬼の腕から名づけられた羅生門蔓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラショウモンカズラ(シソ科)

 草丈に比べて、こんなに大きな花を咲かせる植物はめずらしいそうです。

何段にも穂になって同じ方向に咲きだします。花を横から見ると、渡辺綱

が羅生門で切り落とした鬼の片腕に似ているので、ラショウモンカズラ

の名がついたそうです。

 

 高山植物のチングルマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チングルマ(バラ科)

 秋の紅葉も美しいチングルマですが、白い花が咲き始めました。野草園では

高山に咲く花々が、一足先に咲き出します。花弁は5個で雄しべも雌しべも多数

あります。花柱は糸状で、花が終わると長く伸び車輪状に多数集まります。

 

紫色のケマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキケマン(ケシ科)

 本園では、オトメエンゴサクが咲き終わった後、本種が咲き始めます。

日陰のやや湿ったところの路傍などに生える多年草です。花は紅紫色

で、筒状の先は唇形で、茎の上部に総状につきます。

 

 まだ、名前がついてないサクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンノザクラ(仮称)(バラ科)

ミヤマザクラとカスミザクラの自然交配種