ヤマツツジ(ツツジ科)
北海道~九州まで全国に分布し、一番親しみのあるツツジです。全国にも二季咲きや四季咲きのツツジがあるようですが、本園の「ツツジの丘」でも2輪、3輪と、あちらこちらに花を咲かせています。
オオバクロモジ(クスノキ科)の冬芽と花
九州から本州の低山などに分布する落葉低木で、黄葉がきれいです。今、その葉は散り始めていますが、よく見ると枝先に冬芽(左写真)を見つけることができます。周囲の丸みのある芽は花芽、真ん中の尖っているのが葉芽です。 (「ツツジの丘」などに見られます)
葉芽と花芽の位置が逆のものもあります。
オオカメノキ(スイカズラ科)の冬芽と花
春には、右写真のようなガクアジサイに似た白い花を咲かせますが、冬芽はウルトラマン(ウサギちゃん等と言う方もいます)の様な独特の格好をしています。真ん中の丸い芽が花芽、両脇の尖っているのが葉芽です。 (「ロックガーデン」などに見られます)
シラキ(トウダイグサ科)の果実
「ロックガーデン」の登り口で、美しい紅葉を見せていた樹木です。樹皮が灰白色で滑らかなのでこの名です。一つの枝に付く葉の大きさがまちまちなのが特徴の一つです。花後にできた果実(写真)は、外皮が三つに割れ、中から虎斑のある径8mm程の種が現れます。割ってみると油分たっぷりで、香ばしい味です。