観察日記

上品なツツジ…「シロヤシオ」

投稿日:2016年5月5日

5.02 シロヤシオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロヤシオ(ツツジ科)

花が真っ白で、とても清楚な感じのするツツジです。太平洋側の山地に自生します。花は広い漏斗型で先は五裂し、花弁の上面に緑色の斑点があります。葉が五枚輪生で出るので、“ゴヨウツツジ”とも言われ、皇室の「愛子様のお印」になっています。     (「ロックガーデン」や「ツツジの丘」に見られます。)

 

 

 

5.02 トウゴクミツバツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トウゴクミツバツツジ(ツツジ科)

葉が開く前に、紅紫色の花を横向きに開きます。関東の山に多く見られ、枝の先に葉を三枚輪生させるので“トウゴクミツバツツジ”です。ムラサキヤシオと似ていますが、葉の数と、萼筒が粘る点が違います。    (「ツツジの丘」や「ロックガーデン」で見られます。)

 

 

 

5.04 ツバメオモト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバメオモト(ユリ科)

ヒマラヤや北米などに5、6種あり、日本には1種が生育しています。巻き込むように生えた葉の中心から花茎を立ち上げ、まばらな総状花序を付けます。花は白色ですが、花後にできる液果は球状で、見事な藍色に熟し、目を楽しませてくれます。  (「深樹の小径」に見られます。)

 

 

 

0504 ニワトコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニワトコ(レンプクソウ科)←スイカズラ科

山形では、若葉を山菜として食べます。2~4対の小葉を持つ複葉が開くと、房状の花序を出し、クリーム色の小さな花をたくさん咲かせます。5月の末頃には果実は熟し始め、美しく赤熟します。    (「ひょうたん池」の西側などに見られます。)

 

 

 

5.04 ツルシキミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルシキミ(ミカン科)

幹の基部が地上を這う、高さ50㎝に満たない小低木。葉は長楕円形で革質、表面は光沢があり、裏面には透明な油点があります。枝先にできる円錐花序に、淡紅白色の小花を密に付けます。果実は冬に赤く熟します。   (「マグノリア通り」に見られます。)

世界で一つだけの花…「ミヤマカスミザクラ」

投稿日:2016年5月4日

5.01 ミヤマカスミザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマカスミザクラ(バラ科)

ミヤマザクラとカスミザクラが自然交配し、新種と認められた本園に一本だけあるサクラ。世界でも一本です。花弁の先が二つに裂けている点はカスミザクラから、花柄が枝分かれする点はミヤマザクラから受け継ぎました。この他にも親から受け継いだ特徴があります。全体に白っぽい、清楚な花です。    (野草園を入ってすぐ、幟旗が案内します。)

 

5.10 ラショウモンカズラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラショウモンカズラ(シソ科)

林下等に生育し、シソ科にしては大きい4~5㎝の長さの花を付ける多年草。紫色の花色は、羅生門で切り落とされた鬼の腕に例えられ、和名が付いたと言われます。とすれば、腕を斬られた鬼は青鬼だったのでしょうか。   (「ひょうたん池」西側に見られます。)

 

 

 

5.08 チングルマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チングルマ(バラ科)

とても華奢に見えますが木本です。今は白い五弁花を見せて楽しませてくれていますが、花が終わり、実を結ぶようになると、種子から生えた多数の羽毛状の毛が車状になって、また楽しませてくれます。この車状の様子を稚児車に例えて、和名が付いたようです。

 

 

 

5.04 ウラシマソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウラシマソウ(サトイモ科)

マムシグサを知っている方は、同じように見えるかもしれませんが、本種は仏炎苞に包まれた、内側の肉穂花序の先端が付属体となって釣り糸状に長く伸びています。この様子から、浦島太郎の釣りが連想され、和名の起源になっています。   (「ひょうたん池」西側に見えます。)

 

 

 

5.04 モミジイチゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モミジイチゴ(バラ科)

山野の藪の中に、径4~5㎝の白い五弁花を咲かせています。茎や葉にもトゲが目立ちます。卵型の葉は3~5裂してモミジの葉と似て、果実は黄色に熟すキイチゴになるので「モミジイチゴ」です。 ジャムや果実酒に利用する美味な山のデザートです。  (「ひょうたん池」西側に見られます。)

 

 

0501 ユキヤナギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキヤナギ(バラ科)
地面の際から幾本にも枝垂れて、五弁の雪白の小花を枝全体に付けます。その枝ぶりと花の様子から和名が付きました。中国原産という説もありますが、日本原産と考えられており、国産種は絶滅が危惧されています。   (「吉林の庭」に見られます。)

新緑の中の霞…「カスミザクラ」

投稿日:2016年5月1日

5.01 カスミザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスミザクラ(バラ科)

全国の山地に生える落葉高木。オオヤマザクラに遅れて、葉の展開と同時に花を開きます花はほとんど白色に近く、花柄は有毛、萼筒はほとんど無毛です。五弁の花は径2、3cmと小さめです。その花の咲く姿が、周りの新緑と重なって霞んで見えるので、この名が付いたということです。     (園内のあちらこちらで咲いています。)

 

 

 

0424 センダイシダレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センダイシダレ(バラ科)

樹高は3~7m程の枝垂桜で、仙台の公園にあったものが京都へ移植され、名前が付きました。弓なりに下に曲がった枝に、径3㎝ほどの白~淡紅白色の一重の5弁花を付けます。一房に付く花の数は3、4輪で、花弁の先には切れ込みがあります。     (「吉林の庭」に見られます。)

 

 

 

5.01 ヒトリシズカ (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒトリシズカ(センリョウカ)

山地の林下等に生える、高さ20~30cmの多年草。向い合せに二組、合計4枚の艶のある葉の上に白いブラシ状の花を付けます。ただし、花のように見えるのは雄しべで、花弁はありません。“静御前”が一人で舞っている姿を連想してつけられた名です。   (「クリンソウの谷」の西側や、山道の林下に見られます。)

 

 

 

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スミレサイシン(スミレ科)

北海道~本州の日本海側に見られる多年草。日本のスミレの中では、最も大きな葉を付け、その葉がウマノスズクサ科のサイシンに似ているので、この名です。花もスミレの仲間としては大きく、3㎝ほどになります。大きな株になると、ちょっとしたブーケにも見えます。    (「東トイレ」へ向かう杉林の中に見られます。)

 

 

 

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カッコソウ(サクラソウ科)

根際から生える葉は幅の広い円形で、表面にしわがあるのでサクラソウの仲間と分かります。20㎝の茎先に、径2、3㎝の紅紫色の花を輪状に1~3段付けます。クリンソウに似ていますが、葉の形と“勝紅草”と言われるほどの紅色の濃さが違います。でも、たまに白花もあるそうです。    (「ハーブ園」の近くの林下に見られます。)