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観察日記

黄色い5弁花は巴形に捻じれた花……「トモエソウ」

投稿日:2017年7月27日

✿✿大変お待たせしました。山形市野草園は、明日、再開園いたします。きっと花たちも会いたがっていたことでしょう。是非、御来園ください。

 

 

トモエソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トモエソウ(オトギリソウ科)

高さ50~130cmの茎先や枝先に、径5㎝程の花弁5個の黄花を付けて目立ちます。さらに、花は巴形にゆがんだ独特の形をしており、強い印象を与えます。花の中心の雌しべは先が5裂して反り返り、周囲の多数の雄しべは5束に分かれます。     (園入口や「スワンヒルの庭」等に見られます。)

 

 

 

ミツモトソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツモトソウ(バラ科)

山地の湿気のある場所で黄色い5弁花を開きます。茎の高さは50~100cm、互生する葉は3出複葉で、ちょっとイチゴに似ています。分枝した茎先に付く花は、径10~14mm、花弁のすきまから同じくらいの長さの萼片の先が見えます。“水源(みずもと)”近くに多く見られるので、この和名になったと思われます。    (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

 

 

 

オオイヌタデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオイヌタデ(タデ科)

荒れ地等に生える、高さ1~2mの多年草。葉は20cm程の長さの大きな披針形で、茎の節はふくれて赤味を帯びます。筒状の托葉鞘の先に毛はありません。茎先に穂状の花序を付けますが、淡紅色の花は花弁が無く、長さ2~3mmの萼が深く4、5裂しています。     (今は「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

 

ムクゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムクゲ(アオイ科)

高さ3mほどになる、中国原産と言われる落葉低木で、本年枝に鐘型の花を付けます。径5~10cmの5弁花で、色は紫や桃色、白と様々です。朝開いて夕方にはしぼむ一日花が一般的ですが、中には2週間も咲き続ける種もあるそうです。     (「吉林の庭」に見られます。)

 

 

 

 

 

 

人里近くに咲く八重咲きの花……「ヤブカンゾウ」

投稿日:2017年7月26日

✿✿✿山形市野草園は臨時休園中でしたが、7月28日(金)に再開園することに決定しました。どうぞ、楽しみになさってください。✿✿✿

 

ヤブカンゾウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブカンゾウ(ススキノキ科)

高さ80cm程の茎の先に、紅色を帯びた橙色の花を咲かせ、群生している姿は見事です。葉は広線形で、花は八重咲きになっており、よく見ると雄しべや雌しべが花弁状になっている事が分かります。花径は10~15㎝程で、名は人里近くの藪などに多く生育するからです。      (「クリンソウの谷」の南東側に群生しています。)

 

 

 

キキョウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キキョウ(キキョウ科)

高さ40~100cmの直立した茎の頂に、青紫色の鐘形5裂の花を開きます。蕾の時は花弁がぴったりとくっついて風船のようになっているので、英名は“バルーンフラワー”です。開花すると径4~5㎝の星形の花となり、秋の七草にも歌われる美しい花姿を見せてくれます。(歌に出てくる「あさがお」はキキョウのことです。)     (「マグノリア通り」「七草の庭」等で見られます。)

 

 

 

ユウガギク ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウガギク(キク科)

今の時期、ヒメジョオンかと思われがちですが、それよりもしっかりとした感じです。花径は3~3.5cm周囲の舌状花も幅があり、下~中央部の葉は長楕円形で、触った感じはスベスベです。茎の高さは1~1.5mで、本種の後に咲き出す似た「ノコンギク」は、全体に毛が多い点で区別できます。    (「クリンソウの谷」の南側などに見られます。)

 

 

 

ミヤマシャジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマシャジン(キキョウ科)

茎の高さは20~40㎝で、上部に数個の花を付けます。大きさ3cm程の青紫色の釣鐘型の花は、雌しべの先端が花冠から突き出るのが特徴です。ヒメシャジンの変種と言われ、日本海側に多く咲きます。よく似た花に、「ソバナ」(花冠がもっと開く)や「ツリガネニンジン」(花が輪生する)があります。      (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

濃厚な芳香を放つ、ユリの王様……「ヤマユリ」

投稿日:2017年7月23日

✿✿、安全点検、熊侵入防止対策を行い、7月28日(金)より野草園を再開園することになりました。たくさんのきれいな花たちが皆様をお待ちしております。

 

ヤマユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマユリ(ユリ科)

北の山地に生える、高さ1~1.5mの日本特産の多年草。直立した茎の先に、径20cmを超える大輪の白花を数輪咲かせます。「1年に一つずつ花の数を増やす」と言われていて、あまりの花の重さに茎が曲がってしまうものも少なくありません。6枚の花弁の内側に赤い斑点を多数つけ、先端は外側へそり返り、横向きに咲きます。豪華な花姿と濃厚な芳香をもつことから、「ユリの王様」と呼ばれます。      (園入口や「薬草コーナー」向かい側に多く見られます。)

 

 

 

コオニユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コオニユリ(ユリ科)

少し湿り気のある山地に生える、高さ60cm程の多年草。葉は披針形で、“オニユリ”と違い葉腋にムカゴは付けません。枝を分けたその先に、径7㎝程の橙色の花を付けます。花弁は6枚で上部に反り返り、内側には紫黒色の小点をまばらに付けます。名は、オニユリよりも小さいことによります。      (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

 

 

 

ハンゴンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンゴンソウ(キク科)

山地の林縁や湿地に生える、高さ1.5~2mの大型の多年草。互生する葉は羽状に3~7裂して、しおれたように垂れ気味になります。この葉の様子を幽霊の手に見立てたことが名の由来のようです。茎頂に付く多数の小花は、一列の舌状花4~5枚と、中央部の筒状花から成り、、その径は2㎝程です。        (「水辺の花コーナー」付近に多く見られます。)

 

 

 

ハンゲショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンゲショウ(ドクダミ科)

花期に葉が半分ほど化粧したように白くなる、水辺に生える多年草です。茎の高さは60cm程で、互生する卵心形の葉は、花弁の無い穂状の白い小花の存在を教えるように白化すると言われています。“ドクダミ科”からも想像できるように、草全体に臭気があります。       (「水辺の花コーナー」に見られます。)