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観察日記

美人の代表「シャクヤク」

投稿日:2015年6月4日

「立てばシャクヤク、座ればボタン、……」のシャクヤクが見ごろです。

6.02 シャクヤク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャクヤク(ボタン科)

中国原産。ボタンとそっくりですが、葉にボタンのような切れ込みはなく、高さ60~100㎝の多年生の草本です。萼片は5枚、花弁は10枚内外あります。園芸種が多く、本種は雄しべが弁化して八重咲きになっているようです。(花径は20㎝程)

 

 

 

5.29 カンボク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボク(スイカズラ科)

樹高が3m程になる、山地に生える落葉低木。枝先に、径20cm程のガクアジサイに似た花を付けます。周囲は5裂した白い装飾花で、中央は、雄しべと雌しべがある小さな両性花の集まりです。今、山肌を飾っている白い花の樹木は、本種がとても多いです。花後に赤い実をたくさん付けますが、鳥も食べません。

 

 

 

5.29 アヤメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤメ(アヤメ科)

水辺を連想しがちですが、アヤメは、やや乾燥した草原を好んで生育します(水辺を好むのはカキツバタなどです)。外花被片の基部に、黄色と紫色の網目模様があり、内花被片3枚は、直立します。

 

 

 

5.29 シライトソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シライトソウ(ユリ科)

山地の林内に生じる多年草。草丈は30cm程。茎を直立させ、5cm内外のブラシ状の花穂を付けます。よく見ると、白い糸のような花は6弁花で、その内の4片がとても長くなっています。秋田県~九州に自生する種で、本園では「ひょうたん池」の西側の林床に生育しています。

 

 

 

0622コメツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメツツジ(ツツジ科)

日本~朝鮮半島の亜高山に自生する落葉小低木。樹高は1mほどで、よく分枝した枝先に1~2㎝程の小さな葉を集めて付けます。和名は、この小さな葉を米粒に例えています。花は径1cm程の漏斗型の花を付けますが、花冠は5裂してラッパ状に開きます。

 

 

 

6.02 ヤナギトラノオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤナギトラノオ(サクラソウ科)

寒冷地の山地湿原に、まれに見られる多年草。草丈は60㎝程になり、葉は対生し、葉腋に黄色の小花からなる長さ2~3cmの総状花序(穂状花序)を付けます。葉がヤナギのような形で、花穂がトラノオに似ているのでこの名です。

賑やかに、白い花…「エゴノキ」

投稿日:2015年6月2日

6.02 エゴノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゴノキ(エゴノキ科)

日本全国の雑木林などに普通に生えている落葉性の小高木(高さ8~10mほど)。今年伸びた小枝の先端に、白い花を数個ずつ付けます(花冠は2.5cm)。枝は数多く分枝しているので、結果的にはとても賑やかな花の姿です。花後にできる果実は、すり潰して流し魚を麻痺させる漁に使ったり、石鹸の代わりに使ったそうです。和名は、果実がえぐい味だからです。

 

 

 

5.29 ヒオウギアヤメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギアヤメ(アヤメ科)

湿った草地などに生える多年草です。草丈は60~70cmで、茎先で枝分かれして花径8cm程の花を付けます。外花被片は3枚あり、アヤメと同様に網目模様が入ります平たい葉の重なり方が、お雛様が持つ檜扇に似ているのでこの名です。本園では「ミズバショウの谷}に生育しています。

 

 

 

0604サンショウバラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショウバラ(バラ科)

名の通り、葉がサンショウにそっくりで、花はバラに見えます。樹高は大きくても5mまで。小枝の先端に、径5~6cmになる淡紅色の5弁花を付けます。本園では「ロックガーデン」に生育しています。

 

 

 

6.02 エゾノチチコグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾノチチコグサ(キク科)

北海道などの高山の乾いた草地に生える多年草。本園では「ロックガーデン」に生育しています。草丈は5~25cm。葉にも茎にも白い毛が生えています。茎先に散房花序を出し、桃色の花を付けますが、花色には濃淡があるようです。また、花弁に見えるのは総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)です。(頭花は8~15mm)

 

 

 

5.29 フタリシズカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フタリシズカ(センリョウ科)

九州~北海道の少し暗い林床などに分布する、高さ30~60㎝の多年草。茎の先に数本(2本の場合が多い)の穂状の花序を出し、小さな米粒のような花を付けます。花には花弁も萼も無く、3個の雄しべが丸く子房を抱いています。輪生に見える葉は、段違いで対生しています。“フタリ”とは、静御前とその亡霊を表しているのだそうです。

 

 

 

6.02 イブキジャコウソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イブキジャコウソウ(シソ科)

本園の「ロックガーデン」に上っていくと、道の端っこにひっそりと咲いている紫の小花が本種です。草本ではなく小低木で、茎が地面を這って良く分枝します。鼻を近づけてみると良い香りがします。葉に腺点が多数あり、芳香成分を出すのです。伊吹山に多く、芳香を出すのでこの名です。シソ科らしく唇弁花(花径は5~8mm)です。