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観察日記

野草園は12月1日から冬季休園です

投稿日:2016年11月26日

◆◆4/1の正式開園日に先駆けて、3/26㈯にプレ・オープンした野草園。初日から、花を愛する方々が大勢来園してくださいました。おかげさまで今年度も来園者は3万人を超えました。当園をご利用いただきまして、本当にありがとうございました。つきましては、今年度の野草園は11/30(水)で終了し、12月~3月まで冬季休園となります。なお、冬季休園中に期日限定で「野草の丘」での“ソリ滑り”や、『四季観察会』などを予定していますので、ふるって参加してください。本年度のご愛顧に感謝し、また来年度もお越しいただくことをお願いして、本年度の“見どころブログ”を終了します。また、陽光の春にお会いしましょう。◆◆

 

 

★★来春、開園日に見られると思われる花たち(2016年4月1日に咲いていた花の中から紹介)★★

 

※ 残雪の水辺に紫色の花が顔を出します。

0401 ザゼンソウ1117 ザゼンソウ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①ザゼンソウ(サトイモ科)    右は現在、もう芽を出しているザゼンソウ

白く積もった雪を、自らの熱で溶かして姿を見せると言われる「ザゼンソウ」。外側の花びらに見えるところは“仏炎苞(ぶつえんほう)”と呼ばれる、葉が変化したもので、中からのぞくトウモロコシのようなものが黄色い小さな花の集まりです。お坊さんが座禅をしている姿に見立てた名で、高さは10~20cm程。この後に咲き出す「ミズバショウ」と共に、ぜひ見て頂きたい植物です。   (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

少し離れた水辺には、黄色い花が咲き出します。

0403 リュウキンカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②リュウキンカ(キンポウゲ科)

水辺が大好きな花です。茎を立ち上げ、鮮やかな黄色い花を咲かせるので「立金花(リュウキンカ)」。花径は3~4cmで、どんどん咲いて群生します。柔らかい茎は、おひたしにして食べるという話もあります。実は、雪がちらつく今も、少し咲いています。    (「クリンソウの谷」などに見られます。)

 

 

雪解けを待っていた花は、ほかにもたくさんあります…

0401 セツブンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③セツブンソウ(キンポウゲ科)

雪の下で開花の準備を進め、雪解けと共に顔を出します。薄水色の花弁に見えるものは萼片で、中心の葯(花粉袋)の紫色が素晴らしくきれいです。見つけたらぜひアップで見てください。花径は3~4cm程です。旧暦の節分の頃に開花するので「節分草」と名が付けられました。     (「ひょうたん池」の西側に見られます。)

 

 

 

0401 オオミスミソウ

1126 オオミスミソウ葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④オオミスミソウ(キンポウゲ科)  右側は現在の根生葉

この花も、雪が解けるとすぐに咲いてくれます。ですから、別名「雪割草」もうなづけます。草丈は10~15cm、花径は2cm程。大き目の葉が、先の尖った三角形に見えるので“三角草(みすみそう)”と和名が付いたようです。積雪前の今、右写真のように“大きな三角の葉”が春の準備をしているのが見られます。        (「ミズバショウの谷」の付近の土手に見られます。) 

 

 

   

0406 クリスマスローズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤クリスマスローズ(キンポウゲ科)

名前がちょっと洒落ているので、特に女性には人気です。暖かい地方ではクリスマスの頃に花が咲くのでこの名ですが、野草園では早春に花が咲きます。淡い赤紫色を帯びた花弁に見えるのは萼片で、よく見ると、その内側に緑色を帯びた筒状の短い花弁があります。草丈は10~20cm程で、花は径およそ5cmです。       (「吉林の庭」の西側に見られます。)

 

 

少し目線を上げ、残雪の野原を見てみると、

マルバマンサク①1117 マルバマンサク冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑥マルバマンサク(マンサク科)   右側は現在みられる冬芽

まんず、春一番に咲く」が訛ってマンサクとなったと言われます。雪の野原、高さ2~5mの木に黄色い小花を賑やかに咲かせます。黄色くて細い帯状の花弁縮れて付いており、紫紅色の萼と良いコントラストを見せます。太平洋側の「マンサク」との違いは、“葉の先が丸い”ということです。       (「野草の丘」など、あちらこちらで見られます。)

 

 

さらに雪解けが進むと、湿った野原に見事に群れで咲いてくれます。

0325 フクジュソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑦フクジュソウ(キンポウゲ科)

花径3~4cmの黄花は、内側が少しくぼんで、パラボラアンテナのような形をしています。しかも花びらに光沢があるので、花の中心に光と熱を集め、虫たちを誘う構造になっているようです。葉はニンジンの葉と似ていますが、毒草です。「元日草」の別名があります。   (「花の草原」の近くで見られます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「メグスリノキ」の紅葉が見事です。

投稿日:2016年11月8日

1108 メグスリノキ紅葉1108 メグスリノキ紅葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メグスリノキ(ムクロジ科)の紅葉

高さ10mにもなる落葉高木。樹皮を煎じて洗眼に用いたのでこの名です。対生する葉は三出複葉で、小葉は5~10cmの長楕円形です(右写真)。春、枝先に付く白色花は余り目立ちませんが、秋は見事に紅葉します(左写真)。よく見ると葉柄などに細かい毛が密生します。    (「マグノリア通り」などに見られます。)

 

 

 

1108 コナラ黄葉1108 コナラ黄葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コナラ(ブナ科)の黄葉

高さは20mにもなる、クヌギと並ぶ雑木林の代表種。互生する葉は倒卵形で鋸歯があり、短いがはっきりした葉柄があります(右写真)。秋には長さ2㎝ほどの長楕円形のドングリを付けます。葉は褐色になってしまうものもありますが、左写真のようにきれいに黄葉するものもあります。     (園のいたるところで見られます。)

 

 

 

1108 カラコギカエデ紅葉1108 カラコギカエデ黄葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラコギカエデ(ムクロジ科)の紅葉

寒い地方に自生するカエデて、少し高い山地では良く見かけます。雌雄同株で、一つの花に雄花と両性花が混じります。葉は原則3裂するようですが、全く裂けない葉も結構多いようです。通常はプロペラの翼果をたくさん付けますが、今年はとても少ないです。     (「薬草コーナー」手前などに見られます。)

 

 

 

1108 エノキ黄葉1108 エノキ黄葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エノキ(アサ科)←ニレ科の黄葉

関東以南の暖地に多い落葉高木。互生する葉は左右非対称のゆがんだ卵形で、縁の上半分には鋸歯がありますが、下半分は全縁と言う特徴のある葉です(右写真)。ツヤのある黄葉がとてもきれいです。国蝶「オオムラサキ」の幼虫の食樹としても知られています。    (「ログハウス」前などに見られます。)

「カエデの森」が見頃です。

投稿日:2016年11月1日

「友好姉妹都市の庭」のログハウス近辺が「カエデの森」です。赤や黄色に染まったカエデの仲間が今、見頃です。

 

1030 カエデの森紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カエデの森」入口付近…中央の紅葉は「ヤマモミジ」、右手の黄葉は「カジカエデ」、左手黄葉は「チドリノキ」と、この他にも様々なカエデの仲間が色を競っています。

 

 

 

1030 トウカエデ黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カジカエデ(ムクロジ科)の黄葉

知名度は低いのですが、カナダの国旗の葉と似ている、葉の形が美しい大型のカエデです。紅葉は黄色が多いのですが、日当たりが良い場所では橙色~赤色を帯びます。カエデの仲間ですので葉は対生し、翼の付いた種子を対で付けます。     (「カエデの森」などに見られます。)

 

 

 

1030 チドリノキ黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チドリノキ(ムクロジ科)の黄葉

カエデの仲間ですが、本種の葉は掌状に深裂しないで、まるでサクラか何かの様な葉の形です。しかし、葉が対生するや翼の付いた種子を対で付ける特徴は、しっかり具えています。本種は紅葉せず、黄葉するのも特徴です。   (「カエデの森」に見られます。)

 

 

 

1030 イロハモミジ全景1030 イロハモミジ紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イロハモミジ(ムクロジ科)の紅葉

低い山地に普通に見られ、ヤマモミジや太平洋側に多いオオモミジは本種の変種と言われています。葉は掌状に5~7深裂し、各裂片は広披針形で先が鋭くとがり縁は重鋸歯になっています。翼果が葉の上にできることも特徴の一つのようです(右写真)。写真でも分かるように、紅葉はとても鮮やかです。     (「カエデの森」などに見られます。)

 

 

 

1030 オオカメノキ冬芽0424 オオカメノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオカメノキ(レンプクソウ科)の冬芽

和名は、葉の形が大きな亀の甲羅に似ている事からで、花は右写真のような白いガクアジサイの様な花が咲きます。今、見られる冬芽は、真ん中の丸いものが花芽で、万歳している手のようなものは葉芽です。ユニークな冬芽を見て、「ウサギ」や「宇宙人」の姿をぜひ想像してみてください。   (「薬草コーナー」近辺、「スワンヒルの庭」近辺などに見られます。)