観察日記

ミズバショウとザゼンソウが湿地一面に咲き誇っています

投稿日:2019年4月25日

ミズバショウの群生2左ミズバショウの群生2右ミズバショウとザゼンソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズバショウとザゼンソウの群生

「ミズバショウの谷」にはザゼンソウとミズバショウが約1万株ずつ咲き誇っています。伸びた葉もこれからだんだん大きくなります。このようにたくさんのザゼンソウとミズバショウが一緒に咲いているのがめずらしく、多くのお客さんが見に来ます。

 

 

タムシバ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タムシバ(モクレン科)

日本海側の山地に多く、葉に先立ってコブシに似た香りの良い白い花を咲かせます。コブシと違って花の下に葉はありません。花弁は6個で外側に3個の小形の花弁のような白色の萼片があります。花の下を包んでいる褐色の芽鱗はもうすぐ落ちます。 (「ロックガーデン」に見られます)

 

 

エドヒガン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エドヒガン(バラ科)
関東地方に多く、春のお彼岸頃に咲き始めるのでこの名がついたようです。葉より花の方が早く開花し、淡紅色の5弁の花を枝から2~5個散形状に咲かせます。花の基部にある萼筒が丸くふくらんでいるのが特徴です。長寿の桜でも知られており、天然記念物の桜の大木には本種が多いようです。 (「野草の丘」の東側に見られます)

 

 

ソメイヨシノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソメイヨシノ(バラ科)

江戸時代に、エドヒガンとオオシマザクラを交配してつくられた桜で、全国に植樹され春の桜として親しまれています。花が先に咲き、若葉は後に開きます、また樹形は枝が横に伸びて広がりますので、花がいっぱい見え見応えがあります。 (大平沼の西側に見られます)

 

 

ヤマウグイスカグラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)

山野に生えよく分枝して背丈が2m程になります。その枝に付く桃色の花は細長い漏斗形で先端が5裂し下向きです。名の由来は鶯が鳴く頃に咲くからという説や他の説もあります。同じ仲間で葉や枝、花柄に毛がないものはウグイスカグラです。花後、グミのような赤い果実が付きます。 (「マグノリア通り」に見られます)

 

 

ミヤマカタバミ1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマカタバミ(カタバミ科)

普通に見られるカタバミは黄色い花をつけますが、本種は白色です。葉は角張った3枚のハート形で、花は花弁の長さが1~1.5cmで5個です。気温が低かったり、天気が悪かったりすると葉と花を閉じてしまいます。カタバミの名の由来は、葉を閉じた様子が虫に葉を食われているように見えるので、片食み(かたはみ)となったようです。(ひょうたん池の西側に見られます)

 

 

ハシリドコロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハシリドコロ(ナス科)

花は釣鐘形で花弁の先が浅く5裂糸し外側が暗紫色、内側が淡黄緑色です。萼片は緑色です。葉と地下茎に猛毒を含み、これを食べると神経に作用して幻覚症状をおこし苦しんで“走り回る”ことから名がついたようです。 (「藤棚」の西側に見られます)

 

 

 

キタコブシの木は満開です

投稿日:2019年4月24日

満開のキタコブシ左満開のキタコブシ右キタコブシ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満開のキタコブシ(モクレン科)

園内の所々にキタコブシの木があります、写真は「スワンヒルの庭」のキタコブシです。白いキタコブシの花が枝にいっぱい付き、咲き誇っています。野草園には料金所から長い通りがあり、そこを「マグノリア通り」と名づけています。マグノリアとはモクレン科のことで、この通りにキタコブシの木がたくさんあるからです。

 

 

オオヤマザクラ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオヤマザクラ(バラ科)

東北や北海道の山々には、野生種のオオヤマザクラが多く咲きます。赤みがかった色をした若葉が開くと同時に、淡紅色の花を咲かせます。ヤマザクラよりも花色が濃く、花柄(花を支える茎のようなもの)は無毛です。枝が斜め上に伸びるので樹形は上に広がります。 (駐車場の東側や大平沼の北側に見られます)

 

 

オオイワウチワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオイワウチワ(イワウメ科)

葉は団扇のように丸く、厚くてつやがあり、基部が深く入れ込んだ心形です。草丈は低く、岩地になどにも生えるのでこの名が付いたようです。花茎に淡紅色の花を1個だけ付け、花弁の先は細かく裂けてフリル状になっています。同じ仲間のイワウチワよりも葉も花も大きいです。 (「ロックガーデン」の中程に見られます)

 

 

イワナシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワナシ(ツツジ科)

山地の岩場などに、地面を這うように生える高さ20cm未満の常緑小低木です。5~10cmの楕円形の葉は革質です。枝の先に筒状鐘形で、先が薄い紅色で5裂した白い花を数個つけます。花の長さは1cm程で、初夏には丸い果実に熟し、甘く美味しいです。(「ロックガーデン」に見られます)

 

 

ユキツバキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキツバキ(ツバキ科)

日本海側の多雪地帯に分布する常緑低木です。積雪の重みに対して対応できるように枝がしなやかで、枝が湾曲し雪の重みによって倒されても、雪が溶けると立ち上がってきます。花は真っ赤な花弁と花糸まで黄色い雄しべでつくられています。ツバキは咲き終わると花全体が落ちてしまいます。 (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

オオバクロモジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバクロモジ(クスノキ科)

山地に生える落葉低木で雌雄異株、若枝は濃い緑色ですべすべし黒い斑紋が多く、それが文字のように見えるので名前がつけられたようです。葉が出るのと同時に、黄緑色の小花が葉の腋から十数個集まって咲きます。葉や茎に芳香があり、高級な爪楊枝に使われたりします。 (「ツツジの丘」などいろいろなところに見られます)

 

 

 

 

林の下一面に咲き誇るカタクリの花

投稿日:2019年4月22日

カタクリの群生左カタクリの群生右カタクリ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタクリの群生とカタクリ(ユリ科)

「ひょうたん池」の西側には、花被片の反り返った淡紅紫色のカタクリの花が一面に咲いています。昔、雪国ではどこの山にも生えていた植物だそうです。そのためにカタクリの鱗茎(地下の茎)からデンプンを採ったそうです。片栗粉という名はそこからきています。しかし、今ではあまり見られなくなってしまいました。

 

 

オクチョウジザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オクチョウジザクラ(バラ科)

オクチョウジザクラは日本海側に、チョウジザクラは太平洋側に多く分布します。低木で下部から枝分かれします。葉の裏の葉脈に毛が多く、葉先は尾状に長くとがっています。花の萼筒が長く少しふくらみ、花柄には毛があります。花を横から見ると「丁の字」の形をしているので名がついたようです。 (「ロックガーデン」などに見られます)

 

 

アカヤシオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカヤシオ(ツツジ科)

野草園のツツジの中でもっとも早く咲くツツジです。葉が開く前にピンク色の花茎5cm程の花を開きます。ツツジは合弁花ですが、花は先の方から5つに裂けて5個の花弁のように見えます。葉のない枝にはいくつかの花が付いています。これから開く葉は枝先に5枚ずつ輪生します。(「ツツジの丘」の南側に見られます)

 

 

エゾムラサキツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾムラサキツツジ(ツツジ科

自生地の北海道では5月に開花するそうですが、野草園ではいち早く咲くツツジの1つです。半落葉低木で葉が革質です。花は赤みがかった紫色で広い漏斗型、雄しべは10個あり葯も紫色です。(「ロックガーデン」の登り始めた所に見られます)

 

 

エンレイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンレイソウ(シュロソウ科)

直立した茎の先に大きな丸みのあるひし形の葉を3枚輪生します。その中心から出た花柄の先に褐紫色と緑色のまじった小さな花を少し傾けて付けます。これは萼に相当する外花被片3個で内花被片(花弁)はありません。雄しべは6個です。 (「藤棚」の北西側にある杉林の下に見られます)