観察日記

たくさんの白い円錐形の花序が枝につくトチノキ

投稿日:2019年5月23日

トチノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキ(ムクロジ科)

山地に生育する落葉高木で、葉は大きく5~7枚の掌状複葉で鋸歯があり、天狗の団扇のようです。1つの花は白色で基部がやや紅色を帯びた4弁花で、雄しべは長く花の外に出ています。それが20~30個が集まる円錐形の花序をつくっています。秋にはその一部がトチの実をつくります。 (「中央広場」などに見られます)

 

 

ミツバウツギ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバウツギ(ミツバウツギ科

山地に自生する高さ3~4mの落葉低木です。ウツギの仲間ではないが、花が白くて似ていることや、葉が3出複葉なのでこの名がついたようです。枝先に白い花の円錐花序をつけます。蕾は多いですが、花が全部咲くわけではないようです。花後の果実は特徴のある形をしています。 (「クリンソウの谷」の北西側に見られます)

 

 

ベニサラサドウダン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニサラサドウダン(ツツジ科

落葉低木で葉は枝の先の方に集まってつきます。花は釣鐘形で下向きにつり下がり、色は薄紅色で濃赤色の筋が入ります。同じ仲間のサラサドウダンに比べて花はやや小さく、花色は濃いです。 (「中央広場」の西側に見られます)

 

 

ハナイカダ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナイカダ(ハナイカダ科)

山地に生える落葉低木で雌雄異珠です。葉の表面の主脈の中央付近に淡緑色の花をつけます。雄花は数個集まってつき、雌花は通常1個、まれに2~3個つきます。名前の由来は花を乗せた葉をいかだ(筏)に例えたようです。 (「深樹の小径」の入り口付近などに見られます)

 

 

ニシキギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニシキギ(ニシキギ科)

山野の林に生える落葉低木で、根際からよく枝分かれして伸び、若い枝には板状の翼があることが特徴です。花は黄緑色で花弁が4個の小花です。名前は秋の紅葉が美しく見事なので錦に例えたものです。そのために、庭木や生垣にたくさん使われています。 (「吉林の庭」などに見られます)

 

 

ヒメシャガ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメシャガ(アヤメ科)

山地の林下などで生育する多年草です。草丈が20~30cm、葉は先が尖った線形で、花径4cm程の淡紫色の花を付けます。花弁の中央は白色で、そこに紫色の脈と黄色の斑点があり、鶏冠状の突起があります。花がシャガに比べ小さいのでこの名がついたようです。 (「ロックガーデン」や「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

サルメンエビネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サルメンエビネ(ラン科)

エビネの仲間では最も北の地方まで生える多年草です。草丈が20~40cmの花茎に10個程の小さな花をつけます。名前の由来は、エビネの地下茎が海老に似ているから、花の唇弁が赤褐色で縮れており、それを猿の顔に見立ててつけられたようです。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

キタマムシグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キタマムシグサ(サトイモ科)

山地の林の下に生える草丈30~80cmの多年草で雌雄異株です。花のように見えるのは仏炎苞で緑色、白い筋が入り筒口部が少し曲がって耳状となっています。中にある付属体の下に、雄株には雄花序が、雌株には雌花序があります。初めは雄株ですが、大きく成長すると雌株になります。 (「ミズバショウの谷」の東側などに見られます)

花笠の踊り子たちが茎を囲むように見えるオドリコソウの花

投稿日:2019年5月22日

オドリコソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オドリコソウ(シソ科)

山野や道端の半日陰に生える草丈30~50cmの多年草です。葉は対生し葉脈が目立ちます。葉のわきに長さ3~4cmの淡紅紫色又は白色の花を数個輪生します。花は唇形で、名の由来は花の形が笠をかぶった踊り子の姿に似ているからです。 (「七草の庭」の東側に見られます)

 

 

ホタルカズラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホタルカズラ(ムラサキ科)

乾いた草地や林縁に生える草丈5~15cmの多年草です。青紫色の花弁と中央の白い星形の隆起から、ホタルの光を連想して名がつきました。またカズラとはつる状植物のこと、本種は花後に根元からつるが出てきて地面を這って伸び新しい株を作ります。 (「中央広場」の西側に見られます)

 

 

キレンゲツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレンゲツツジ(ツツジ科)

レンゲツツジの内、黄色の花を咲かせる種です。レンゲツツジと同じように茎の上部に漏斗形の花が数個集まって開きます。名は黄色のレンゲツツジ、レンゲは蕾の様子を蓮花(ハスの花)に見立ててつけられたようです。 (「ボルダーの庭」の北側に見られます)

 

 

フジ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジ(マメ科)

落葉性のつる性木本です。花序は下に向けて長く伸び上の方から次々と咲くので花序の姿が逆三角形になります。花はマメ科特有の蝶形で淡紫白色です。フジのつるは下から左巻きです。(「クリンソウの谷」の藤棚に見られます)

 

 

ヤマフジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマフジ(マメ科)

落葉性のつる性木本です。花序は下に向けて伸びますが、花序はフジより短く花がほぼ一斉に咲くので楕円形のような形になります。花はマメ科特有の白い蝶形です。ヤマフジのつるはフジと反対に下から右巻きです。 (「クリンソウの谷」の藤棚に見られます)

 

 

オトコヨウゾメ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オトコヨウゾメ(レンプクソウ科)

林縁などに生える落葉低木で、葉の側脈は主脈から斜め平行に出ています。枝先に垂れ下がる散房花序をつけ、白色の浅く5裂した花をまばらにつけます。花後、赤い果実を付けます。 (「クリンソウの谷」の西側に見られます)

 

 

キンギンボク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンギンボク(スイガズラ科

山地に自生する落葉低木で、葉のつけ根から短い柄を出して2個ずつ花をつけます。花は咲き始めが白色で後に黄色くなります。黄色と白色の入り交じる様子を金と銀に例えて名前がついたようです。ひょうたん形の赤い実をつけるので別名「ヒョウタンボク」とも言いますがその実は有毒です。 (「クリンソウの谷」の北西側に見られます)

 

 

ヤマグルマ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマグルマ(ヤマグルマ科)

常緑高木で、葉は枝先に集まって輪生状に付きます。葉は長さ5~14cm、広倒卵形で鋸歯があり革質です。枝先に総状花序を出し黄緑色の花を多数付けます。花は径1cm程で花弁や萼もなく、雄しべが多数です。中央には雌しべが5~10個輪生しくっついています。樹皮からトリモチが取れるので、別名トリモチノキとも呼ばれます。(「スワンヒルの庭」の北側や「ロックガーデン」で見られます)

野草園で最も大きな葉と花のホオノキ

投稿日:2019年5月20日

ホオノキ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホオノキ(モクレン科)

高さが10~30mにもなる落葉高木です。葉が大きく長さは20~40cmにもなり、裏は粉白色を帯び枝先に集まって付きます。白い花もたいへん大きく径20cm以上にもなります。白い萼と花弁の区別は明瞭でなく9~12個、赤い雌しべは多数集まってくっついています。雄しべも多数でその花糸は赤いです。それに強烈な甘い香りもします。 (「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

ツクバネウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツクバネウツギ(スイカズラ科)

山野の日当たりの良い場所に生える落葉低木です。花は2個ずつ付き、いっぱいに開いた5枚の萼片が、羽根つきの羽根に似ていることが名前の由来です。花は白く釣鐘形で内側に橙色の編み目模様の網状紋が目立ちます。 (「ロックガーデン」などに見られます)

 

 

ツリバナ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリバナ(ニシキギ科)

山野の林内に生育する落葉低木で、枝から長い柄のある花序を釣り下げることが名の由来になっています。花弁が5個の淡緑色の小さな花で目立ちません。しかし、秋になると真っ赤な果実が長い柄にぶら下がり目立ちます。やがて赤い果実は5裂して、橙色の薄い皮で包まれた種子をぶら下げます。 (「クリンソウの谷」の北西側に見られます)

 

 

センダイハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センダイハギ(マメ科)

東北や北海道の砂地などに多い草丈40~80cmの多年草です。葉は3出複葉で裏に白い毛があります。茎先に総状花序を伸ばし、マメ科の特徴である黄色い蝶形花をたくさん付けます。名は漢字で「先代萩」と表され、歌舞伎の「伽羅先代萩」から取ったようです。「スワンヒルの庭」の南西側に見られます)

 

 

コンロンソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンロンソウ(アブラナ科)

山地のやや湿った所に生える草丈30~50cmの多年草です。葉は奇数羽状複葉で小葉は5~7枚です。茎上部に短い総状花序を出し、白色の4弁花をつけます。 (「ひょうたん池」の西側など所々に見られます)

 

 

カリン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリン(バラ科)

中国原産の落葉高木で、樹皮が鱗片状にはがれます。花は淡紅色の5弁花です。秋には大きな黄色い果実がつくられ枝についています。それがカリン酒作りに使われます。かりんにはのどの炎症を治す成分が含まれています。 (「薬草コーナー」などに見られます)

 

 

ムラサキサギゴケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキサギゴケ(ハエドクソウ科)

湿り気のある水田のあぜなどに生える多年草です。根生葉の間から細長い、横に這う茎を伸ばして広がります。高さ10~15cmの花茎をのばし、紅紫色の花をつけます。花は唇形で上唇は小さく、下唇は大きく3裂し、その中央が2列にもり上がり黄褐色の斑点があります。名は花の形が鷺の頭を見え、草の姿が苔のように見えることからつけられたようです。(所々に見られます)

 

 

チゴユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チゴユリ(イヌサフラン科)

山の林の下に生育する草丈が10~20cmの多年草で、茎頂に白色で6花被片の星形の小花を付けます。雄しべが6個で雌しべの柱頭が3裂し下向きに開いています。花後、黒色の小さな丸い果実(液果)をつけます。 (「深樹の小径」など所々に見られます)