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観察日記

オクチョウジザクラ 野生種サクラ開花 

投稿日:2020年4月7日

オクチョウジザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オクチョウジザクラ(バラ科)
野生種の桜のひとつで、オクチョウジザクラは日本海側に、チョウジザクラは太平洋側に多く分布します。低木で下部から枝分かれします。葉の裏の葉脈に毛が多く、葉の先は尾状に長く尖っています。花の萼筒が長くて少しふくらみ、花柄には毛があります。花を横から見ると「丁の字」の形をしていることが名の由来です。 (「ロックガーデン」などで見られます)

 

 

 

イワウチワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワウチワ(イワウメ科)
常緑の多年草で、団扇のような葉の形が名の由来です。一つの茎に一つの花をつけ、横向きに花が開きます。薄桃色の花弁の先がフリルのように細かく裂けている美しい花で、花径は2.5~3cmほどです。(「ミズバショウの谷」の木道脇や「ロックガーデン」で見られます。)

 

 

 

アブラチャン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アブラチャン(クスノキ科)
落葉低木で雌雄異株、黄色い小花が3~5個集まった花序を付けます。「チャン」とはコールタールのような炭化水素類のことで、樹皮や種子に油分を多く含み燃え易い木です。その昔、果実から油を取って燃やし明かりにしたそうです。(「ウランウデの庭」の小川の側で見られます)

 

 

 

カツラ雄花カツラ雌花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カツラ(カツラ科)
まっすぐに伸びる落葉高木で雌雄異株です。葉が出る前に、花弁も萼もなく、花の基部が苞に包まれている小さな花を付けます。写真のように雄花には淡紅色の葯の雄しべがたくさんあります。雌花は3~5個の雌しべがあり柱頭は糸状で淡紅色です。左側の写真が雄花、右側が雌花です。 (「大平沼」西側東屋裏で雌雄両方見ることができます)

 

 

 

キブシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キブシ(キブシ科)
林縁などで湿り気と日陰を好む落葉小低木で雌雄異株です。小さい黄緑色の鐘形の花が枝から鈴なりに垂れ下がっています。雄花と雌花の違いは、花の中の蕊(しべ)で判断し、もちろん雄しべがあるのが雄花です。昔、果実に含まれるタンニン(渋)を染料として利用しました。 (「クリンソウの谷」の南側などで見られます)

 

 

 

ツルネコノメソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルネコノメソウ(ユキノシタ科)
沢沿いの湿地などに生育する、背丈が5~15cmの多年草です。黄緑色の花のように見えるところは葉で、花はその中心にあります。花弁はなく萼片が黄緑色の広卵形で平開し、黄色の葯の雄しべが8個あります。果実が猫の目のように見えることが名の由来です。 (「クリンソウの谷」の南東側で見られます)

 

春の妖精 カタクリが咲き始めました

投稿日:2020年4月5日

カタクリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタクリ(ユリ科)
花被片の反り返った淡紅紫色のカタクリの花が咲き始めました。どこの山にも生えていて普通に見られた植物で、カタクリの鱗茎(地下の茎)からデンプンを採りました。片栗粉という名はそこからきています。しかし、今ではあまり見られなくなってしまいました。(「ひょうたん池」の西側でみられます)

 

 

 

 

サンシュユ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンシュユ(ミズキ科)
サンシュユの木に、黄色い花がたくさん付いています。近づいてみると、小さな小花が集まってひとつの塊になっています。天気の良い日の黄色いサンシュユの花はとても美しく、「春黄金花(はるこがねばな)」と呼ばれています。(「吉林の庭」・「薬草コーナー」で見られます)

 

 

 

エゾムラサキツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾムラサキツツジ(ツツジ科)
自生地の北海道では5月に開花するようです。野草園では、ツツジ類の中でもいち早く咲きます。半落葉低木で葉が革質です。花は、赤みがかった紫色で広い漏斗型で雄しべは10個あり葯も紫色をしています。(「ロックガーデン」の登り始めた所に見られます)

 

 

 

 

 

ナニワズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナニワズ(ジンチョウゲ科)
北海道~本州の、主に日本海側の山地に生える落葉小低木です。雌雄異株で黄色い小さな花を枝先に集めてつけます。花弁のように見えるのは、黄色の萼筒(がくとう)で4裂しています。別名エゾオニシバリと呼ばれており、枝の強さを鬼を縛れるくらいと表現したようです。(「クリンソウの谷」の藤棚の南側で見られます)

 

 

 

 

キバナノアマナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キバナノアマナ(ユリ科)
少し湿った草地などに生える多年草で、群生はせず平べったい線形の葉をつけます。花茎を10cm程伸ばして先端に3~5個の淡黄色の花をつけます。ユリ科なので鱗茎(地下茎)があり、甘みがあることが名の由来です。 (「ハーブ園」の近くで見られます。)

 

 

 

オオイヌノフグリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
街の中でも普通に見られる植物で、園内でも至る所に咲いています。ヨーロッパ原産の帰化植物です。花は晴れた朝に開き、虫によって花粉を運んでもらう虫媒花ですが、夕方に花がしぼむ時に自家受粉も行われます。花は太陽の光によって開閉します。(学習センター西側で見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早春の花が次々と咲き始めています

投稿日:2020年4月2日

ジュウガツザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガツザクラ《十月桜》(バラ科)
野草園には、野生種・園芸種合わせて20数種類の桜があります。その中で一番最初に咲くのがジュウガツザクラです。コヒガンザクラの園芸品種で、花は八重咲きです。名を漢字で書くと「十月桜」、春と秋(10月頃)にも花が咲きます。秋に咲く花は春より少し小さいようです。(料金所前バス停付近で見られます)

 

 

 

 

キクザキイチゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キクザキイチゲ《菊咲一華》(キンポウゲ科)
雪が消えた枯れ葉の多い林の下や林の縁に、いち早く咲き出します。花色は淡紫青色や白色などがあります。日が当たると花が開き、曇ってくると閉じてしまいます。キク科ではありませんが、花の様子が菊に似ていることと一輪の花を咲かせることが名の由来です。 (「ミズバショウの谷」の東側などで見られます)

 

 

 

 

 

ショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウジョウバカマ《猩々袴》(シュロソウ科)
早春に咲く常緑多年草の一つで、地面に広がった根生葉の真ん中から花茎を立ち上げ、淡い紫色の花(白花もある)を咲かせます。開花した後、花茎が伸びてきます。花はたくさんの小花の集まりで、花後一時的に赤くなります。それを、能楽の妖怪「猩々(しょうじょう)」の赤毛に、葉をその袴(はかま)に見立てたのが名の由来です。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

 

 

フキノトウP4094150

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フキ《蕗の薹》(キク科)
淡緑色の苞に包まれたフキの若い花茎がフキノトウです。雌雄異株であり、頭花の黄色っぽいのが雄花、写真のように花が白っぽいのが雌花です。雌花は受粉後花茎を伸ばし、タンポポのように線毛を付けた種子を飛ばします。フキノトウは春の山菜として食べられています。また、成長すると丸い大きな葉を付け葉柄は食用にされます。 (園内の所々に見られます)

 

 

 

 

ヒメカンアオイDSC_0048 (2)ヒメカンアオイP4034047

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメカンアオイ《姫寒葵》(ウマノスズクサ科)
本州~四国に分布する背丈の低い常緑多年草です。カンアオイの仲間で花径は1cm程、小型なので名がヒメカンアオイのようです。花は、褐色の萼の先が三角状に開き、中に雄しべと雌しべがあります。花は地面にあり、全く目立ちませんので葉を持ち上げて探さなければなりません。 (「吉林の庭」の東側に見られます)