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3.みどころ情報

来る春に備えて準備万端②

投稿日:2017年11月29日

✿✿ 4/1にオープンした山形市野草園。12/1から3/31まで冬期休園になります。そんな中で、来春の春を待ち望む花たちの姿です。 ✿✿

 

 

ミズバショウ芽吹きミズバショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズバショウ(サトイモ科)の冬芽
野草園のシンボルでもあるミズバショウ。早春の雪解けの水が流れる辺り、緑の葉が先に出て、遅れて真っ白な花が顔を出します(右写真)。今は、雪の少ない場所ではもう緑の葉がチラチラと見えています(左写真)。冬の間、雪の下で春を待ち、他の花に先駆けて咲く花の一つです。          (「ミズバショウの谷」に見られます。)

 

 

ザゼンソウ芽吹きザゼンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザゼンソウ(サトイモ科)の冬芽
ミズバショウよりも更に一足早く、湿地(ミズバショウの谷)に咲き出します。花の様子が、座禅をしている僧のように見えるため、この名があります(右写真)。今は、ツンととがった暗紫色の芽を数センチ土から出しています(左写真)。自ら発熱し、雪を解かすと言われています。ミズバショウより水の少ない場所に棲み分けしているようです。

 

 

マルバマンサクの冬芽マルバマンサク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバマンサク(マンサク科)の冬芽
春に先駆けて「まず咲く」ので、マンサクといわれているほど早く咲いてくれます。写真の冬芽は、もう黄色い花弁が見えています。線形で黄色の花弁と紫紅色の萼が良く目立つ花は(右写真)3月頃から咲き始め、4月上旬頃には見頃になります。マルバマンサクは日本海側に多く、マンサクは太平洋側に多い種です。   (園のあちらこちらで見られます。)

 

 

オオヤマザクラの冬芽オオヤマザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオヤマザクラ(バラ科)の冬芽
今見られるプリッと丸みのある冬芽(左写真)は芽鱗が目立ちますが、毛はなくツヤツヤしています。淡紅色の大きめの花(右写真:径2cm~3cm)は5月の初旬頃が見頃です。北海道~四国などに自生している野生種の桜で、ヤマザクラ(山桜)に比べて花や葉が大きいことからこの名がつけられました。    (「マグノリア通り」「大平沼」周辺などに見られます。)

 

 

◆ この他にも、雪解けが早ければ、次のような可愛い花たちも見られることでしょう。

 

オオミスミソウセツブンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左写真…オオミスミソウ(キンポウゲ科)       右写真…セツブンソウ(キンポウゲ科)

 

✿✿ 今年度も、3万人以上の方々にご来園頂き、誠にありがとうございました。来年は、3/24(土)・3/25(日)にプレ・オープン、4/1(日)に正式オープンする予定です。どうぞ新年度もぜひご来園いただき、自然の中の花たちを楽しんでください。また来年度、お会いしましょう。 ✿✿

来る春に備えて、準備万端の花たち

投稿日:2017年11月16日

~野草園に初雪が降りました。花たちは、もうせっかちに春の準備を整えています。

 

オオカメノキの冬芽オオカメノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオカメノキ(レンプクソウ科)の冬芽
“万歳”しているようにも“ウサギさん”のようにも見える冬芽。中央の丸い方が花芽、両端のとがって見えるのが葉芽です。春に、白いガクアジサイのような花(右写真)をつけますが、花序の径が10cm以上もあるほど大きいので、花芽も丸々と大きいようです。負けずに、葉も亀の甲羅のように大きくて丸くて立派な葉です。                (「友好姉妹都市の庭」などに見られます。)

 

 

メグスリノキ冬芽メグスリノキ紅葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メグスリノキ(ムクロジ科)の冬芽
国内に自生する、高さ10m程になるカエデの仲間の樹木。秋には3枚の小葉からなる濃いサーモンピンクの美しい紅葉を見せていました(右写真)。冬芽四角錐のような形をしていて、表面には白い毛が生えています。頂芽と頂生側芽の3個1セットです。春に芽吹く若葉にも、白い柔らかい毛が密生します。               (「マグノリア通り」などに見られます。)
 

 

ヤマボウシ冬芽ヤマボウシ (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマボウシ(ミズキ科)の冬芽
ハナミズキとそっくりな花(右写真)を咲かせる本種。今は細身のタマネギのような花芽と、ツンと尖がった葉芽を見せています。丸味のある花芽は、混芽(花と葉の芽が同居)になっているようです。                                   (「中央広場」などに見られます。)

 

 

ユキツバキ花芽4.28 ユキツバキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキツバキ(ツバキ科)
春に咲く径8cmほどの5弁花(右写真)を準備している花芽は、気が早くてもう咲き出しそうです。雪に覆われ、地表に押し付けられる冬は今からなのに、少し早すぎる気がしますが……。 (「マグノリア通り」などに見られます。)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深い紅色が秋の深まりを感じさせる……「ハウチワカエデ」

投稿日:2017年11月5日

1ハウチワカエデ 全景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハウチワカエデ(ムクロジ科)の紅葉
樹高は5~15mになり、葉縁には重鋸歯があります。葉身は掌状に裂けていますが、全体を見ると、別名「メイゲツカエデ」と言われるほど丸い形をしています。葉柄は葉身の4分の1から2分の1の長さで、葉柄が長いものは「コハウチワカエデ」とされます。モミジの仲間の中でも深い赤色に紅葉して見事です。                                         (「友好姉妹都市の庭」などに見られます。)

 

 

1108 エノキ黄葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エノキ(ニレ科)の黄葉
葉は左右非対称の広卵形で、葉縁の上半分に鋸歯があり、下半分は全縁になっています。葉がよく茂り、木陰を広く作るので一里塚などによく使われました。鮮やかな黄葉を見せてくれる葉は、国蝶「オオムラサキ」の食草としても知られています。     (「大平沼」西側などに見られます。)

                                 

 

シロモジ黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロモジ(クスノキ科)の黄葉
この時期は見事に黄葉していて、光に透かした様子はそれは見事です。葉の形が独特で、普通は深く3片に切れ込み、切れ込みの根元は小さな穴が開いたようです。オオバクロモジと同じような冬芽を持ち、同じような花をつけますが、折れた枝にオオバクロモジのようなさわやかな芳香は余り無いようです。                                              (「ハーブ園」近く等に見られます。)

 

 

アセビ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アセビ(ツツジ科)
高さ3m程の常緑低木で、長さ7~8㎜の白い壺形の小さな花を下向きにたくさんつけます。牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木(あせび)」となったようです。葉は光沢のある緑色で、花も美しいのですが、毒があり、葉の煎汁は駆虫剤にもなるそうです。春に咲く花ですが、本園では毎年この時期にも少し咲きます。                                (「吉林の庭」で見られます。)