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観察日記

真っ白な“春の妖精”が咲き出しました。…「アズマイチゲ」

投稿日:2017年4月11日

アズマイチゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アズマイチゲ(キンポウゲ科)

春の短い期間だけ咲いてすぐに枯れてしまう、“スプリング・エフェメラル(春の妖精)”の一つです。8~13枚の花弁状のものは萼で、基部と裏側は少し紫色を帯びていて、花径は3~4cmです。葉は切れ込みが少なく、肩を落としたように垂れ下がっているのが特徴です。    (「ハーブ園」の北西側の林下に見られます。)

 

 

ミスミソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミスミソウ(キンポウゲ科)

本園では、オオミスミソウより一足遅れて本種が咲き出します。花弁状の萼片は6~9枚、花径は2~2.5cm程とオオミスミソウより小さ目です。花色は赤紫色~白色と多彩です。雪解けを待って咲き出すので、本種も「ユキワリソウ」の別名があります。   (「ひょうたん池」の東側などに見られます。)

 

 

ショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウジョウバカマ(シュロソウ科)

地表に広がったロゼット状の葉が雪の下から顔を出すと、その中心から淡紫色の花が咲き出します。短い花茎の先に、横向きに付く数個の花は、花被片が6個で、長さは1㎝程です。花径はこの後ぐんぐん伸び、種を飛ばすころには高さ20cm程にもなります。花の色を想像上の妖怪の顔色に、葉を袴に見立てての和名です。     (「ロックガーデン」に咲き出しています。)

 

 

ナニワズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナニワズ(ジンチョウゲ科)

山地に生える低木で、別名は「エゾオニシバリ」。枝や皮は鬼を縛れるほどの強さを持っているそうです。枝の先に輪状に集まった葉の中央付近に、黄色く咲く花径1cm程の小さな花は、萼が筒状になって先が4裂したものです。「ロックガーデン」の西側の登り口に生育している株が、真っ先に咲き始めています。 

シンボルの「ミズバショウ」…白くて清楚です。

投稿日:2017年4月8日

ミズバショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズバショウ(サトイモ科)

本園のシンボル「ミズバショウ」が咲き始めました。ザゼンソウに少し遅れて、先ず葉を出して、今は真っ白な“花”を見せています。大きな白い花弁に見えるものは「仏炎苞」。中の棍棒のようなものが「肉穂花序」という、小さな花の集まりです。これからどんどん咲く数を増やしていきます。水が流れている場所にはミズバショウ、水が少ない所にザゼンソウと、棲み分けをしているようです。             (「ミズバショウの谷」に見られます。)

 

 

セツブンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツブンソウ(キンポウゲ科)

雪の中ですでに開花して、雪解けを待っていました。白色で花弁状の萼が5個あり、本当の花弁は黄色で雄しべに見えます。紫色の葯(花粉袋)を付けているのが雄しべで、萼の白色と花弁の黄色、葯の紫色の取り合わせがとてもきれいです。花径は2cm程度の小さな花で、葉は深く切れ込んでいます。関東以西に分布し、節分の頃に開花するので、この名が付きました。   (「ひょうたん池」西側に見られます。)

 

 

クリスマスローズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスローズ(キンポウゲ科)

雪が解けたと思ったら赤味を帯びた芽が顔を出し、あっという間に開花していました。淡く赤紫色を帯びた5枚の花弁状の萼の中央に、多数の雄しべと、緑色を帯びた筒状の短い花弁があります。草丈は10~30cm、花径は5~6cmと、割と大きな花です。ヨーロッパ~中国原産で、クリスマスの頃に開花するので、この名が付いたようです。    (「吉林の庭」に見られます。)

フキノトウが顔を見せ始めました。

投稿日:2017年4月5日

※ 残雪に覆われていた園内の小径も、ほぼ通れるようになりました。そんな中、フキノトウが続々と顔を出し始めています。

 

3.28 フキノトウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フキノトウ≪フキ≫(キク科)

花の集まりをすっぽり包み込んでいる、淡緑色の葉のようなものは“苞(ほう)”です。腎形の葉、いわゆるフキの葉は栄養を司る組織で、フキノトウは生殖のための組織です。雌雄異株で雌花と雄花があり、より白っぽい雌花(雌株)はどんどん伸びてタンポポのような種を飛ばしますが、雄株は開花後すぐに枯れてしまいます。特有の香りで人気の山菜ですが、食べすぎには注意です。   (園内のあちこちに見られますが、小さな野草の花などを踏み潰す心配があるため、採集はご遠慮ください。)

 

 

アセビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アセビ(ツツジ科)

高さ1~3mの低木で、枝の先に長さ5cm程の花序(花の集まり)を付け、花の長さ6~7mmの壺形の白い小花を、下向きにたくさん付けます。牛や馬が食べると麻痺するというので「馬酔木(あせび)」と名が付きました。早春に咲くのが普通ですが、雪が降る直前にも、開花が時々見られます。可愛い花ですが、駆虫剤になる程の毒を持っています。   (「吉林の庭」に見られます。)

 

 

ネコヤナギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネコヤナギ(ヤナギ科)

ヤマネコヤナギが山の斜面に多いのに比べて、本種は河原や沼べりに見られます。春、真っ先に開花するヤナギの一つです。雌雄異株、雌雄異花で、紅く見えるのは雄花の雄しべの葯(花粉袋)です。この後、花粉が出てくると花序が黄色に見えるようになります。       (「大平沼」などに見られます。)

 

※ ≪開花の状況≫  昨年は特に春の訪れが早く、色々な花が咲いていましたが、今年はそれより2週間ほど遅く、園内はまだ一部雪があります。

   ◎ セツブンソウとオウレン、クリスマスローズはまだ雪の下です。

   ◎ ショウジョウバカマ、アズマイチゲ、キクザキイチゲも30㎝程の雪の下です。

※ 現在見られるものは、マルバマンサク、オオミスミソウ、フクジュソウ、ザゼンソウ、他にハンノキなどのカバノキ科の花、ヤナギの仲間などです。   ◎印の他にも、気温が上がれば、続々と咲き出してくれると思います。