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観察日記

まるでブドウのような赤い実…イイギリ

投稿日:2015年11月13日

11.11 イイギリ果実 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イイギリ(イイギリ科)の果実

高さ15mにもなる落葉高木。互生する葉は、長さは10~20cmの卵心形で葉柄が長く、これで飯を包んだのが名の由来とされています。雌株にできた径1cm程の球果は、ブドウの房のように集まって赤く熟しますが、苦くてまずい実です。     (「スワンヒルの庭」の東側に見られます)

 

 

 

10.28 カリン果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリン(バラ科)の果実

中国原産で、古くに日本に伝わりました。樹皮がはがれ、雲紋が見えるのが特徴です。果実は15㎝ほどの大きさで、強い芳香があり、果実酒などに利用します。だだ、果実自体は木質化し、渋みがあるので生食はできません。     (「薬草コーナー」などに見られます)

 

 

 

11.11 オトコヨウゾメ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オトコヨウゾメ(スイカズラ科)の果実

高さ2m程の落葉低木。卵形の葉は紅葉がきれいですが、乾くと真っ黒になるのが特徴です。ですから、美しいからと言って栞にして本に挟んでおくと真っ黒になります。ヨウゾメとはガマズミの事で、実が苦くて食べられないので“男”とつきました。花は径1㎝に満たない淡桃色の5裂花です。     (「クリンソウの谷」西側に見られます)

 

 

 

11.11 ガマ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガマ(ガマ科)の果実(穂)

湿地に生える、高さ2m程の多年草。童話「因幡の白ウサギ」で、赤裸にされたウサギに付けて痛みを和らげた、あの綿毛の植物です。葉は細く長く厚いので、編んでムシロなどに利用されます。円柱形の花穂の下半分が雌花で、写真の様に綿毛を付けた種をビッシリと集めています。やがて風に乗って飛散しますが、その数は30万個とも言われます。     (「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫色の冬芽が見えます…ザゼンソウ

投稿日:2015年11月11日

11.05 ザゼンソウ冬芽4.08 ザゼンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザゼンソウ(サトイモ科)の冬芽と来春咲く花

雪が解けると、右写真のような紫色の花(正しくは肉穂花序を包む仏炎苞)が咲き出します。今、その暗紫色の花の芽がチラッと見えています(左写真)。ザゼンソウは、花が咲いてから葉が伸びてきます。まだ春の寒いうちに顔を見せてくれますが、「自ら発熱し、雪を解かす」と言われている植物です。     (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

 

11.05ミズバショウ冬芽11.11 ミズバショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズバショウ(サトイモ科)の冬芽と花

ザゼンソウに対して、少し遅れて咲くミズバショウは、今、緑色の葉が見えています(左写真)。雪が解けると葉が伸びて、葉間中央から右写真のような純白の花(仏炎苞)を見せてくれます。仏炎苞の中にある円柱状のトウモロコシのようなものが、小さな花が多数集まった花序です。最盛期(ゴールデンウィーク頃)には、ミズバショウザゼンソウが1万株(推定)ずつ咲き誇ります。       (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

 

11.05 ヤマボウシ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマボウシ(ミズキ科)の冬芽

初夏にハナミズキにそっくりな花を咲かせる本種。4枚の花弁に見える総苞片は、やがてピンクに変わり、サクランボ大の果実を付け、秋には紅葉も楽しませてくれました。今、来る春に向けて冬芽ができ始めています。ごく小さなタマネギ形のものが花芽、とんがっているのが葉芽です。      (「大平沼」周辺に見られます)

 

 

 

11.05 ハンノキ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンノキ(カバノキ科)の冬芽

湿地を好み、「ミズバショウの谷」などに多数生育している樹木。今年できた果実は深緑色昨年のものは黒いマツカサのようになって残っています。花期は冬なので、今は円柱状の雄花と、その基部に楕円形の小さな雌花の花芽がもうできています。        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今だから見られる“サンゴ?”…「クマノミズキ」

投稿日:2015年11月8日

7.02 クマノミズキ11.05 クマノミズキ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマノミズキ(ミズキ科)の果実と果柄

高さ10mにもなる落葉高木。初夏に、枝先に葉より高く白い小花の散房花序(左写真)を付けていましたが、5mm程の果実が黒く熟した今、果柄・果序枝が赤くなりまるで“サンゴ”のようです。黒い実とのコントラストも見事です。    (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

 

11.05 トチノキ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキ(トチノキ科)の冬芽

何枚かの芽鱗に包まれて、表面には樹脂を出してトロトロと光っています。触ってみると強く粘ります。この冬芽は2~4㎝と大きく、花序と葉を含む混芽です。脱落した葉痕も大きく、馬の蹄に見立て、この花を「馬栗」とよぶそうです。      (「野草の丘」などに見られます)

 

 

 

4.12 キタコブシ11.07 キタコブシ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キタコブシ(モクレン科)の花と冬芽

春先に、モクレンに似た花を横向きに咲かせていました(左写真)。果実が落ちた枝をよく見ると、まるで白い毛皮をまとったような冬芽を見つけることができます。冬芽の付け根に小さな葉芽が1つあるのが、コブシの特徴です。    (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

 

11.05 タムシバ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タムシバ(モクレン科)の冬芽

前述のキタコブシの冬芽にそっくりですが、花芽の付け根に葉芽がありません。そして、少し離れたところに付いている葉芽は小さくて、毛に覆われていません。花や葉を噛むと甘い香りがする植物です。    (「ロックガーデン」などに見られます)