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観察日記

秋の名を付けた花?…「コスモス」(秋桜)

投稿日:2015年9月6日

9.05 コスモス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コスモス(キク科)

メキシコ原産の一年草。茎の高さは1.5~2mになります。葉は対生し、羽状に分裂し、裂片は線形です。分枝した枝の頂に径6cm程の美花を盛んに開きます。色は白色、淡紅色、深紅色と多彩です。頭花は、8個の舌状花が周囲に並び、中心の目立たない黄色の筒状花が結実します。「コスモス」は、学名の属名の日本語読みで、花が美しいことを意味します。     (「花の草原」などに生育)

 

 

 

9.05 キバナコスモス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キバナコスモス(キク科)

メキシコ原産の1年草で、昭和になってからようやく一般化しました。茎の高さは40~60cm。長い柄の先に、径6㎝ほどの大型の花を1つ付けます。コスモスとよく似た花は濃橙黄色で、舌状花の先端には数個の切れ込みがあります。コスモスより背丈が低く、開花は早いようです。和名は、黄花を開くコスモスの意味です。   (「友好姉妹都市の庭」に生育)

 

 

 

9.06 ヤブツルアズキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブツルアズキ(マメ科)

いたるところの原野の草地に生える一年生のツル状草本。全体に粗毛がまばらに生えます。茎はツルになって、葉は互生し、長柄のある三出複葉です。葉腋から出た花序軸に付く黄花がユニークで、旗弁は円形で直立し、その下に他の花弁を抱き竜骨弁は2枚が合着して、らせん状に曲がる形となっています。雄しべも雌しべも竜骨弁に挟まれて同様に曲がります。写真では花の下の方に、ササゲのような果実が見えます。      (「学習センター」の植え込みに見られます)

 

 

 

9.05 ニラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニラ(ユリ科)

多くは畑に栽培されますが、山野に時に野生化する多年草です。料理に使うこの草は、写真のような可憐な花を咲かせます。30~40cmの高さの茎の先端に、通常は半球状の散形に白花を付けますが、条件によっては写真のようにパラッとした形に花を付けます。純白な6弁花は径6~7mmで平らに開きます。      (「友好姉妹都市の庭」に見られます)

 

 

 

 

 

今は一輪しか見られない貴重な「キレンゲショウマ」

投稿日:2015年9月5日

9.04 キレンゲショウマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレンゲショウマ(ユキノシタ科)

本園では、「ロックガーデン」の登り口の林下に数株生育していますが、開花は1輪だけのようです。環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧Ⅱ類に登録されている稀少種です。草丈は80cm程で、レンゲショウマに似た花ということで名が付いたようですが、実際は余り似ていません。筒状の5弁花は肉厚で長さ6cm程、下を向き平開はしません。

 

 

とても地味なキク科の花です。

9.04 センダイトウヒレン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センダイトウヒレン(キク科)

林内などに生育する、草丈40~70cmの多年草。茎に狭い翼があり、茎頂に散房状の頭花(径2~3㎝)を多数つけます。総苞にはクモ毛があることも特徴です。淡紅色の花は筒状花よりシベ柱が長く突き出して見えます。和名は、仙台が基準産地のためです。       (「クリンソウの谷」の西側に生育)

 

 

面白い果実を2つ紹介します。

9.04 ツクバネソウ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツクバネソウ(ユリ科)の果実

林内などに、草丈20~30cm、葉身が10cm程の大きな4枚葉を付け、中心に淡黄緑色の目立たない花を付けていた本種ですが、今、その花後に写真のような“羽根つき”の羽根そっくりな実を付けています。黒紫色に熟した径1cm程の球果、膨らんで残った赤い花糸は、まるで“ツクバネ”そのものです。    (「深樹の小径」に生育)

 

 

 

9.02 キンミズヒキ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンミズヒキ(バラ科)の果実

園内の道路の端など、あちこちに黄色い小さな動物の尻尾のような花を付けていましたが、花後に写真のような果実がたくさんできています。見た通り、円錐形の果実は径3mm程で、萼筒の縁にあるトゲで衣服や動物の毛に付いて遠くに運ばれます。山形で言う、いわゆる“泥棒草”の一つです。      (園内のあちこち)

 

 

 

 

何段にも花を付ける…エゾリンドウ

投稿日:2015年9月4日

9.02 エゾリンドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾリンドウ(リンドウ科)

本州福井県~北海道に自生し、山地帯の草地や湿地の周辺に生える多年草。草丈は30~80cmになり、葉は対生ですが、時には輪生となります。茎頂だけでなく何段かの葉腋にも、長さ4cm程の筒状鐘型の花を、5~20個付けます。青紫色の花は、斜開あるいはやや平らに開きます。     (主に「ミズバショウの谷」に生育)

 

 

 

9.02 リンドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンドウ(リンドウ科)

九州から本州の山野に普通に見られる、高さ60cm程の多年草。前述のエゾリンドウに比べて、花が平らに大きく開き茎頂には5,6個固まって付きます。特徴として、下部の葉腋には花は付かないようです。花色は紫色が普通で、白色のものは“ササリンドウ”と呼ばれます。     (「ヤマブキロード」入口付近の林縁に生育)

 

 

次は、開花を待っている方が多い花です。

9.02 サクラタデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラタデ(タデ科)

水辺に可憐なピンクの花をのぞかせてくれる多年草。草丈は50~70cmで、枝分かれの少ない、節のある茎を立てます。穂状の花はよく見ると、5mmほどの花冠が5裂していますが、花弁ではなく萼片です。それでもタデの中では比較的大きな花で、淡紅色の花がサクラのようにきれいなので「サクラタデ」です。“野草園のべっぴんさん”です。   (「ミズバショウの谷」などに生育)

 

 

 

9.02 アキニレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキニレ(ニレ科)

山地や平地に生える、樹高10mにもなる落葉高木。良く分枝した枝に小形の葉を互生しますが、革質で少し硬く、支脈が多数斜めに平行に走るのが特徴です。葉腋に淡黄色の小花を群がって付け、4裂した花被から突き出た長い雄しべと大きな葯が目立ちます。花後に、扁平な楕円形の翼果をもっさりと付けます。和名は、秋に花と実が付くからです。   (「友好姉妹都市の庭」などに生育)