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観察日記

「秋の七草」の青紫色の花、キキョウがたくさん咲いています

投稿日:2018年7月31日

キキョウの群生キキョウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キキョウの群生

「七草の庭」にはたくさんの白い蕾と青紫色の花のキキョウが咲き誇っています。花は横を向いて開花します。詳しく見ると、黄白色の5個の雄しべが雌しべを囲んでいる開花直後の花、雄しべが下に倒れ雌しべの花柱が5裂して開き受粉を待つ花(写真右)が見られます。秋の花ですが、8月前半が開花期間です。

 

 

オオミゾソバ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオミゾソバ(タデ科)

水田や湿地に生える草丈50~90cmの1年草で、茎には下向きの刺があります。葉は牛の顔を逆さまにしたような矛形(ほこがた)で互生します。枝先に淡紅色の小さな花が多数集まってつきます。お菓子のコンペイトウの様な形の花です。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

 

 

ベロニカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベロニカ(オオバコ科)

ヨーロッパ原産の草丈25~80cmの多年草です。真っ直ぐ立ち上げた枝先に10~20cmの穂状花序をつけます。青紫色の小花を密に付け下から順に咲いていきます。別名「ルリトラノオ」と呼ばれます。 (「ツツジの丘」に見られます)

 

 

オタカラコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オタカラコウ(キク科)

林の下や湿気の多い場所に生え、草丈1~2mになる多年草です。根生葉はフキの葉に似た径40~60cmの丸い葉です。立ち上げた茎の上部に黄色い花を総状に多数付け、下から上に開花していきます。1つの花には舌状花が8個程あり、3個程度の舌状花のメタカラコウとの違いがわかります。“雄宝香”の宝香とは防虫にもなる香りのことです。 (「ひょうたん池」の南側に見られます)

 

 

トチノキの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキの果実(ムクロジ科)

落葉高木で春に白い花の花序を付けていましたが、今は、その花の一部が、径3~5cmの茶色の果実になっています。所々に6~10個程の果実を枝に付けています。 (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花も果実も美しいのに名はクサギ

投稿日:2018年7月29日

クサギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クサギ(シソ科)

日当たりの良い山野の林縁などに生える落葉小高木で、花は紅紫色の萼と5裂し平らに開いた白色の花弁、そして長い雄しべと甘い芳香もあります。花後は萼が濃紅色になり、深裂して星状に開き中央に藍色の果実を付けきれいです。しかし、葉を傷つけると臭気がするのでこの名がついてしまったようです。 (「ミズバショウの谷」の南東側などに見られます)

 

 

オオウバユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオウバユリ(ユリ科)

山地の林下に生え、高さが1.5~2mになります。茎の上部に10~20個の黄緑色の長い6弁花を横向きにつけます。名前は、花の咲く時期に下茎の葉が枯れてしまうので“葉がない”を“歯がない”とかけて姥に例えたものと言われています。花後はたくさんの翼の付いた種子の果実をつくります。 (「ミズバショウの谷」や「スワンヒルの庭」に見られます)

 

 

ノカンゾウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノカンゾウ(ススキノキ科)

日当たりの良い斜面や草地に生える草丈60cm程の多年草です。細長い剣状の葉で、花茎の先に橙赤色の花を数個つけます。花被片は6個で、1日花です。名のカンゾウとは漢名の「萱草」を日本語読みにしたものです。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

ツリガネニンジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリガネニンジン(キキョウ科)

日当たりの良い山野の草地に生える草丈40~100cmの多年草で、茎の上部に淡紫色の釣鐘形の花を数個、輪生に釣り下げます。萼は細くて、雌しべが花から突き出ています。大きな根は薬用に利用されます。名前は花の姿と、大きな根を朝鮮人参に例えたからのようです。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

マムシグサの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トウゴクマムシグサの果実(サトイモ科)

春に咲いた花は茶色で目立ちませんでしたが、この時期になると林の中に、直立した30~80cmのむき出しのトウモロコシのような形の赤い果実が生育しています。有毒で上の方から熟して長い期間見られます。 (「ひょうたん池」の西側などに見られます)

花器の釣舟に似た花、ツリフネソウ

投稿日:2018年7月28日

ツリフネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

山野の水辺に群生する草丈30~50cmの1年草で茎の先に数個の花がぶら下がります。花は紅紫色で距が著しく後ろに突き出て渦巻き状になります。花弁は3個で下は2個がくっついて唇弁になり、距がある袋は萼片です。名前は花の形が花器の釣舟に似ているのでつけられたようです。 (「クリンソウの谷」など所々に見られます)

 

 

ソバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソバナ(キキョウ科)

山地の林縁や沢沿いなどに自生する草丈50~100cmの多年草です。茎の上部に数個の鐘形の花を垂れ下げます。花弁は淡青紫色で先端が5つに裂けて開きやや反り返ります。似ているツリガネニンジンとの違いは、花が輪生しないこと、雌しべが花から突出しないことなどです。 (「深樹の小径」などに見られます)

 

 

サワヒヨドリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワヒヨドリ(キク科)

山地の日当たりの良い湿地に生える多年草です。葉は対生ですが、ときに輪生し、葉が深く3裂もします。茎の上部に多数の白い花を散房状につけます。すべて白い筒状花ですが、まれに紫色を帯びるようです。名の由来は沢に生えるヒヨドリバナということです。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

 

 

ルリタマアザミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルリタマアザミ(キク科)

地中海沿岸~西アジアに分布する草丈1m程の多年草です。葉は長楕円形で深く切れ込み、縁に刺がありアザミに似ています。茎頂に径5cm程の球形の花を付けますが、詳しく見ると、紫色の深く5裂した花弁を持つ小さな筒状花が集まって球状になっています。日本には同じ仲間のヒゴタイが山野に自生します。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

センニチコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センニチコウ(ヒユ科)

熱帯アメリカ原産の草丈50cm程の1年草です。茎頂に紫色や白色の球状の花を付けますが、詳しく見るとたくさんの花の集まりです。花期が非常に長く、色が鮮やかなので「千日紅」の名が付いたようです。この花は乾燥させても色があせず長持ちするのでドライフラワーにも利用されます。 (「スワンヒルの庭」に見られます)