野草園からのおしらせ

甘い香り、そして、ソフトクリームのような形のトチノキの花

投稿日:2020年5月22日
3.みどころ情報

DSC_0414 DSC_0519

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキ(ムクロジ科)
甘い香りがして、ソフトクリームのような形になる花の集まり(花序)をつけます。ひとつの花序には百数十の花がついているようですが、ほとんどが雄しべだけをもつ雄花で、雄しべと雌しべをもつ両性花はわずかです。ですから全部実になる心配はありません。そうなったら重くて枝が折れてしまいますから。 一つ一つの花の中が黄色い時は蜜も花粉もあるから虫を誘っている目印、赤くなったら花粉も蜜もおしまいで虫には別の花に行ってもらう目印とか。不思議です。(「中央広場」などで見られます)

 

 

 

DSC_0012 DSC_0364

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジ(マメ科)
「藤の花房」は、山形第二小学校のシンボル・校章になっています。1894年の山形市南部の大火事の際、校庭にあった藤の古木が校舎類焼の危機を救ったというエピソードがあるようです。校歌の歌いだしも、~♪紫の藤の花ぶさ咲きかおる♪~また、「花ふじ」は、山形出羽小学校の校章にもなっています。ひとつひとつの花の神秘的な美しさと、花房になったときのいっそうの美しさをひとりひとりの子どもの個性とまとまったときの美しさに例えているようです。どちらも素敵です。(「クリンソウの谷」の藤棚で見られます)

 

 

 

チョウジソウ P5184536

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョウジソウ(キョウチクトウ科)
やさしい青色が美しい花です。花の下のほうが筒状になり、上のほうが平らに広がっているので、横から見ると“丁の字”に見える。これが名前の由来の一説です。 マグノリア通りで、近くにホタルカズラ(5/17観察日記掲載)が咲いていますが、花の青色の違いを楽しんでみるのもいいでしょう。(「マグノリア通り」などで見られます)

 

 

 

DSC_0841ミツバウツギ P5113740

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバウツギ(ミツバウツギ科)
山形では、若葉を食する《ナンマイ》として知られています。今、白い花が満開を迎えており、園内いたるところで爽やかな感じを受ける花を咲かせています。小葉が三枚、幹の中が中空の空木(ウツギ)で、この名前がつきました。(「クリンソウの谷」の西側などで見られます)

 

 

 

エビネ P5184689

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エビネ(ラン科) (ジエビネ)
漢字で書くと《海老根》。地下の球根が海老の背中のようにみえることが名前の由来です。でも、掘ってみなければわかりませんから、ランの仲間の花を楽しんでください。 (「ミズバショウの谷」の東側の杉林などで見られます)

 

 

 

DSC_0992 DSC_0422

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンソウ(サクラソウ科)

クリンソウが大きく成長し、見ごろになってきました。五月下旬、山形市野草園の主役です。幾段にも花がついたクリンソウを横から撮影するのもよし、また、上から撮影し《打ち上げ花火》のような写真を撮るのもいいでしょう。6月上旬まで楽しめます。