3.みどころ情報

早春の花が次々と咲き始めています

投稿日:2020年4月2日

ジュウガツザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガツザクラ《十月桜》(バラ科)
野草園には、野生種・園芸種合わせて20数種類の桜があります。その中で一番最初に咲くのがジュウガツザクラです。コヒガンザクラの園芸品種で、花は八重咲きです。名を漢字で書くと「十月桜」、春と秋(10月頃)にも花が咲きます。秋に咲く花は春より少し小さいようです。(料金所前バス停付近で見られます)

 

 

 

 

キクザキイチゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キクザキイチゲ《菊咲一華》(キンポウゲ科)
雪が消えた枯れ葉の多い林の下や林の縁に、いち早く咲き出します。花色は淡紫青色や白色などがあります。日が当たると花が開き、曇ってくると閉じてしまいます。キク科ではありませんが、花の様子が菊に似ていることと一輪の花を咲かせることが名の由来です。 (「ミズバショウの谷」の東側などで見られます)

 

 

 

 

 

ショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウジョウバカマ《猩々袴》(シュロソウ科)
早春に咲く常緑多年草の一つで、地面に広がった根生葉の真ん中から花茎を立ち上げ、淡い紫色の花(白花もある)を咲かせます。開花した後、花茎が伸びてきます。花はたくさんの小花の集まりで、花後一時的に赤くなります。それを、能楽の妖怪「猩々(しょうじょう)」の赤毛に、葉をその袴(はかま)に見立てたのが名の由来です。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

 

 

フキノトウP4094150

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フキ《蕗の薹》(キク科)
淡緑色の苞に包まれたフキの若い花茎がフキノトウです。雌雄異株であり、頭花の黄色っぽいのが雄花、写真のように花が白っぽいのが雌花です。雌花は受粉後花茎を伸ばし、タンポポのように線毛を付けた種子を飛ばします。フキノトウは春の山菜として食べられています。また、成長すると丸い大きな葉を付け葉柄は食用にされます。 (園内の所々に見られます)

 

 

 

 

ヒメカンアオイDSC_0048 (2)ヒメカンアオイP4034047

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメカンアオイ《姫寒葵》(ウマノスズクサ科)
本州~四国に分布する背丈の低い常緑多年草です。カンアオイの仲間で花径は1cm程、小型なので名がヒメカンアオイのようです。花は、褐色の萼の先が三角状に開き、中に雄しべと雌しべがあります。花は地面にあり、全く目立ちませんので葉を持ち上げて探さなければなりません。 (「吉林の庭」の東側に見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野草園オープン ! ミズバショウの谷はザゼンソウでいっぱい

投稿日:2020年4月1日

ザゼンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザゼンソウ(サトイモ科)

野草園の代表的な早春の花で、湿地におよそ一万株が群生します。花びらのように見える暗紫茶色の部分は葉が変化したもので、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれています。仏炎苞の中にあるものが花序(小花の集まり)です。植物のかたちが、岩穴で座禅をする僧侶の姿に似ていることが名の由来です。(「ミズバショウの谷」で見られます)

 

 

オオミスミソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオミスミソウ(キンポウゲ科)

雪解けころに可憐な花を咲かせるので、別名「雪割草」とも呼ばれます。白い花弁のようにみえるのは、花弁状の萼片で6~8個あります。天気が良く日が差すと、花が大きく開きます。3つに裂けた葉の角がいずれも尖っていることが、「三角草(みすみそう)」という名の由来です。(「ミズバショウの谷」西側土手で見られます)

 

 

リュウキンカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウキンカ(キンポウゲ科)
湿地に生え、葉は丸い形をしています。径2~3cmの黄色の花弁のように見えるのは、花弁状の萼片です。鮮やかな黄色が金色のように見え、立った茎に花をつけることが「立金花」という名の由来です。野草園にあるリュウキンカは秋(9月下旬頃)にも花を咲かせます。(「ミズバショウの谷」等で見られます)

 

 

アズマイチゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アズマイチゲ(キンポウゲ科)
春の日差しを受け、早春の間にだけ咲いて、夏には葉や茎も枯れてしまう短い命です。白い花弁のように見えるものは、、8~13個の花弁状の白い萼片です。切れ込みのほとんどない葉が下に垂れているのが特徴です。天気が良く、日が差すときだけ花が大きく開きます。東日本に多く分布しイチリンソウ(イチゲ)の仲間であることが名の由来です。(「ひょうたん池」西側で見られます)

 

 

マルバマンサク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバマンサク(マンサク科)
本種は日本海側に多く、太平洋側に多いマンサクと違い、葉の上部が尖らずに円い形です。花は黄色い線形の花弁と紫紅色の萼が目立ちます。春一番にまず咲くのでマンサクと言われます。(「マグノリア通り」等で見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野草園は12月1日から冬期休園です

投稿日:2019年11月27日

 4月1日の正式開園から8ヶ月間、山野草を愛する方々に大勢来園していただき本当に有り難うございました。野草園の開園も11月30日で終了し、12月~3月まで冬期休園となります。尚、冬期休園中に樹木の冬芽を観察する四季観察会(2/12)と、早春の植物を観察する四季観察会(3/12)を予定していますので、是非御参加下さい。本年度の「観察日記・見どころ情報」を終了します。

 

 

野草の丘から見た竜山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「野草の丘」から見える雪の龍山

野草園の東側にある龍山に雪が積もり始め、晴れた日の青空と雪の山肌が調和し大変美しいです。12月に入ると西蔵王の山々には雪が降り積もり始めるでしょう。野草園の樹木も落葉し冬の到来を待っているかのようです。

 

 

ミズバショウの冬芽2ミズバショウ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズバショウの冬芽(サトイモ科)

今は、落ち葉の重なる水辺の地面から緑色の冬芽を出しています。これが雪が解けると真ん中の部分から仏炎苞が成長してきます。そして4月になると白い仏炎苞が開き、花が咲き出します。(写真右)花は白色の仏炎苞の中に多数の小花をつけた細長く黄緑色の花序です。(「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

ジュウガツザクラの木ジュウガツザクラ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガツザクラの木(バラ科)

この時期園内ではたった一つだけ咲いている花です。葉はもう落葉していますが、小枝には淡紅白色で八重咲きの花がたくさん付いています。名前は「十月桜」で10月頃から開花し、秋と春の2回花が咲く桜です。 (料金所の北側などに見られます)

 

 

イイギリの果実の木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イイギリの果実の木(ヤナギ科)

 太い枝を放射状に広げる雌雄異株の落葉高木で、落葉した後も、このようにたくさんの果実をブドウのように垂れ下げています。果実は球形で赤くおいしくありませんが、野鳥たちの冬の貴重な餌になります。 (「スワンヒルの庭」に見られます)

 

 

ホザキヤドリギの果実の木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホザキヤドリギの果実の木(ヤドリギ科)

ミズナラやコナラなどの落葉広葉樹上に寄生し、宿主の幹にくい込んだ寄生根が養分や水を吸い取ります。落葉した樹木を遠くから見ると鳥の巣のように見えます。7月頃、枝先から黄緑色の花をまばらに付け、今は径5mm程の淡黄色の果実を枝に付けています。 (「七草の庭」などのコナラの木の上に見られます)