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観察日記

花笠踊りの踊り子さん?…「オドリコソウ」

投稿日:2017年5月27日

オドリコソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オドリコソウ(シソ科)

山野や半日陰に見られる本種は草丈30~50㎝と、近似種のヒメオドリコソウよりはかなり大型です。対生の葉の上部の葉腋に輪生する花は、長さ3~4cmの唇弁花です。上唇はカブト状になり、下唇は3裂して中央の裂片は前に大きく突き出します。よく見ると、笠をかぶった踊り子の姿にしか見えない、不思議で面白い花です。       (「七草の庭」周辺に見られます。)

 

 

 

ヒメカイウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメカイウ(サトイモ科)

山地の水湿地などに生える、草丈10~25cmの多年草。仏炎苞は白くて幅の広い卵型で、中には短い肉穂花序を持ち、まるで小型のミズバショウです。ミズバショウよりも一か月以上花期が遅いようです。      (「クリンソウの谷」に見られます。)

 

 

 

センダイハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センダイハギ(マメ科)

北海道~九州に分布する、草丈40~80cmの多年草。茎先に総状花序を出し、大きさ2~3cmの鮮黄色の蝶形花を付けます。葉は三出複葉で、葉の裏には白い毛があります。荒地の緑化などにも利用されます。     (「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

 

アカモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカモノ(ツツジ科)

山地の日当たりの良い場所などに生える、高さ10~30㎝の小低木。花の大きさは6~8mmで、真ん丸な釣鐘型です。縁が小さく5つに裂け、軽くカールしています。萼が赤いのですが、和名の由来になっているのは赤く熟す果実。この果実は甘みがあるので“赤桃”と呼ばれ、訛って「アカモノ」になったということです。     (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

イワヒゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワヒゲ(ツツジ科)

寒地の山地帯に生育する、高さ10cm程の匍匐性の常緑小低木です。茎はヒモ状鱗片状の葉が密着し、一見ヒノキの葉のように見えます。花は、葉腋から花茎を伸ばした先に付き、大きさ1㎝程の小さな釣鐘型の白色花です。世界的にはヒマラヤ辺りにも見られる植物です。      (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

ツリバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリバナ(ニシキギ科)

長い柄がある花序が特徴の、高さ1~4mの低木。今、見られる花は淡紫色を帯びた白色で、径は8mm程度。雄しべや雌しべは花盤になって目立ちません。花後の球形の赤い果実は熟すと5裂し、中から朱色の種をのぞかせます。   (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

新緑の中で咲くピンクの花は映えます…「タニウツギ」

投稿日:2017年5月25日

タニウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タニウツギ(スイカズラ科)

日本海型気候の山地に多く見られる、高さ3m前後の落葉小高木。今頃から梅雨にかけて山道に入ると、新緑の中で咲くピンクの花はとても美しく見えます。葉腋に開く漏斗型の花長さ3cm花径は2㎝程で先端は5裂します。時期的なものから「田植え花」、また、山形では「骨拾いの木」等の別名があります。     (「クリンソウの谷」周辺などに見られます。)

 

 

 

オトコヨウゾメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オトコヨウゾメ(レンプクソウ科)

不思議な名ですが、“ヨウゾメ”はガマズミの事で、“役に立たないガマズミ”と言うことでしょうか。ちなみに実は食べられないようです。枝先に一対の葉と共に、まばらに径5mm程の小花を付け、花序は垂れ下がります。派手ではありませんが、緑の葉と白い花のコントラストが綺麗です。葉は乾くと真っ黒になる特性を持っています。      (「ひょうたん池」西側に見られます。)

 

 

 

ホタルカズラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホタルカズラ(ムラサキ科)

乾いた地面に、蛍光を発しているような鮮やかな青い花色は結構目立ちます。茎の高さは5~15㎝で、上部の葉腋に径1.5~1.8cmの五裂した花を咲かせます。花には5本の白い隆起があり、この隆起が星形でまた綺麗です。花後、長い枝を広げて翌年の株を作っていくので“カズラ”の名が付いています。      (「マグノリア通り」の植え込みの下に見られます。)

 

 

 

トチノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキ(ムクロジ科)

高さは30m程の巨木になります。長さ30㎝前後の大型の房状花序を付け、紅色を帯びた3cm程の大きさの白色花を多数付けます。雄花と両性花があり、両性花は受粉すると果実(トチの実)となります。花には“バニラ”に似た甘い香りがあります。    (「中央広場」などに見られます。)

 

 

 

ベニサラサドウダン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニサラサドウダン(ツツジ科)

東北~中部地方の山地に自生するサラサドウダンの変種です。花径は1㎝程と少し小さく、釣鐘型の花は紅色で、さらに濃い暗紅色の縦縞があります。               (「マグノリア通り」などに見られます。)

 

 

 

ツクバネウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツクバネウツギ(スイカズラ科)

萼の形が羽根つきの羽根に似ているところから名付けられました。枝先に2個ずつ花を咲かせますが、漏斗型の花は長さが2~3cm、下唇の内側に橙色の網状紋があるのが特徴です。上唇は2裂、下唇は3裂しています。   (「ロックガーデン」などに見られます。)

 

 

白い花と黄色の花が混在する…「キンギンボク」

投稿日:2017年5月24日

キンギンボク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンギンボク(スイカズラ科)

細く五つに裂けた花冠が白色と黄色になって混在する、ちょっと変わった外見です。花径は5㎝程度、初めは白色(銀色)で、後に黄色(金色)になるので“金銀木”です。花後にできる果実は長さ1㎝程の真っ赤なヒョウタン型になるので「ヒョウタンボク」の別名があります。花にはわずかに甘い香りがありますが、有毒です。     (「ひょうたん池」西側に見られます。)

 

 

 

ミヤマオダマキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)

小葉は扇形で淡緑色、表面が粉をふいたようになるのが特徴です。茎の高さは10~20cmで、先端に径3~4cmの青紫色の花をうつむき加減に咲かせます。大きく花弁状に開くのは萼片で、本当の花弁は内側の筒状の部分で先端が白くなっています。後方には距があり、少し巻くようです。       (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

ミツバウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバウツギ(ミツバウツギ科)

山地に普通に生える、高さ3~4mの落葉低木で、園内のあちこちで見られます。若枝の先に円錐花序を出し、径1cm程の白色小花を咲かせますが、ほとんど開かず閉鎖花の様な蕾もたくさん見られます。山形では三つ葉(三出複葉)の若葉を“ナンマイ”と呼び、山菜として食します。  

 

  

 

ウラジロヨウラク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウラジロヨウラク(ツツジ科)

高さは1~2mの低木で、枝先に花柄を数本出し、筒状鐘形の花を垂れ下げて付けます。花冠の長さは1~1.5cm先は5裂し、外側へそり返ります。花も茎も葉も粉をふいたような感じがするのが特徴です。“ヨウラク”とは、仏像の装身具に花の様子が似ている事から付けられたようです。     (「ひょうたん池」付近、「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

コンロンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンロンソウ(アブラナ科)

山地の湿地に生える、高さ30~50cmの多年草。茎の上部に総状花序を付け、白色で径7~10mmの4弁花を多数付けます。長く目立つ雄しべは6本あります。和名は、白い小花が多数咲きそろう様子を“中国の崑崙山”に白い雪が降り積もっている様子になぞらえたものと言われます。      (「ひょうたん池」周辺などに見られます。)

 

 

 

フジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジ(マメ科)

太いツルを木にからませ、逆三角形の花序を賑やかに付けます。水分条件が好適な斜面などを好みます。本種のツルは左巻きで、花は上から順に咲くのですが、隣にある近似種の「ヤマフジ」はツルが右巻きで、花は一度に咲く事で見分けられます。   (「藤棚」に見られます。)