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アベマキとクヌギの違いについて「野草の丘」で調べました

アベマキ(ブナ科)クヌギ(ブナ科)   
 関東地方から四国・九州の山地に自生し、西日本では雑木林に普通にみられます。高さ17m程の落葉樹。どんぐりの木。雌雄同株。クヌギに似ていますが、樹皮に厚いコルク層が形成される点と葉の裏面に毛がある点で区別できます。コルク層が厚いために第二次世界大戦中から戦後しばらくの間はアベマキのコルクで代用したそうです。葉は有柄で互生。新枝の基部から多数の黄褐色の小花なのついた尾状花穂を垂れ下げます。新枝の葉腋に雌花の短穂がつきます。
 和名「棈(アベマキ)」は、アベマキは「あばたまき」の意味で、樹皮がコルク層の発達によってあばた状になる様子を意味していると言われます。
 東北地方の岩手県・山形県以南の本州、四国、九州の各地に広く分布しています。沖縄の一部でも植栽可能だそうです。高さ17m程の落葉樹。どんぐりの木。雌雄同株。 樹幹は直立。樹皮は暗い灰褐色で厚いコルク状で縦に割れ目ができます。葉は有柄で互生、長楕円形で周囲には鋭い鋸歯がならびます。完全な枯葉になっても離層が形成されないので、枝からなかなか落ちず、春先まで残っている場合もあります。新枝の基部から多数の黄褐色の雄花の尾状花穂を垂れ下げます。雌花は新枝の上部の葉腋の花穂につきます。
 和名「櫟・椚(クヌギ)」は、国の木(クニノキ)から、クノキ、クニギに訛化したといいます.。
 

ミツバウツギの実は扁平な軍配のような形です

ミツバウツギ(ミツバウツギ)

 北海道から九州分布します。国外では朝鮮半島、中国に分布します。 山野に自生する落葉低木です。高さ1.5~3mになります。葉は三出複葉(5枚のこともある)で対生です。花は枝先に円錐花序をなして咲きます。完全に開かないが、花弁5、萼5とも白く、よく目立ちます。果実は偏平で先の尖った軍配のような形をした蒴果です。茎はウツギと同様に中空となります。若葉を和え物など食用にします。別名はコメノキといいます。

 和名「三葉空木(ミツバウツギ)」は、ウツギの仲間ではありませんが、花がウツギに似ていることや、葉が3つに分かれているので、この名前がつきました。

ヤブレガサの春からの成長記録を看板にしました

 春先、お客様から「ヤブレガサの花が見たいのですが、いつ咲きますか?是非見たいと思うので。」と尋ねられました。そして、私は、ヤブレガサにこんなにも興味をもっておられる方がいることに感動したものです。

 そこで、ヤブレガサの成長看板を作ってみようと思った次第です。

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