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観察日記

下向きに咲く桃色の花…「ベニバナイチヤクソウ」

投稿日:2017年5月31日

ベニバナイチヤクソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニバナイチヤクソウ(ツツジ科)

径3~4㎝の円形の葉基部がやや心形になっています。葉の間から高さ15~25cmの赤みを帯びた花茎を伸ばし、総状花序に8~15個の花を咲かせます。花は桃色~濃桃色で花弁は5個、径13mm程の広鐘形です。下向きに咲き、花柱は湾曲します。   (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

オオアマナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオアマナ(キジカクシ科)

長さ20~30cmの線状の葉を6~10枚付け、20cm程の高さの茎先に、径3cm程の白色の6弁花を咲かせます。特徴として、花被片の裏側は緑色で、白色の縁取りがあります。よく見ると雄しべの基部が幅広くなり、王冠のように見えます。明治時代に輸入され、栽培品が野生化しています。      (「吉林の庭」で見られます。)

 

 

 

アブラツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アブラツツジ(ツツジ科)

枝の先に輪生状に付く葉の裏側に光沢があり、まるで油を塗ったようなので、この名が付いたようです。花は長さ4~5mmの壺形で、先端は浅く5裂し、軽く外側へカールしています。緑白色の花は下垂して咲き、大きくは開きません。秋には見事な紅葉を見せてくれます。    (「マグノリア通り」に見られます。)

 

 

 

カマツカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カマツカ(バラ科)

九州~北海道に分布する落葉高木で、材が粘り強いために鎌などの柄に利用されますが、あまり長い材を得られないので、「鎌の柄ぐらいなら役立つ」という意味で「カマツカ」の名が付いたようです。枝先に10~20個集まって咲く花は、径1㎝程の白色5弁花で、花弁はほぼ円形、20本の雄しべが目立ちます。      (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

トリガタハンショウヅル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科)

本州、四国に生えるツル性の低木。花は淡黄白色で、長さ3cm程の花弁状の萼片の質は薄く先は丸くなっています。葉は三出複葉で、ツル性植物としては控えめで低木にからむ程度です。名は、高知県の鳥型山で採集され、鐘型の花だからです。   (「深樹の小径」で見られます。)

 

 

 

 

 

神社・仏閣の屋根の“九輪”の様な花…「クリンソウ」

投稿日:2017年5月30日

野草園の目玉の一つでもある「クリンソウ」が賑やかさを増しつつあります。

 

クリンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンソウ(サクラソウ科)

日本のサクラソウの仲間では最も大きいようで、草丈は30~90cm、花茎を中心に円状に花を付け、それが数段(野草園では7段ほど)になる姿が寺社・仏閣の屋根の“九輪”に似る事からの名です。花は径2~2.5cmで濃い紅色が普通です。本園では、「クリンソウの谷」と呼んでいるゾーンにたくさん咲きます。

 

 

 

ケナシヤブデマリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケナシヤブデマリ(レンプクソウ科)

日本固有種の落葉低木で、ガクアジサイに似た白い花を咲かせます。花序径は10cm程で、中央にある小花が両性花、周りを径2~3cmの装飾花が取り囲んでいます。装飾花は不ぞろいに裂けその内の一つが極端に小さい事が特徴です。名はヤブデマリの変種で、葉に毛がほとんどないからです。      (「クリンソウの谷」の西側に見られます。)

 

 

 

エビネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エビネ(ラン科)

林床に見られる、高さ30~40cmの多年草。束生した葉の間から花茎を立ち上げ、上部に10数個の花を付けます。花径は2㎝程で、外花被片(萼片と側弁)は紫褐色、内花被片(唇弁)は白っぽい色をしていますが、色には変異が多く、赤褐色と白色の組み合わせや黄色味の強い花など様々です。     (「大平沼」南東側などに見られます。)

 

 

 

ヤグルマソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

林下など、日の当たらない場所に、径50cmにもなる葉を広げ生育します。葉は5小葉からできていて、まるで「鯉のぼりの矢車の様だ」ということで名が付きました。立ち上げた茎の上に、円錐花序に白い小花を密に付けます。小花には花弁が無く、多数の萼と雄しべからできています。        (「藤棚」付近などに見られます。)

 

 

 

シロバナハマナス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナハマナス(バラ科)

ハマナスの白花品種で、海岸の砂丘地に生育します。枝には太いトゲと細いトゲが混成します。花は径5~8㎝と大きく、花弁は5枚、花後に2~3cmの赤い球果を実らせます。味が梨に似るので“ハマナシ”、転じて「ハマナス」となりました。    (「ウランウデの庭」の付近に見られます。)

 

 

 

もうじき青紫色のじゅうたんに…「チョウジソウ」

投稿日:2017年5月28日

 

チョウジソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョウジソウ(キョウチクトウ科)

草地に青紫色の花を群生して咲かせます。草丈は40~80cm、茎の先端に花冠1.5cm程の五裂した花を平らに開きます。下部は筒状となり、花冠と花筒が、横から見ると“丁”の字の形に見えるので、この和名が付きました。可憐な花ですが、全草にアルカロイドを含み、有毒です。「花の草原」は、規模は小さいですが、もうじき“青紫のじゅうたん”のような姿を見せてくれます。

 

 

 

ヤマオダマキ

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

ヤマオダマキ(キンポウゲ科)

外側の花弁状の萼片は紫褐色で、内側に淡黄色で筒状の花弁があります。距は萼と同じく紫褐色をしています。オダマキは横向きに咲きますが、本種は下向きに咲き、草丈も30~70cmと高くなります。      (「友好姉妹都市の庭」の北側などに見られます。)

 

 

 

ノビネチドリ
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノビネチドリ(ラン科)

互生する葉は基部で茎を抱き、丸っこい感じの楕円形で、茎の高さは30~60cmになります。茎の上部に淡紅紫色の花を穂状に多数付けます。唇弁は白色に2本の紅紫色の縦線が入り、3裂します。距は短く湾曲し、前方に曲がります。    (「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

 

ホウチャクソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホウチャクソウ(イヌサフラン科)

長く伸びた茎に、白と緑のグラデーションのある筒状の花を付ける点ではアマドコロやナルコユリに似ています。本種は茎が上部で枝分かれし、茎先に1~3個の花を付けることで見分けられます。長さ2~3cmの花の6枚の花被片は3枚が花弁、3枚が萼片です。雑木林の樹間などに群生します。      (「大平沼」の南東側に多く見られます。)

 

 

 

サワフタギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワフタギ(ハイノキ科)

高さ1~5mの落葉低木で、時折、名の通り沢を覆うように群生します。枝先に総状花序に細かい白花を咲かせます。短い花弁から雄しべと雌しべが飛び出して綿のようにフワッと見えます。花後の果実は0.7cm程の美しい藍色の球果となります。   (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

 

 

 

シロバナタニウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナタニウツギ(スイカズラ科)

山野でよく目にする、ピンクの花を付けるタニウツギの白花種です。標準和名は「シロバナウツギ」。比較的、北陸地方で多く見られるようです。花の長さは2~3cm、樹高は3mほどになります。      (「クリンソウの谷」の南西側に見られます。)