観察日記
春と秋2回咲きます
投稿日:2012年10月20日
今年は遅く咲きました。
ジュウガツザクラ(バラ科)
コヒガンザクラの園芸品種で春と秋の2回花が咲きます。通常小木で、
樹皮は暗灰褐色、若枝、成葉、葉柄などに毛があります。葉は互生し、
倒披針形で質はやや厚いようです。花は淡紅白色で八重咲きです。
名は十月桜で、秋から開花するからです。秋に咲く花は小形です。
野草園では冬には休んで、また春に咲き始めます。
大きな亀の甲のような葉
オオカメノキ(スイカズラ科)
春、ガクアジサイに似た散房花序をだし、白色5弁の装飾花が
中央の小形の正常花を囲んでいます。果実は赤く熟し、のちに
黒く変わります。紅葉がきれいです。
ユズリハの積雪形です。
エゾユズリハ(ユズリハ科)
ユズリハの変種で日本海側の山地に多く生える常緑の低木です。
ユズリハに似ていますが、低くて小さい枝の多い低木で、葉も比較的
小さくて薄く、側脈も8~10対と少ないようです。5月頃前年の枝の上
部の葉腋に総状花序をだし、花弁も萼片もない花をつけました。果実は
黒みがかった藍色です。この葉を新年の飾りとするようです。