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観察日記

たくさんのクマガイソウが林の下に咲き誇っています

投稿日:2018年5月11日

クマガイソウの群生

クマガイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマガイソウの群生

園内の「ウランウデの庭」の西側の杉林と「ひょうたん池」の西側の林の下に生育しています。長い地下茎で繁殖する多年草です。ラン科ではめずらしく幅の広い2枚の葉が対生状に付き、放射状の縦じわが目立ちます。大きい袋状の唇弁の花を1個茎につけます。この植物と対比させて、同じラン科の袋状の花のアツモリソウが知られています。

 

 

ズミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズミ(バラ科)

日当たりのよい山野に生え、高さ3~10mの小高木です。花の蕾が紅色で目立つ白色の5弁花を枝にたくさん付けます。花後、果実は赤色に熟し、小さなりんごの形をしています。それが酸っぱいので「酸実」と名がついたという説があるそうです。 (「マグノリア通り」の東側に見られます。)

 

 

ツクバネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツクバネソウ(シュロソウ科)

林の下に生育する多年草で背丈20cm程、茎頂に4枚の葉を輪生させ、その中心に1つの花をつけます。花は花弁が緑色で4個、雄しべ8個、雌しべの柱頭が4つに分かれています。花後につくられる黒い果実が、羽子板でつく羽根つき玉に似ているので名前がついたようです。(「薬草コーナー」の南側斜面に見られます。)

 

 

キヌガサソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キヌガサソウ(シュロソウ科)

本州中部以北の日本海側、山地の湿った林内などに自生する多年草で日本特産です。葉は全縁で長楕円形、6~11枚が輪生します。中心に花茎を伸ばし6~11個の白い花弁の花を一輪付けます。名は絹でつくられた傘に葉が似ているので付けられたようです。 (「ミズバショウの谷」の杉林に見られます。)

 

 

オダマキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オダマキ(キンポウゲ科)

草丈20~30cmで径4cm程の青紫色の花を付けます。花の外側は花弁状の萼片で内側にあって筒状になっているのが花弁です。基部からは距が伸び内側に巻いています。名はオダマキ(苧環)と呼ばれる紡いだ麻糸を巻く道具に花の形が似ているからついたようです。 (「スワンヒルの庭」の北側に見られます。)

 

 

エゾノタカネヤナギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾノタカネヤナギ(ヤナギ科)

北海道の高山地帯に生育する小低木、20~50cmほどの高さで、地面を這うように伸びます。葉はやや革質で、若葉や中間葉には両面に白色長軟毛を密生させます。花は雄花穂と雌花穂があります。 (「ロックガーデン」の頂上近くに見られます。)

 

 

クルマバツクバネソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマバツクバネソウ(シュロソウ科)

林内に生える多年草でツクバネソウと似ていますが、草丈が20~40cmと少し高く葉が6~8枚輪生して付くのが特徴です。その葉の様子が車輪のように見えるので“車葉”と名づけられました。花を1個上向きに付け4枚の外花被片は緑色の披針形、4枚の内花被片は糸状になっています。 (「深樹の小径」の東の方に見られます。)

 

 

シロヤマブキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロヤマブキ(バラ科)

自然界では中国地方など限られた地域の山中に生える1属1種の落葉低木です。全体の雰囲気はヤマブキに似ていますが、花弁が白色で4個、葉の付き方が対生であることから黄色の花のヤマブキ(5花弁で互生)とは異なる種であることがわかります。 (「マグノリア通り」に見られます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野生のツツジが咲き誇る「ツツジの丘」

投稿日:2018年5月9日

ツツジの丘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツツジが満開

野草園の南東側に位置する「ツツジの丘」は5月になると野生種のツツジの花でいっぱいになります。ヤシオツツジやドウダンツツジの仲間、トウゴクミツバツツジやヤマツツジ、そしてレンゲツツジ等200本以上のツツジが咲き誇っています。

 

 

ミヤマザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマザクラ(バラ科)

北国の山地に生育している落葉高木です。枝に総状花序を出し、白い5弁花をつけます。花軸はまっすぐで円形の葉状の苞があり、そこから花柄が伸びて花が付いています、また花弁はやや円形で先が丸く、くぼみがないのが特徴です。 (「クリンソウの谷」に見られます。)

 

 

ヤマシャクヤク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマシャクヤク(ボタン科)

林の斜面などに生育する多年草です。葉は2回3出複葉で、両面とも無毛で柔らかいです。白い花は花弁は5~7個、雄しべは多数でやくが黄色く、雌しべが3個で柱頭が赤黒いです。3~4日で花は散ってしまいます。 (「深樹の小径」や「クリンソウの谷」の北西側に見られます。)

 

 

 

ナナカマド*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナカマド(バラ科)

山地の林縁などに生える落葉小高木で、公園や庭にも植えられています。葉は奇数羽状複葉で、秋には紅葉します。枝先に複散房花序を出し、白い5弁花を多数つけます。名前は7度釜戸に入れても燃え残るということからつけられたようです。「山形市のシンボルの木」としても良く知られています。 (「ナナカマドの森」に見られます。)

 

 

ミヤマオダマキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)

中部地方以北の高山に分布する多年草で、背丈が10~20cmです。葉は2回3出複葉です。鮮やかな青紫色の萼片とその内側に先が白い筒状の花弁があり、やや下向きに咲きます。萼片の後ろに伸びる距は内側に巻いています。名は深山に咲くオダマキです。 (「ロックガーデン」の頂上に見られます。)

 

 

アズマギク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アズマギク(キク科

乾いた草原などに生える多年草で背丈は20cm程、茎は太く毛があり、葉は根生葉でへら形です。頂茎に3cm程の花を付け、中心には黄色い筒状花を、周りには淡紫色の舌状花を付けます。舌状花の数は多く2~3列に並びます。 (「野草の丘」の頂上付近に見られます。)

 

 

ルイヨウショウマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルイヨウショウマ(キンポウゲ科)

深山の林内に生える高さ30~80cmの多年草です。葉は2~3回3出複葉です。花茎の先に白い小花の短い総状花序を付けます。小花は萼片が落ち、4~6個の白いへら形の花弁と多数の雄しべがあります。 (「ミズバショウ谷」の東側に見られます。)

 

 

ルイヨウボタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルイヨウボタン(キンポウゲ科)

山地の林内に生える高さ30~70cmの多年草です。2~3裂している葉が、ボタンの葉に似ているため名がついたようです。下の葉は3回3出複葉です。茎頂に花序を出し、黄緑色の6個の花弁状の萼片と蜜腺がある小さな花弁の花をつけます。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます。)

「クリンソウの谷」のシンボルの花、クリンソウが開花

投稿日:2018年5月8日

クリンソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンソウ(サクラソウ科)

山地の湿り気の多い所に生える草丈30~80cmの多年草です。しわのある大きな葉は根ぎわに集まってつきます。名前の「九輪」とは五重の塔などの頂上にある九つ輪が付いた飾りの柱のことで、花茎に紅紫色の花を5~7段輪生状に多数付ける姿を例えたものです。それが花茎の成長と共に行われます。 (「クリンソウの谷」に見られます。)

 

 

クマガイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマガイソウ(ラン科)

杉林や竹林などに多く生育し、長い地下茎で繁殖する多年草です。ラン科ではめずらしく幅の広い2枚の葉が対生状に付きます。名前は、袋状の花を源氏の武将熊谷次郎直実が背負った母衣に例えて「熊谷草」とつけられたものです。 (「ひょうたん池」の西側などに見られます。)

 

 

ラショウモンカズラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラショウモンカズラ(シソ科

林の下に生育する多年草で、太い筒状の青紫色の唇形花を横向きに数段つけます。下唇には濃い紫色の斑点が見られます。この花の形が羅生門で昔、渡辺綱が切り落としたという鬼の腕を思わせるところから名づけられたらしいです。 (「ひょうたん池」の西側に見られます。)

 

 

アオダモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオダモ(モクセイ科)

落葉中高木で、雌雄異株なので雄花をつける雄株と両生花をつける雌株があります。葉は奇数羽状複葉です。細長い花弁の白い花をたくさんつけます。堅く粘りのある材質なので樹木は野球のバットなどに使われます。 (「シャクナゲの丘」などに見られます。)

 

 

ナンブソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンブソウ(メギ科)

山地の林内などに生育する草丈20cm程の多年草で、葉は根元から長柄が出て三小葉に分かれます。花は葉柄の2倍ほどの長い花茎を伸ばし、茎頂に長さ2~3㎝程の花穂を付けます。「南部」の名は岩手県盛岡地方に多く生育していたのでつけられたらしいです。 (「深樹の小径」に見られます。)

 

 

ムラサキケマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキケマン(ケシ科)

平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える多年草です。茎は高さ20~50cm、葉は根元と茎に付き、2~3回羽状に細かく裂け、裂片はさらに深く切れ込みます。花は紅紫色、長さ1.2~1.8cmの筒状で先は唇形となり、茎の上部に総状につきます。名の「ケマン(華鬘)」とは仏具のことですが、もとは生花を糸でつづり首などにかけた花輪のことで、この花が似ているからついたようです。(所々に見られます。)

 

 

ツボスミレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツボスミレ(スミレ科)

草丈は5~25cmになる多年草で、根茎は短く多数の茎を出して大きな株となります。花は白色で、径1cm程と小さく、唇弁には緻密な紫色のすじがあり、側弁の基部には毛があり、距は丸く短いです。葉は心臓形で縁に波状の鋸歯があります。名は坪庭のような場所に生えるスミレであるからのようです。別名はニョイスミレです。(「ボルダーの庭」などに見られます。)

 

 

ミツバアケビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバアケビ(アケビ科)

落葉性のツル植物で、茎先に3枚の小葉があることが名前の由来です。先端に雄花が多数付き、基部に数個の大きい雌花がつきます。雌花の濃紫色の花弁に見えるものは顎片です。ミツバアケビは低木などに巻き付いて木に登るが、ツル植物としては比較的おとなしく、フジのように巻き付いた樹木を枯らしてしまうほどの猛威を振るうことは少ないそうです。(「ナナカマドの森」の北側に見られます。)