観察日記

アサギマダラを発見

投稿日:2014年6月10日

フジバカマの花はまだまだ咲かないこの季節に、「アサギマダラ」が来園していました。1頭だけですが、とまっているのは、やはりフジバカマの茎。好みの匂いでもするのでしょうか?

 

0610アサギマダラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アサギマダラ(タテハチョウ科)

翅の内側が白っぽく、黒い翅脈が走っています。この白い部分が淡青緑色で、名はこの色に由来します。10cm程の大きな蝶で、日本本土から台湾あたりまで“渡り”をすることで有名です。本園では、フジバカマの咲く時期に吸蜜する姿がよく見られます。

 

 

0610ノハナショウブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノハナショウブ(アヤメ科)

山野の草原や湿地に生える多年草で、ハナショウブの原種です。葉の幅が狭く、中肋(葉の中心の堅い筋)がはっきりしているのが特徴です。外花被片の中央の黄色い筋模様も特徴です。

 

 

 

 

 

0605ハクサンシャクナゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハクサンシャクナゲ(ツツジ科)

葉は割に厚く長楕円形で、基部が浅い心型になっています。葉の裏にはほとんど毛がありません。淡紅色の花の内側に淡緑色の斑点があるのが特徴です。枝先に10個内外の花が固まって咲くので、見ごたえがあります。

 

 

0605アブラツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アブラツツジ(ツツジ科)

中部地方以北の太平洋側に多い落葉低木。枝先に、壺型の緑白色の小さな花をたくさん垂らします。名は、葉の裏がなめらかで光沢があり、油を塗ったようであることに由来するようです。

 

 

0605ニワゼキショウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニワゼキショウ(アヤメ科)

芝生の中や道端に生え、本園では「吉林の庭」の池の周りなどに咲いています。茎の先に葉と同じような花序を出して、小さな6弁花を開きます。

 

 

0610オオハナウド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオハナウド(セリ科)

ハナウドが関東以西の山野生えるのに対し、本種は近畿地方以北に分布します。高さは1~2mにもなります。枝先に多数の白い小花をつけるその姿は、遠くからでもよく目立ちます

雨が似合う花

投稿日:2014年6月8日

真夏のような暑い日が去り、雨模様が続いています。野草園には雨が似合う花が咲いています。

 

0605スイレン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイレン(スイレン科)

野草園に入ってすぐ正面の「ひょうたん池」と「吉林の庭」の池に咲いています。水底の土中に根と茎を持ち、葉と花が水面に浮いています。夜には花を閉じ、明るくなるとまた開きます。

 

 

0608ムラサキツユクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキツユクサ(ツユクサ科)

葉は線形で長く、基部で茎を抱いています。茎の先に紫色の花を多数つけます。これも雨が似合います。

 

 

0608ヒオウギアヤメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギアヤメ(アヤメ科)

高層湿原や湿った草地に生える多年草です。の幅はアヤメに比べて広く、剣状をしており、桧扇状に重なるので、この名です。外側の花弁の根もとに紫の網目が入ることはアヤメの名の由来です。

 

 

0608シライトソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シライトソウ(ユリ科)

山地の木陰に生える多年草。根際の葉はロゼット状をしていますが、花茎には細い線形の葉をつけます。白い糸を束ねたような花の姿からこの名が付きました。

 

 

0608フタリシズカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フタリシズカ(センリョウ科)

以前から咲いていましたが、林内のあちこちで見られるようになりました。葉の上に白い米粒のような花を穂状につけますが、花穂が2個のものが多いので「ヒトリシズカ」に対して「フタリシズカ」です。よく見ると対生する葉が2組で、4枚輪生ではありません。

 

 

0608コゴメウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コゴメウツギ(バラ科)

葉は三角状の広卵形で、縁は羽状に中・浅裂します。花はほぼ円錐状につけます。ウツギに似た径・4,5mmの白い小さな花を、米粒にたとえて名づけられました。

 

 

 

花の草原に薄紫のベール

投稿日:2014年6月6日

本園の南東部にある“花の草原”では今、淡い青紫のベールのように咲いている花があります。それは……

 

06/02チョウジソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョウジソウ(キョウチクトウ科)

草地に生える多年草。茎は直立して上の方で枝分かれし、その先に多数の花をつけます。花は淡い青紫色で、下部は筒状になっています。横から見ると「丁」の字に見えるので「丁字草」という説と、香辛料のチョウジ(クローブ)に似た草だからという説があります。見た目に似合わず、毒を持っているそうです。

 

 

0604マルバダケブキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバダケブキ(キク科)

湿り気のある草地や林縁が好きで、本園では「ミズバショウの谷」の東側に咲いています。葉は長い柄があり、フキに似て腎円形です。黄色の花は周りに舌状花が10枚程度、中心には小さな筒状花がたくさん集まっています。

 

 

0604イソツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イソツツジ(ツツジ科)

他の植物が生きていけないような火山灰台地などに好んで生育します。本園では「ロックガーデン」に咲いています。葉は細く、小さな5弁花をたくさんつけます。

 

 

0602ヤマボウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマボウシ(ミズキ科)

山野に普通に自生する落葉高木ですが、ハナミズキに似た花を長く楽しめることや、食べられる果実が付くことなどから、庭木などにしている家庭も多いようです。花びらに見えるのは“苞”で、中心に淡黄色の目立たない小さな花が20~30個密集して付きます。まるいつぼみの集まりを坊主頭に、白い苞を頭巾に見立てた命名です。

 

 

0602ヤマオダマキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマオダマキ(キンポウゲ科)

日本各地の山中の草地に生える多年草。茎上に数個の花を下向きに開きます。花はオダマキに似ていますが、径3cm程度とややy小さく、紫褐色または黄色で、植物体にはまばらに軟毛が見られるようです。

 

 

0604サンショウバラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショウバラ(バラ科)

枝はよく分枝し、稲妻型に湾曲して、強いトゲがあります。花は淡紅色の5弁花で、葉がサンショウに似ているのでこの名が付きました。

 

 

0605イワヒゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワヒゲ(ツツジ科)

中部地方以北の涼しい所に分布する常緑の小低木です。世界的に見ると、イワヒゲの仲間は北極やヒマラヤに10数種知られ、寒帯と高山を代表する植物ということです。茎はひも状で、うろこ状の葉が密着しています。この葉をヒゲに見立てました。花は小さく、1㎝以内です。