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観察日記

黄橙色のニッコウキスゲが一面に咲いています

投稿日:2018年6月3日

ニッコウキスゲの群生ニッコウキスゲ群生2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニッコウキスゲの群生

黄橙色のラッパ状の花を茎の先に3~4個付けたニッコウキスゲが「クリンソウの谷」の東側に群生しています。この花は1日花で夕方しぼんでしまいますが、蕾がつくられ次々と咲きます。この谷の西側にはピンク色の花のクリンソウも群生し、谷は花でいっぱいです。

 

 

スイレン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイレン(スイレン科)

池や沼などに生育し、葉と花は水面に浮いています。葉は基部に切れ込みのある丸い形で、花はたくさんの花弁があり、色も白、赤、桃色など多彩です。スイレンを漢字で書くと「睡蓮」、花が朝開いて夕方閉じ、夜に花が眠る“睡眠“から名がついたようです。 (「ひょうたん池」と「吉林の庭」に見られます。)

 

 

ムラサキツユクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキツユクサ(ツユクサ科

北米原産で明治初期に渡来したようです。葉は線形で長く、基部で茎を抱き、茎先に数個の花が付きます。花は3個の紅紫色の花弁で黄色の葯の雄しべが目立ちます。朝開いて夕方でしぼむ1日花です。 (「薬草コーナー」に見られます。)

 

 

コウゾリナ*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウゾリナ(キク科)

山野の草地や道端などに生える高さ30~90cmの越年草です。茎と葉には褐色の剛毛があります。この刺状のかたい剛毛に触れると肌がすれて痛いところから、剃刀(かみそり)(髪剃は当て字)に例えてつけられた名前です。枝先に黄色の舌状花だけの頭花をつけ、総苞はやや黒っぽい緑色で剛毛があります。 (園内の所々に見られます。)

 

 

ヤナギトラノオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤナギトラノオ(サクラソウ科)

寒冷地の山地の湿原などに見られる多年草です。葉は対生し、葉のわきから円筒形の総状花序を出します。これには黄色い小花が密についています。葉がヤナギのような形で花序が少しオカトラノオに似ているのでこの名があります。 (「水辺の花」の北側に見られます。)

 

 

ニワゼキショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニワゼキショウ(アヤメ科

道端の日当たりの良い場所に生え、線形に近い葉をたくさん根生します。花は小さな淡紫色の6弁花で紫色の細線が入っている1日花です。名前は庭に生えるセキショウということ、細い葉がセキショウの葉に似ているからのようです。(「吉林の庭」などに見られます。)

 

 

ヒレアザミ*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒレアザミ(キク科)

アザミ類は多種多様で見分け方が容易でありませんが、本種はすぐに見分けがつきます。茎に翼、いわゆるヒレがあるからです。道ばたや河原の土手などに生える多年草で、花は紅紫色で枝先に数個集まってつきます。茎全体にヒレがあり、そのふちに刺が生えているのが特徴です。 (「ボルダーの庭」の東側に見られます。)

 

 

オッタチカタバミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オッタチカタバミ(カタバミ科)

北米原産の多年草で、道端や荒れ地でよく見かけます。カタバミは茎が横に這いますが、本種は茎が直角に立ち上がります。草丈は20~30cmで、葉は独特のハート形を3つ合わせた形で、日中は開き夜に閉じます。葉のわきから花柄を出し黄色い5弁花の花を付けます。 (「ロックガーデン」の登り口などに見られます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園内の池の水草、オゼコウホネが開花

投稿日:2018年6月2日

オゼコウホネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オゼコウホネ(スイレン科)

山地の池や沼に生育する多年生の水草です。水面に浮いている葉は広楕円形で深い切れ込みがあります。花は黄色の花弁に見えるものは萼片です。小さい花弁は内側にあり、雌しべの柱頭盤が赤いです。尾瀬にたくさん生えていたから名がついたようです。 (「ひょうたん池」に見られます。)

 

 

フタリシズカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フタリシズカ(センリョウ科)

山野の林内に生える多年草で、葉は茎の上部に対生します。茎の先に小さな白い米粒のような花を付けた花穂が数本(1~2本が多い)つきます。名前は、2本の花穂を、舞を踊る静御前とその亡霊に例えてつけられたそうです。 (「薬草コーナー」の南側斜面などに見られます。)

 

 

ヒオウギアヤメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギアヤメ(アヤメ科)

湿った草地に生える多年草です。葉の幅はアヤメより広いです。花はアヤメと同じように、紫色の外花被片には網目模様があります。しかし内花被片は小さく立ち上がりません。名前の由来は葉が桧扇(ヒオウギ)に、花がアヤメに似ているからです。 (「水辺の花コーナー」に見られます。)

 

 

シライトソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シライトソウ(シュロソウ科)

山地の木陰に生える多年草です。葉は根生葉で長楕円形です。花茎の先に10~20cmのブラシのような総状花序をつけます。花序は白い糸のような花被片の小花を多数つけ、下から順に咲き上がります。白い小花は6個の花被片と雌しべ、それに6個の雄しべがあります。しかし4個の花被片以外はごく小さくて花茎に密着しています。 (「ひょうたん池」の西側に見られます。)

 

 

ハクサンシャクナゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハクサンシャクナゲ(ツツジ科)

本州~北海道の亜高山帯に生育する常緑低木です。葉は厚く長楕円形ですが、裏面はアズマシャクナゲなどと違い綿毛はありません。淡紅色で内側に淡緑色の斑点がある漏斗形の花を枝先に10個程付けます。名前は石川県の白山で最初に採集されたからのようです。 (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

コケモモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コケモモ(ツツジ科)

背丈が10cm程の常緑小低木で山地の岩場などに生育します。革質で小さな楕円形の葉は、全縁で密についています。白色や淡紅色の鐘状花を枝先に数個付けます。花後、1cm程の丸く赤い果実を付けます。食べると甘酸っぱい味がします。 (「ロックガーデン」の頂上に見られます。)

 

 

アオハダ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオハダ(モチノキ科)

高さが12m程にもなる落葉高木で樹皮は灰白色です。樹皮は、はがれやすく緑色の内皮がすぐ見えるので、“青肌”の名がつけられたようです。短枝の先に密生する緑白色の小花は径4mmと小さく、花弁と萼片は共に4~5個です。多数の雄花と数個の雌花が混じり合っています。 (「七草の庭」の西側などに見られます。)

 

湿地に咲き誇るたくさんのカキツバタ

投稿日:2018年6月1日

カキツバタの群生1カキツバタの群生2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カキツバタの群生

湿地の「水辺の花コーナー」には青紫色のアヤメの仲間であるカキツバタが咲き誇っています。青紫色の花被片の花を付け、その中央に白色の斑紋があります。湿地に設置された木道を歩きながら見られます。近くには黄色い花のサワオグルマもたくさん咲いています。

 

 

ミヤコワスレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤコワスレ(キク科)

山地の木陰などに生える多年草で、ミヤマヨメナの園芸品種です。花は青紫色の舌状花で枝先に1~3個つけます。名前は、承久の乱に敗れ、佐渡に島流しされた順徳天皇の都恋しさをこの花の美しさによって慰められたという話からつけられたそうです。 (「ロックガーデン」の北側に見られます。)

 

 

オオナルコユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオナルコユリ(キジカクシ科

山地の林下に生える多年草でナルコユリより大形です。草丈は1mを超えるものもあり、平行脈の葉です。基部から徐々に曲がった茎に鳴子(板と竹筒と紐で作られた作物を鳥や獣に荒らされるのを防ぐ仕掛)のように2個対になった筒花を3~8個釣り下げます。筒花の先は浅く6裂して淡緑色です。 (「藤棚」の北側などに見られます。)

 

 

ハナニガナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナニガナ(キク科)

山野に生える草丈40~70cmの多年草です。葉の基部は耳状になって茎を抱きます。茎の上部で枝分かれし、散房状に花をつけます。花は黄色の舌状花8~12個からなり暗褐色の雄しべの部分が目立ちます。 (所々に見られます。)

 

 

マルバタケブキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバダケブキ(キク科)

湿り気のある草地や林縁に生える草丈40~120cmの多年草で、葉はフキに似て長い柄があり丸い形です。茎の先に大きな黄色い花を付けます。中心に筒状花で周りに舌状花が10個程なので花弁が抜けたような感じの花です。 (「ミズバショウの谷」に見られます。)

 

 

チャイブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャイブ(ヒガンバナ科)

アサツキに似ていますが、葉を更に細かくしたような小形のネギです。草丈30cm程で茎先にボール状の薄紫色の花序を付けます。その花序は小さな6弁花がたくさん集まったものです。 (「ハーブ園」に見られます。)

 

 

スモークツリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スモークツリー(ウルシ科)

中国~南ヨーロッパに分布し高さが4~5mになる雌雄異株の樹木です。径3mm程の淡緑色の目立たない花をたくさんつけます。雌株は花が終わると不稔花(受粉しなかった花)の花柄が長く伸びて羽毛のようになり、これを遠くから見ると煙や霞のように見えるから名前がついたようです。 (「スワンヒルの庭」の中央部に見られます。)

 

 

サンショウバラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショウバラ(バラ科

日本固有種で富士箱根地区の山地に自生します。幹は太く枝は分岐して屈曲し、鋭い刺があります。葉は奇数羽状複葉で名前の通りサンショウの葉に似ています。小枝の先端に径5~6cmの淡紅色の5弁花を付けます。花弁の先は少し波打っています。 (「ロックガーデン」に見られます。)